- Q8
- メモリーリークとは、どんな現象ですか？
- A8
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メモリーリークとは、動作が遅くなったり、フリーズしたり、各種モジュールが起動できなくなったりする
現象です。
『Windows CE OSとしての原因』
Windows OSの特性として、起動中にメモリーに多少のゴミが溜まることがあります。
『アプリケーションとしての原因』
複数起動するアプリケーションや確保したプログラム実行用のメモリーのリソースを解放せずに
画面遷移を繰り返す、という仕様でアプリケーションを作成している場合に、メモリーリークが発生
しています。
『運用上の回避策』
定期的なリセット（例：1日1回）リセットを行うようにしてください。
手動）背面のリセットボタンの押下
自動）業務アプリケーションの組み込み 例）、1日の業務終了時、交代時、マスタ更新時など
『アプリケーション作成上の回避策』
複数起動を禁止するアプリケーションを作成してください。
オープンクローズの部分でプログラム実行用のメモリーを解放するように設計/開発して下さい。
また、評価テストにて、例えば、テスト開始前と1000回のエージング後でメモリーの使用量を
確認するなど、十分な評価を行って下さい。
※パソコンでも上記のような原因でメモリーリークは発生します。ただ、パソコンと比較して、
WindowsCEマシンの方が16～128MBとRAMの容量が少ないため、メモリーリークの障害は顕著に
発生します。
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