WPA2の脆弱性(KRACKs)対応情報


更新日:2018年8月1日

WPA2の脆弱性(KRACKs)に対する当社製品対応について

WPA2の脆弱性(KRACKs)につきまして、当社製品状況についてご案内いたします。

無線LANの暗号化技術であるWPA2の脆弱性(KRACKs)は、WPA2の規格に依存する脆弱性のため、WPA2を使用するWiFiデバイスを搭載した製品が対象となっておりますが、現在の当社の確認状況を下記にご案内致します。


【製品確認状況(2018年8月1日時点)】

製品名
OS
確認状況
IT-G400
Android 6.0
OSアップデートにより対応可能です。
IT-G500,DT-X200,DT-X100
Windows Embedded Compact7/Windows Embedded Handheld6.5
サービスパック1.10以上にて対応可能です。
最新のサービスパックは、こちらよりダウンロードしてください。
IT-9000-C
(国内モデルではIT-9000-W05J-Cが該当)
Windows Embedded Handheld6.5
推奨パッチ1.07以上もしくは、無線LAN V2ドライバパッチVer1.03以上にて対応可能です。こちらよりダウンロードしてください。
V-T500
Android 4.0.3
生産完了製品のため、本件への対応は行いません。
上記以外の製品
WindowsCE6.0
WindowsMobile6.5
生産完了製品のため、本件への対応は行いません。

【IT-G400 OSアップデート状況について】

本件で対応の必要があるIT-G400に関しましては、下記サイトにて本件に対応したOSアップデートファイルの提供をしています。
※OTAによる自動配信はございません。必ず、下記サイトよりOSアップデートファイルをダウンロードいただき、すみやかにOSのバージョンアップを行っていただけますようお願い申し上げます。
OSアップデートファイルをダウンロードされる場合は、こちらを参照ください。
【IT-G400 OSのバージョンアップ手順について】

下記の手順にしたがってOSのバージョンアップを行ってください。
① OSアップデートファイルを任意の場所にダウンロード(ZIP形式)し、解凍します。OSアップデートファイルをダウンロードされる場合は、こちらを参照ください。
② OSアップデートファイル(81.55C2_20171120.PFU)をIT-G400の内部ストレージもしくは外部ストレージ(microSD)にコピーします。
※外部ストレージをご利用の場合、IT-G400にセットし、正常に認識されていることをご確認ください。
③ IT-G400の設定->端末情報->システム更新を開きます。
   
④ “使用可能なバージョン”としてOSアップデートファイルのバージョン“81.55c2_20171120.PFU”が表示されていることをご確認ください。
※”設置されたバージョン”に表示されているバージョンよりも新しい事をご確認ください。
   
⑤ インストールボタンをクリックすると更新が開始されます。
※OS更新には十数分かかります。更新後、端末再起動がかかります。
⑥更新が終わりましたら設定->端末情報->システム更新で”設置されたバージョン”が最新バージョン“81.55 C2 (Dec 11 2017)“になっていることをご確認ください。