GZE-1 防水性能に関する注意点

■水中で使用する前のご注意
本機では水上で撮影を開始したあと、水中に沈めた場合、水深50mまでの環境で水中撮影を行うことができますが、以下の点に注意してお使いください。

• カバーのパッキンとその接触面にゴミ、砂等の異物が付着していないことを確認し、異物が付着している場合は清潔で乾燥した柔らかい布で取り除いてください。たとえ髪の毛1本、砂粒1個など小さなものが挟まっただけでも漏水することがあります。
• カバーの防水パッキンにひび割れ、キズ等がないことを確認してください。
• カバーは、カチッとロックがかかるまでしっかり閉じてください。
• 水辺や潮風のあたる場所でのカバーの開け閉め、および濡れた手での開け閉めは避けてください。水滴が電池の端子に落ちて、ショートの原因となります。
• 本機の防水機能は、海水と真水にのみ対応しています。温泉では使えません。
• 本機を-10℃より低い低温下、または40℃を超える高温になる場所(特に強い太陽光の当たるところ、炎天下の自動車内など)に長時間放置しないでください。防水性能が劣化します。
• 水中では無線LAN、Bluetooth無線技術での無線通信は使用できません。

■水中で使用中のご注意
• 水深50m以内、水温0℃から40℃の範囲内の場所で使用してください。
• 水中で30分を超えての連続使用はしないでください。
• 水中でのカバーの開け閉めはしないでください。
• 本機を故意に水中に落としたり、水面にたたきつけたりしないようにしてください。漏水することがあります。

■水中で使用後のご注意
• カバーは、カメラについた水滴や汚れを清潔で乾燥した柔らかい布で十分に拭き取った後、開いてください。
• カバーを開いたとき、カバーの内側表面に水滴がつくことがあります。水滴がついているときは、必ず拭き取ってからご使用ください。水滴が残っているとショートの原因となります。

■使用後のお手入れについて
砂や泥がついたり、水中で使用した後は、カバーをしっかりと閉めた状態で、以下の手順に従ってカメラを水洗いしてください。

1. 真水に浸して洗う
• バケツなどに水道水などの真水を入れ、その中にカメラを10分程さらし、ゴミ、泥、砂などが良く落ちるようにカメラを軽くゆすりながら洗います。
• 汚れたままのレンズ面は、こすらないでください。















2. カバーを開ける
2-1.洗浄後、じかにカバーを開ける場合:

以下の動画の手順に従い、カバーを開けてください。
製品内部に水が落ちないよう、細心のご注意をお願いいたします。
①水気をタオルでくま無く拭き取ってください。
②製品をタオルで包み上下に振ってください。
③カバーを開けてください。
※注意
• カバーは二重構造のため、カバー内部に水が溜まることがあります。
  カバー内部の水を抜くため、製品を振って水を飛ばしてください。
製品を振る際、周囲の状況にご注意願います。
• カバーを開ける場合、静かに上方向に持ち上げるようにすると水がたれづらくなります。
• 製品内部に水滴が落ちた場合、速やかに乾いた布で水滴を拭き取ってください。

(動画に音声はありません)

2-2.内部に水滴がついた場合:
①カバーを開けてください。
②落ちた水滴を乾いた布で吸い取ってください。
※注意
• 製品外部や手に付いた水滴が製品内部に落ちる可能性があります。
• 製品内部に水滴が侵入すると電子部品がショートする可能性があります。
• 水滴が製品内部に落ちた場合、速やかに乾いた布で吸い取るようにして下さい。

(動画に音声はありません)

3. カバー内の水滴を除去する

• カバーを閉める際製品内部に水滴が落ちないよう、内部の水滴を除去した上でカバーを閉めてください。
①カバー内部の水を抜く
②カバーを閉める
※注意
• カバー内部に水滴が残っていると、カバーを閉める際に製品内部に水滴が落ちる可能性が高まります。
• 製品内部に水滴が侵入すると電子部品がショートする可能性があります。
• 水滴が製品内部に落ちた場合、速やかに乾いた布で吸い取るようにして下さい。

(動画に音声はありません)

重要 !

• 水洗いは30℃以下の真水で洗ってください。水漏れや故障の原因となりますので洗剤や熱湯、強い水流で洗わないでください。
• 本機を振り回して水切りしたり、ドライヤーなどで強制的に乾燥させないでください。
• 洗濯機などで洗わないでください。

■使用後のご注意
• 高温(40℃以上)や低温(-10℃以下)の場所に放置しないでください。防水性能を保てない場合があります。
• 洗浄、防錆、防曇等の目的で薬品類は使用しないでください。防水性能を保てない場合があります。
• 水中で使用後は、真水にさらしていない状態で30分以上放置しないでください。
カメラの外観不良、防水性能劣化の原因となります。
• 防水性能を維持するために、1年に一度防水パッキンの交換をお勧めします(防水パッキンの交換は有料になります)。
防水パッキンの交換につきましては、修理に関するお問い合わせ窓口にお問い合わせください。