特定の対象カメラと、画像取込みソフト『Photo Loader』の特定バージョンとの組合せでの画像取込み不具合に関するお知らせ

2005年10月12日
カシオ計算機株式会社
2005年 10月 12日: 対象カメラ、対象Photo Loaderの追加と対策版Photo Loader、画像復元ツールの変更に関する情報を追加。
2005年 8月 1日: 画像復元ツール(QvPicRecover.exe) に関する情報追加。
2005年 6月 13日: 不具合対策版Photo Loaderのダウンロードに関する情報を追加。
2005年 6月 8日: 不具合内容および対策版Photo Loaderに関する説明と、Photo Loader Ver.2.32に関する情報を追加。
2005年 5月 30日: 不具合に関するお知らせを掲載。

日頃より弊社製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。

特定の対象カメラと、画像取込みソフト『Photo Loader』の特定バージョンとの組合せでの画像取込み不具合があった件で調査しました結果、以下のことが判明しました。


対象カメラ: QV-2000UX、QV-2400UX、QV-2800UX、QV-2900UX、QV-3000EX、QV-3500EX、QV-4000、QV-5700、EX-S500、EX-Z110、EX-Z500

対象Photo Loaderバージョン: Ver.2.2、Ver.2.3、Ver.2.31、Ver.2.32、Ver.2.33、Ver.2.34

不具合内容

画像取り込みソフト「PhotoLoader」には、カメラから画像を取り込むなどPhotoLoader管理下に画像を置く際に、『"回転情報付き画像"を自動的に回転処理を行いながら取り込む』という機能が付いております。取り込み後は、縦向きの画像は縦向きで表示されます。
ところが上記対象カメラで撮影した”回転情報付き画像”と対象PhotoLoaderバージョンとの組合せに限っては、取り込み等の際に”回転情報付き画像”が正しく回転されず、取り込まれたデータの一部が不正になり、画像が表示されない状態となっていました。なお、上記組合せでも、”回転情報付き画像”以外は正しく取り込まれ正しく表示されます(横向き表示)。

【回転情報付き画像とは】
縦横センサーのある機種(QV-2000UX、QV-3000EX、QV-3500EX、QV-4000、QV-5700)の場合、カメラを縦向きにして撮影した画像。
シーンモードあるいはベストショットモードに縦向きフレームが表示される機種(QV-2400UX、QV-2800UX、QV-2900UX)の場合、そのシーンで撮影した画像。
EX-S500,EX-Z110,EX-Z500のブレ軽減機能の「オート」やベストショットのブレ軽減・高感度・ビジネスショットで撮影し、回転機能を使って縦向きにした画像。

対策内容

上記不具合を対策したPhoto Loaderがダウンロードできるようになっております。Photo Loaderのバージョンアップをしてご使用いただけますようお願い申し上げます。
なお、不具合対象バージョンでの一時的な回避方法につきましては、下記Photo Loaderの暫定設定をご参照ください。
Windows版 Photo Loader(Windows 95は除く)のダウンロードはこちら
 ○Photo Loaderのバージョン確認方法
 ○Photo Loaderの暫定設定

画像復元ツール

上記不具合により表示できなくなった画像は、画像復元ツール(QvPicRecover.exe)で復元してください。