「タイムラプス」とは、自然の移り変わりや街の流れをまるで早送りしているかのように見える動画を作成できる機能です。
この機能を使用する際は下記の点にご注意ください。
・ カメラを三脚に固定して撮影することをおすすめします。
・ 撮影中の電池切れを防ぐため、十分に充電された電池を使用してください。電池容量がなくなると撮影が自動で終了し、それまで記録した映像は保存されます。
・ 撮影時は、空き容量が十分にあるメモリーカードを使用してください。
操作手順
1.モードダイヤルを“TL(タイムラプス)”に合わせる
2.【SET】を押す
3.上下キーで操作パネルの“TL(タイムラプス)”を選び、【SET】を押す
4.用途に合ったシーンを選び、【SET】を押す
5.【SET】を押し、“タイムラプス設定”を選び、【SET】を押す
6.上下キーで“間隔”または“トータル時間”を選び、左右キーで値を設定する
各シーンにはシーンに合った“間隔”と“トータル時間”があらかじめ設定されています。
必要に応じて設定を変更することができます。
間隔 |
何秒ごとに撮影するかを決めます。 |
トータル時間 |
撮影時間を決めます。“OFF”を選んだ場合は、撮影中に再度シャッターを押すまで撮影が続きます。 |
|
7.【SET】を押す
・タイムラプスの設定内容は画面下部に表示されます。
8.シャッターを押し、撮影を開始する
・手順6で設定した撮影間隔ごとに撮影を繰り返します。
・手順6で設定した撮影時間が経過する、または再度シャッターを押すと、撮影が終了します。
※上記の手順で表示されるシーン以外に、卵がかえる様子や工作などの工程を撮影して、短時間に圧縮した動画を作成するのに便利なタイムラプスシーンとして「TL 羽化・孵化」と 「TL 工作」が、BS(ベストショット)シーンに搭載されています。このシーンをご使用の場合は、モードダイヤルで「BS」を選択し、上記手順と同じ要領で設定してください。
注意!
・ “スリープ”を設定した場合は、撮影中に一定時間操作しないと液晶モニターの表示が消えますが、撮影は継続しています。このとき、後面ランプは点滅しています。
【ON/OFF】(電源)およびモードダイヤルを操作すると、撮影が終了します。
液晶モニターの表示を戻す場合、【ON/OFF】(電源)およびモードダイヤル以外のボタンを操作してください。
参考
・ ピントは撮影開始時に固定されます。ただし、以下のシーンでは、無限遠にピントが固定されます。
雲、夕暮れ
・ ズームは撮影開始時に固定されます。撮影前のズーム操作は可能ですが、以下のシーンでは、ズーム操作が、2倍に制限されます。
雲、夕暮れ
・ 以下のシーンでは、撮影開始時に露出、ホワイトバランスが固定されます。
露出:雲、夜景
ホワイトバランス:雲
※ 「夜景」シーンでは、シャッタースピードは自動調整しません。
撮影環境に合わせて、撮影開始前に操作パネル内のシャッタースピードを調整してください(0.8~1/10000秒)。
・ タイムラプスでの撮影中は、オートパワーオフ機能は無効となります。
・ この機能での撮影では、以下の機能は使用できません。
超解像ズーム、手ブレ関連機能、ライティング、コンティニュアスAF、トリプルセルフタイマー、モーションシャッター、顔検出、測光方式、ISO感度、ISO感度上限、メイクアップ
・ 撮影時のフレームレートはシーンによって異なります。
・ 動画画質は選んだシーンによって異なります。
シーン1~6、BS「TL 羽化・孵化」「TL 工作」:FHD
シーン7~11:HD
・ この機能での撮影では、音声は録音されません。
・ タイムラプス動画をスライドショーで再生するときに、タイムラプス動画のみを再生するように設定することもできます。
・ “HDRアート”で動画を撮影する場合、アート効果の強さは動画用の設定に固定されます。
・ タイムラプスで動画撮影中に、シャッターを押して静止画を撮影する(スチルインムービー)ことはできません。
・ 1回の撮影で記録できるファイルサイズは最大4GBまでです。