Photo Loaderで作成したHTMLファイルがWindows XP SP2で開けない時の対処方法

お知らせの内容は、Windows XP SP2 RTM(製造工程向け版)での確認結果に基づいてご案内しています。

Windows XP セキュリティ強化機能を搭載したWindows XP Service Pack 2(SP2) をインストールまたはバージョンアップしたパソコンで、弊社デジタルカメラ付属のPhoto Loaderで作成したアクティブコンテンツ(JavaScriptを含むHTMLファイル)をInternet Explorerで開こうとすると、セキュリティ保護により画像を開いたりスライドショーを動作させることが制限されます。本件の対象ユーザーは、以下の方法で対応願います。

対象ユーザー

Windows XP SP2をインストールしたパソコンまたはWindows XP SP2にバージョンアップしたパソコンをお使いで弊社デジタルカメラ付属のPhoto Loader Ver.1.0〜Photo Loader Ver.2.2をご使用のお客様。
Windows XP SP2のバージョンをお使いの場合は、ProfessionalおよびHome Editionのどちらも本件の対象になります。
Windows XPまたはWindows XP SP1のバージョンをお使いの場合やWindows 2000/Me/98(SE含む)をお使いの場合は、本件の対象ではありません。
Macパソコンをお使いの場合は、本件の対象ではありません。

対処方法

本件は、Windows XP SP2で強化されたセキュリティ機能によりPhoto Loaderで作成したアクティブコンテンツ(JavaScriptを含むHTMLファイル)をInternet Explorer で開こうとする際、セキュリティ保護により表示が制限されたもので、ダウンロードサイトより最新のPhoto Loaderをダウンロードしてバージョンアップすることでセキュリティ保護メッセージが表示されなくなります。

最新のPhoto Loaderをダウンロード

なお、最新のPhoto Loaderをダウンロードできなかったりバージョンアップすることができない場合は、以下のA.またはB.のどちらかをお客様ご自身で選択していただき対処することもできます。
 
 
対処方法A
Internet Explorerの設定を変更してローカルコンピュータに収められているアクティブコンテンツを含んだファイルの実行を許可してやり、セキュリティ保護メッセージを出さないようにする方法。
この方法を選択すると、今後Photo Loaderで作成したファイルをInternet Explorerで開いてもセキュリティ保護メッセージが表示しなくなります。尚、ローカルコンピュータに収められている他のソフトウェアで作成したアクティブコンテンツを含むファイルも、セキュリティ制御機能が無効になります。
  参考:Internet Explorerの設定変更に関しての詳しい説明はMicrosoft社の『ローカルディスクや CD-ROM に保存されているHTMLファイルが期待通りに動作しない』にあります。
 
対処方法B
Windows XP SP2で強化されたInternet Explorerのアクティブコンテンツに対するセキュリティ制御機能を有効としたまま使用する方法。
この方法を選択すると、ローカルコンピュータに収められているアクティブコンテンツを含んだファイルへのセキュリティ制御機能が有効になります。よって、Photo Loaderで作成したファイルをInternet Explorerで開く度にお客様ご自身の操作によってセキュリティ保護メッセージを許可していく必要が生じます。
 
  「ローカルコンピュータ」とは、Photo Loaderをインストールしているお客様のコンピュータを指します。