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基本計算アプリで真偽判別を使う

基本計算アプリで真偽判別を有効にすると、等式または不等式の真偽を判別できます。本機に入力した等式または不等式が正しければ「真」、誤りならば「偽」と表示されます。

真偽判別の操作例

基本計算アプリで真偽判別を有効にしてから、操作してください。真偽判別を有効にする操作は、「真偽判別を有効にするには」を参照してください。


例 1:49 = 12 の真偽を判別する

  • 49
    – [真偽判別] > [=]*
    12

* を押すと表示されるメニューから [真偽判別] を選ぶことで、等号や不等号を入力できます。

例 2:0 < ( 89 )2  -  89  の真偽を判別する

  • 0 – [真偽判別] > [<]
    8989

真偽の判別が可能な式

下記のような式を入力して、真偽を判別できます。

1つの関係演算子を含む等式または不等式
4 = 16、4 ≠ 3、π > 3、1 + 2 ≤ 5、(3 × 6) < (2 + 6) × 2 など

複数の関係演算子を含む等式または不等式
1 ≤ 1 < 1 + 1、3 < π < 4、22 = 2 + 2 = 4、2 + 3 = 5 ≠ 2 + 5 = 8 など


式の入力に関するご注意

下記のようなタイプの式では、エラーメッセージ「入力書式に誤りがあります」が表示され、真偽を判別できません。

- 向きの異なる複数の関係演算子を含む式(例:5 ≤ 6 ≥ 4)

- ≠ と不等号(<、>、≤、≥)のいずれかを含む式(例:4 < 6 ≠ 8)

上記に該当しない場合でも、一部の式ではエラーメッセージ「入力書式に誤りがあります」が表示され、真偽を判別できない場合があります。

式の右辺を引き継いで真偽判別を続けて実行する

関係演算子を1つだけ含む等式または不等式を入力して真偽判別を実行し、結果の表示中に CATALOG メニューから関係演算子を選ぶと、入力式の右辺が次の行として入力されます。これにより、等式や不等式の真偽判別を続けて実行できます。


例:(x + 1)(x + 5) = x2 + x + 5x + 5 と x2 + x + 5x + 5 = x2 + 6x + 5 の真偽判別を続けて実行する

  • 15
    – [真偽判別] > [=]
    55
  • – [真偽判別] > [=]
  • 65

メモ

真偽判別結果が「真」の場合は1、「偽」の場合は0が、アンサーメモリー (Ans) に保存されます。

真偽判別を有効にすると、本機は入力された式に対する数学的な演算の結果に基づいて、「真」または「偽」を表示します。このため、入力された計算式が関数の特異点や変曲点に近づくような計算を含んでいる場合や、複数の計算を含んでいる場合、エラーが発生したり、数学的に正しくない結果が表示されたりすることがあります。また真偽判別を無効にしたときに表示される解は、表示桁数制限や丸め処理により内部データと異なることがあるため、「真」と判別されないことがあります。この動作は、基本計算アプリ以外のアプリでも同様です。

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