撮影モード/撮影テクニック

Q40
ビジネスショットにある台形歪み補正機能をうまく活用するために注意することなどはありますか?
A40
ビジネスショットでは歪んでいると思われる被写体をソフト側で認識する必要があるため、撮影したいと思っている被写体の境界線がはっきりしていなかったり、あるいは被写体以外のものが映りこんでいたりすると、思ったように被写体を認識できなくなってしまいます。

台形歪み補正機能は以下のようなことに注意する必要があります。
  1. 被写体が液晶モニターに収まるような構図で撮影してください。
被写体が液晶モニターからはみ出すと正しく認識ができなくなります。
  2. 被写体と背景の境界がはっきりするような構図で、できるだけ画面いっぱいに撮影してください。
被写体と背景が同色の場合やコントラストがなく境界線がはっきりしていない場合、正しく認識できなくなります。
  3. 撮影する構図から、被写体以外は取り除いてください。
構図に直線的な物が入ると誤認識する場合があります。
  4. 撮影する構図により、レンズ特性の歪曲収差が影響する場合があります。
  5. 傾きが大きい状態で撮影されますと、補正後に付け加えられる余白の位置が縦横で誤判定されてしまう場合があります。

ただし、上記のようなことに注意しても条件によっては補正できない場合があります。
そのような場合は、補正をせずキャンセルすることにより、撮影したままの画像が保存されます。

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