液晶モニターで設定した枠の中でカメラが動きを感知すると、自動でセルフタイマーの
カウントが始まり静止画や動画を撮影する機能です。離れた場所から手を振ったりしてセルフタイマーを
操作することができますので、自分撮りをするときに便利です。
設定方法
1. 撮影モードをプログラムオート、プレミアムオートPRO、またはベストショットの「人物」または
「いち押しショット」に設定する。
・「いち押しショット」の場合は、動画撮影はできません。
2. 【MENU】を押す。
3. 左キーを押し、上下キーで“REC MENU”タブを選んで右キーを押す。
4. 上下キーで“モーションシャッター”を選び、右キーを押す。
5. 上下キーで“モーション設定”を選び、【SET】を押す。
6. 上下キーで“常時”または“180度のみ”を選び、【SET】を押す。
・“180度のみ”を選んだ場合は手順7に進んでください。“常時”を選んだ場合は、
モーションシャッターが起動します。手順8に進んでください。
7. 手順6で“180度のみ”を選んだ場合は、カメラの液晶モニターを180度開く。
モーションシャッターが起動します。
8. 静止画を撮影する場合はシャッターを、動画を撮影する場合はムービーボタンを押す。
・シャッターまたはムービーボタンを押してから約3秒後に撮影待機状態になります。
撮影待機状態になると、セルフタイマー起動アイコンが点滅から青表示に変わります。
9. カメラに向かって手を振るなどして、セルフタイマー起動アイコン付近で動く。
設定したアイコン付近で被写体の動きを感知すると、設定したタイミングで撮影されます。
・動画の撮影をやめるには、再度ムービーボタンを押してください。
参考
・静止画を撮影すると、撮影レビューアイコンが表示されます。撮影レビューアイコン付近で
動きを感知すると、撮影した画像が3秒間表示されます。
・撮影待機状態のときは手に持つなどせず、本体が動かないようなしっかりとした場所においてください。
・静止画の場合は、撮影後に撮影待機状態に戻ります。以下のいずれかを操作すると、撮影が終了します。
– モーションシャッターでの静止画撮影を30回繰り返す
– 撮影待機状態のときにシャッターまたはムービーボタンを押す
– 液晶モニターを開閉する
– カメラを回転する
・アイコン付近の背景と被写体の色の差が少ないときや、被写体が離れすぎて小さいときは、正常に撮影
できない場合があります。
撮影する際は、以下の点に注意してください。
-被写体の色と異なる背景の場所にアイコンを移動させてください。
-カメラから離れすぎないようにしてください。
-アイコンの周辺に動く物体を写さないようにしてください。
・この機能での撮影では、AFエリアを“追尾”に設定できません。他のモードですでに設定していた
場合は、“スポット”で撮影されます。
・モーションシャッターで動画撮影中に、シャッターを押して静止画を撮影する(スチルインムービー)
ことはできません。