- Q5
- 電力消費量の大きいデバイスは何ですか？
- A5
-
WindowsCEマシンでは、下記の３つのデバイスが多く電力を消費します。
下記のデバイスの設定を適度に調整することにより、駆動時間を延ばすことができます。
①.CPU
…複雑な演算などでCPUを高速で回すとより多くの電力を必要とします。
CPUをAuto（デフォルト）にすることで、処理に応じたCPUで動作します。
②.液晶画面
…液晶画面の表示に加え、バックライトの輝度を上げることでより多くの電力を必要
とします。また、QVGA画面よりVGA画面の方が、CPUの負荷がかかるため、より多くの
電力を消費します。
バックライト調整（点灯時間や輝度）やQVGA表示をすることで、駆動時間を延ばす
ことができます。
③.通信デバイス（無線LAN通信やダイアルアップ通信など）
…デバイスの電源を入れているだけで電力を消費します。更に、実通信を行うと
より多くの電力を消費します。また、FOMAカードなどの通信カードでは、接続時
の突入電力を非常に多く必要とします。
Bluetooth通信に関しては、弊社のマシンは、Class2のBluetoothモジュールを
採用しているため、無線LANモジュールほどは消費しません。
無線LAN通信時に省電力モードにしたり、無通信時に通信デバイスをOFFにしたり
することで、駆動時間を延ばすことができます。
※その他、電源OFF中にRAMを保持するのにもバッテリーを使用しています。
JAPAN