ネットワーク

Q1
プリンタのIPアドレスの設定(変更)方法は?【CP-NWIO6】
A1
対応OS: OSとの関連性はございません
LANボードをネットワーク(TCP/IP)環境で使用する場合には、そのネットワーク環境であらかじめ定められているIPアドレスを設定する必要があります。IPアドレスは、お客様のシステム管理者によって管理されている内容ですので、IPアドレスの設定にあたっては、システム管理者の了承のもとに行っていただく必要があります。

ここで取り上げている型番のLANボードでのIPアドレスの設定は、LANボード上のディップスイッチにて行います。LANボードの型番によるディップスイッチの箇所は下記のLANボードのイラストに示す通りとなります。



< 注意 >
LANボードを上記のように見ていただくと、ディップスイッチ(DSW)は左から順にDSW4→3→2→1となり、DSW4がIPアドレスの1桁目、DSW3がIPアドレスの2桁目となり、DSWが4桁目となります。

例)割り当てられたIPアドレスが、「130.10.10.90」の場合、下表に示すような設定となります。



【 解説 】”IPアドレスの1桁目が「130」の場合”
1. まず「130」を下記変換表に従い、16進に変換します。
16進に変換すると「82」になります。
2. 次に「82」を下記変換表に従い、2進に変換します。
「8」が「1000」、「2」が「0010」となります。
3. 「10000010」となりますので、「1」となっている1番目、7番目のスイッチを上にします。

【10進→16進変換表】

【16進→2進変換表】

【設定したIPアドレスの確認方法】

IPアドレスが正しく設定されているかどうかは、LANボードからセルフプリントを出力させることにより確認することができます。

1. プリンタの電源をOFFにします。
2. LANボード上の「J9」となっているジャンパスイッチを「J10」の位置にします。

(「J9」の位置は上記LANボードのイラストを参考にしてください。)
3. LANボードをプリンタ本体の拡張インターフェイススロットに装着します。
4. HUBに接続された10BASE-TケーブルをLANボードに接続します。
5. プリンタ本体の電源をONにします。
6. 暫くすると、プリンタ本体のデータランプが点灯し、下記のようなセルフプリントが出力されます。

セルフプリントの出力を確認した後は、プリンタの電源をOFFにし、J10のスイッチは必ず元のJ9の位置に戻してください。

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