無線LAN機能

Q0
「無線同期撮影」とはどのような機能ですか?
A0
1台のカメラを親機として、最大で6台のカメラを子機として無線LANで接続し、同時に撮影できます。
撮影などのカメラの操作は、タブレット端末で行います。この機能を使用するには、タブレット端末に
専用アプリSynchroShot”をインストールする必要があります。
専用アプリ“SynchroShot”は、Google Playで“SynchroShot”を検索して、タブレット端末などに
インストールしてください。


お使いのタブレット端末に専用アプリ“SynchroShot”をインストールする:
1. “Google Play”を開く
2. 検索フィールドに“SynchroShot”と入力する
3. “SynchroShot”をインストールする


親機の操作:
1. モードダイヤルを【P】(プログラムオート)にする
2. 【MENU】を押す
3. 左キーを押し、上下キーで“ REC MENU”タブを選んで右キーを押す
4. 上下キーで“無線同期撮影”を選び、【SET】を押す
5. 左右キーで“親機モード”を選び、【SET】を押す
   ・カメラにSSIDとパスワードが表示されます。


子機の操作:
1. モードダイヤルを【P】(プログラムオート)にする
2. 【MENU】を押す
3. 左キーを押し、上下キーで“ REC MENU”タブを選んで右キーを押す
4. 上下キーで“無線同期撮影”を選び、【SET】を押す
5. 左右キーで“子機モード”を選び、【SET】を押す
6. 上下キーで親機のSSIDを選び、【SET】を押す
7. 親機の画面に表示されているパスワードを入力する
    左右キーで変更したい値にカーソルを合わせます。
    上下キーで値を変更します。
    ・前回接続した親機に接続する場合は、パスワードを入力する必要はありません。
8. パスワードを入力したら、左右キーで“決定”を選び、【SET】を押す
    親機との接続が開始されます。


タブレット端末の操作:
タブレット端末での操作は、すべてのカメラ(子機)を親機に接続してから行ってください。
1. “SynchroShot”を起動する
    ・初めてアプリを起動したときは、ソフトウェア使用許諾契約が表示されます。
      内容を確認して“同意する”をタップしてください。
2. “アクセスポイントを選択”をタップする
    ・親機のカメラと初めて接続する場合は手順3に進んでください。一度接続したこと
      があるカメラと接続する場合は、自動的にカメラと接続され、「接続しました」と表示
      されます。手順5に進んでください。
3. 親機のカメラのSSIDをタップする
4. 親機の画面に表示されているパスワードを入力し、“接続”をタップする
5. “戻る”をタップする
    親機に接続されているカメラのプロフィール画像がタブレット端末に表示されます。
6. 無線同期撮影したいカメラを選ぶ
    ・1台目のカメラを選ぶときは、カメラのプロフィール画像を長押ししてください。
      2台目以降はタップするだけで選ぶことができます。
    ・選んだカメラの背景が水色に変わります。
    ・親機モードに設定したカメラは、常に左上に表示されます。
    ・選んだカメラのプロフィール画像を再度タップすると、選択を解除できます。
    ・カメラ1(親機)は必ず選んでください。カメラ1(親機)を選んでいない状態では、       無線同期撮影を開始できません。
    ・カメラは7台まで選ぶことができます。
7. 無線同期撮影したいカメラをすべて選んだら、“完了”をタップする
    無線同期撮影画面に切り替わり、接続しているカメラのプロフィール画像が表示されます。
    ・カメラのプロフィール画像をタップすると、そのカメラに写っている映像が表示されます。


撮影条件を指定して撮影する:
1. “撮影モード”をタップし、使用したい撮影モードをタップする
2. 静止画サイズなどの各撮影設定項目ボタンをタップして、全カメラ共通の撮影条件を設定する
    ・手順1で選んだモードによって、設定できる項目が異なります。
    ・ズームの倍率を変更するには、変更したいカメラのプロフィール画像をタップして、“W”“T”をタップ
      してください。ズーム操作が完了したら、再度タップしてプロフィール画像を表示してください。
3. “撮影条件設定”をタップして撮影条件を設定する
    ・“撮影条件設定”メニューでは、カメラごとに条件を指定できます。
4. 撮影条件の設定が完了したら、“戻る”をタップする
5. “同期開始”をタップする
    ・子機の台数や設置状況、または使用環境などにより同期が完了するまでに時間がかかることがあります。
6. “空シャッター”をタップする
    各カメラの遅延時間を計り、撮影の準備が完了します。
    同期が完了した後、10秒経過すると撮影が終了します。10秒の間に “空シャッター”をタップしてください。
7. “シャッター”または“撮影開始”をタップして撮影を開始する
    “空シャッター”をタップしたあと、10秒経過すると撮影が終了します。10秒の間に“シャッター”または
    “撮影開始”をタップしてください。
    ・動画の撮影をやめるには、“撮影終了”をタップしてください。
    ・高速連写の撮影モードのときに“パスト連写枚数”を“0”以外に設定すると、“パスト開始”ボタンが
      有効になります。“パスト開始”ボタンをタップすると、パスト連写を開始します。
      パスト連写は10秒経過すると終了します。
8. “同期終了”をタップして、無線同期撮影を終了する
    ・同じカメラを使って、撮影設定を変更せずに撮影を続ける場合は、手順5~8を繰り返してください。
    ・撮影を終了する場合は、“戻る”をタップして、カメラとの接続を解除してください。
    ・通信環境によっては撮影が失敗することがあります。


同期撮影の制限について:
 ・親機を含め最大7台の接続が可能です。
7台接続時の親機と子機の距離は、約2.5mまでが目安となります。
注記)
-子機の台数や設置状況、また、使用環境などにより通信距離は変化します。
-カメラに写っている映像を表示できる通信距離は、カメラの操作ができる通信距離よりも
短くなる場合があります。
-カメラの向きや位置を少し変化させると通信距離が多少伸びる場合があります。
-同期完了までの時間は、接続する台数や通信状況で異なります。5分以内に同期完了しない場合、 接続エラーになります。
 ・同期の精度は約1/2000秒です。ただし、使用環境によって変化する場合があります。
 ・CMOS撮像素子の特性上、ローリングシャッターの影響により、1フレームの中でも画面の上部と下部では
撮影タイミングが異なるので、動きの速い被写体が歪むことがあります。

参考
 ・無線同期撮影では、撮影ごとにフォルダーが新規で作成され、撮影した画像が各カメラのそのフォルダー
に保存されます。作成できるフォルダーの数には上限がありますので、ご注意ください。
 ・撮影した画像をタブレット端末などに送りたい場合は、「スマートフォンへ送る」機能を使用してください。
なお、この機能を使用するためには、タブレット端末などに専用アプリ「EXILIM Remote」をインストール
する必要があります。
 ・1回の撮影で各カメラで撮影した画像は、同じ番号のフォルダーに、同じファイル名で保存されます。
 ・無線同期撮影時は、カメラでフォーマットした十分に空き容量がある同じ状態のメモリーカードを、 撮影するすべてのカメラに使用することをおすすめします。
 ・この機能での撮影では、以下の機能を使用できません。
手ブレ補正、超解像ズーム、デジタルズーム、コンティニュアスAF、風音低減、AF補助光、タイムスタンプ、 セルフタイマー、フラッシュ
 ・この機能での撮影では、以下の設定に固定されます。
静止画画質:標準
ISO感度上限:オート
HSシーン撮影:切
 ・以下の子機の設定内容は、常に親機の設定に変更されます。
日時設定、ワールドタイム
 ・以下の機能を変更したい場合は、無線同期撮影を開始する前(無線LANで接続する前)に各カメラで
設定してください。
フォーカス方式、顔検出、AFエリア、ピントの調整、ライティング、シャープネス、彩度、コントラスト、 メイクアップレベル、液晶設定、操作音
 ・無線同期撮影中は、カメラでメニュー項目などの設定を変更することはできません。
 ・無線同期撮影時は、設定項目の内容によっては、他の設定項目の値が変化したり、設定できないことが
あります。
 ・無線同期撮影では動画に音声は記録されません。

アンケートへのご協力をお願いします。

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