ネットワーク

Q5

WindowsNT4.0環境でTCP/IPネットワーク印刷の設定方法は？

A5

対応OS：

WindowsNT4.0環境では、「Microsoft TCP/IP印刷」により、TCP/IP接続されたプリンタに対しリモート印刷を行うことができます。WindowsNT4.0環境で「LPR Port」を利用した印刷を行う場合、あらかじめポートを作成する必要があります。

＜注意＞
WindowsNT4.0環境で、TCP/IP印刷を行うには、NT4.0にネットワークサービスとして「Microsoft TCP/IP印刷」をインストールする必要があります。
詳しくは、WindowsNT4.0オンラインヘルプをご覧ください。

1.	WindowsNT4.0を起動し、ユーザーグループ「administrators」に属するユーザー名でログインします。

2.	「スタート」メニューから「プリンタ」を選択し、プリンタフォルダを開きます。

3.	TCP/IPネットワーク印刷を行いたいプリンタのプロパティを開きます。

4.	プリンタプロパティより「ポート」タブをクリックします。続いて、【ポートの追加】をクリックします。

5.	【プリンタポート】の画面が表示されますので、「利用可能なポートの種類」から「LPR Port」を選択し、【新しいポート】をクリックします。＜注意＞「LPR Port」は、「Microsoft TCP/IP印刷」をインストールしていないと表示されません。表示されていない場合は、先に「MicrosoftTCP/IP印刷」をインストールしてください。「Microsoft TCP/IP印刷」のインストールは、「コントロールパネル」の「ネットワーク」→｢サービス｣タブより行います。

6.	「LPR互換プリンタの追加」の画面が起動しますので、【次へ】をクリックします。 ●「lpdを使用しているサーバーの名前またはアドレス」 →プリンタのIPアドレスを入力します。 ●「サーバーのプリンタ名またはプリンタキュー名」 →「presto0」と入力します。（必ず小文字で入力してください。）両方の入力が終了したら、【OK】をクリックします。

7.	「プリンタポート」画面へ戻りますので、【閉じる】をクリックします。

8.	プリンタプロパティの画面へ戻りますので、設定したポートが登録され、設定されていることを確認してください。追加されたポートが「*...*:PRESTO0」となっていることを確認してください。尚、「presto0」は小文字で入力しても、大文字で表示されます（小文字で設定されています）のでご注意ください。

9.	【スケジュール】タブをクリックします。＜重要＞印刷データを確実にプリンタへ送信するために「印刷ドキュメントをスプールし、プログラムの印刷処理を高速に行う」を選択し、「全ページ分のデータをスプールしてから印刷データをプリンタに送る」を選択してください。

以上でTCP/IP印刷の設定は終了です。

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