N4-612 series Windows NT4.0 Native Driver Ver6.21

SPEEDIA N4-612 series
☆ Windows NT4.0 Native Driver Ver6.21 ☆



更新日 : 2005年9月30日
ソフト名 CASIO SPEEDIA N4-612
WindowsNT4.0対応プリンタドライバ Ver.6.21
著作権者 カシオ電子工業株式会社/カシオ計算機株式会社
対応環境 Windows NT4.0 x86ベース (日本語版)
ソフトウェア種別 プリンタドライバ
圧縮方法 LHA(自己解凍方式)

インストール

実際にCASIO SPEEDIA N4-612 で印刷するためには、まずこのプリンタドライバをWindowsに組み込む作業が必要となります。

※通常は、プリンタソフトウェアのセットアッププログラムでインストールを行いますが、ここでは、Windows
標準の「プリンタの追加」でドライバをインストールする方法を説明します。

0.アプリケーションを全て終了させてください。
1.【タスクバー】の【スタートメニュー】から【設定(S)】の【プリンタ(P)】をクリックすると【プリンタ】のフォルダが
表示されます。
2.次にその【プリンタ】フォルダの中の【プリンタの追加】アイコンをダブルクリック すると、【プリンタの追加
ウィザード】が開きます。
3.【プリンタの追加ウィザード】の指示に従い接続先を設定し次のプリンタの製造元とモデルを選択するところ
で、【ディスク使用(H)】をクリックします。
4.プリンタドライバが入っているディスクのドライブ名を確認し【製造元のファイルのコピー元】でドライブ名と
本プリンタドライバが入っているフォルダ名(例:Q:¥Winnt40)を指定して【OK】をクリックします。
5.プリンタ機種一覧ウィンドウが開き、機種名として「CASIO SPEEDIA N4-612」が表示されますので、使用す
るプリンタを選択して【次へ】をクリックします。
6.続いて【プリンタの追加ウィザード】の指示に従い各種設定を行います。

※途中、ディスクの交換のメッセージボックスが表示された場合には指示に従います。
※ハードディスク等からドライバをインストールした場合は、【ファイルが必要】の指示が出る場合がありま
す。その場合は、指定のディスクの¥Commonフォルダを指定して【OK】をクリックします。

7.引き続き必要なファイルがコピーされます。

※コピーガード印刷の機能を利用するためには、セットアッププログラムを用いてプリンタドライバをインス
トールする必要があります。上記の方法でプリンタドライバをインストールした場合は、プリンタドライバ
セット[CGSystem]フォルダ内のセットアッププログラムを実行することで利用できるようになります。
※REPORT HOLDER印刷の機能を利用するためには、別途製品版の「REPORT HOLDER」をインストール
する必要があります。

これで、プリンタドライバの登録作業は終了です。

<<<注意>>>
途中「このプリンタにはドライバが既にインストールされています」と表示される場合があります。
(既に導入済のドライバを再度インストールした場合)その場合は【現在のドライバを使う(推奨)】ではなく【新しいドライバに置き換える】を選択してください。

インストール完了後、プリンタドライバのプロパティを開いた時に「プリンタドライバが不正です。コンピュータを
再起動してください。」と表示された場合は指示通りコンピュータを再起動してください。

ドライバファイルを要求する画面が出てインストールが止まるときは、フォルダ名の指定が間違っている可能性があります。再度フォルダ名(例 例 ¥Winnt40または¥Common)を正しく入力してお試しください。
(Windows Meでフロッピーディスクからのインストール時は、フォルダ名の再入力が必要になる場合があります。)

ソフト紹介

CASIO SPEEDIA N4-612 専用のWindows NT4.0環境に対応するプリンタドライバです。
グラフィカルなユーザーインターフェースによりわかりやすい設定を実現。
印刷書式アイコンを選ぶだけで目的にあった印刷設定が簡単にできます。
任意の拡大縮小機能を搭載。複数ページのデータを1枚の用紙に配置したり1ページのデータを拡大して複数の用紙に分けて印刷するマルチページ機能を搭載。
スタンプやヘッダフッタを付加して印刷する機能を搭載。
プリンタのハードディスク(オプション)を利用した高速部単位コピー機能を搭載。
文書のコラボレーションを実現するREPORT HOLDER印刷機能を搭載。(オプション)

対象機種

CASIO SPEEDIA N4-612
CASIO SPEEDIA N4-612P
CASIO SPEEDIA N4-612II
CASIO SPEEDIA N4-612PII

(注意)このドライバは上記機種専用です。その他のカシオ製プリンタでは使用できません。

Server / Terminal Server Edition 環境でご利用の際の注意事項

本ドライバは、Windowsフォルダにある¥SYSTEM32フォルダの下にテンポラリファイルを作成します。Server / Terminal Server Edition環境で、一般ユーザとしてログインした場合、このフォルダは書き込み禁止となるため、テンポラリファイルを作成することができません。そのため、下記機能は実現できず正しい印刷結果が得られません。また、スピーディアマネージャによる状態監視も正しく行われない場合もあります。ご了承ください。

親展印刷/試し刷り印刷/最終頁から印刷/部単位印刷/BOOK合成/セパレータ印刷/給紙位置をページごとに指定する/Windowsからの各種情報(ユーザ名、時間等)の取得/印刷取消機能
Terminal Server Edition 環境では、REPORT HOLDER印刷は、使用できません。

ドライバをバージョンアップする際の注意事項

プリンタドライバをバージョンアップする際は、このドライバを利用している全てのプリンタを削除したうえで「プリンタの追加」を行ってください。
プリンタの削除は、すべてのアプリケーションを終了させた状態で行ってください。ドライバを削除せず「プリンタの追加」またはプロパティの「ドライバの更新」からドライバをバージョンアップした場合、ドライバファイルやレジストリ情報が正しく更新されず動作が不安定になる場合があります。
旧バージョンのドライバがメモリ内に残っている場合、正常にインストールが完了しない場合があります。その場合もいったんドライバを削除しWindowsを再起動した後に再度インストールを行ってください。
プリンタの追加途中「このプリンタにはドライバがすでにインストールされています」と表示された場合は必ず「新しいドライバに置き換える」を選択してください。そしてプリンタの追加完了後、プリンタフォルダの右クリックメニュー「プロパティ」から、「バージョン情報」シートの「全て初期状態に戻す」のボタンと、「環境設定」シートの「初期値に戻す」ボタンを押して、全ての設定を初期状態に戻した後、Windowsの再起動を行ってください。
バージョンアップ後、プリンタドライバのプロパティを開いた時に「プリンタドライバが不正です。コンピュータを再起動してください。」と表示された場合は指示通りコンピュータを再起動してください。
プリンタの削除の方法については、こちらをご覧ください。

Version Up Information

Ver.6.21
<追加機能>
環境設定に「「EMFスプール」既定値」設定を新設しました。
<変更点>
ソフトウェアレジストリキー(¥SOFTWARE¥CASIO¥SPEEDIA Printer Driver)を"HKEY_LOCAL_MACHINE"から"HKEY_CURRENT_USER"に変更しました。(MetaFrame対策)
「アプリケーション側の部単位設定と連動する」の初期値を変更。
ビットマップ及びアイコンを一部リニューアルを行いました。
ドライバインストール時に同一のキーが存在する場合、"CP-"+"プリンタID"の文字列のキーを新規作成する仕組みを削除しました。(MetaFrame対策)
<不具合対応>
国税庁配布のPDFの一部が黒ベタになる不具合に対応しました。
PDFデータの印刷で異常に時間の掛かる場合がある問題に対応しました。
Ver.6.11
<変更点>
ドライバユーティリティタブの表示仕様変更(ステータスモニタ)。
<不具合対応>
横長用紙の綴じしろ位置不具合に対応。
マルチページ「自由分割」(X=1,Y=1)時に境界線が引かれている不具合に対応。
Ver.6.05A
<追加機能>
REPORT HOLDER印刷の設定機能(一時フォルダに格納する/エディタ表示等)追加。
REPORT HOLDER印刷時の印刷関連メッセージ通知対応。
<変更点>
REPORT HOLDER印刷/マルチページ/コピーガード印刷の各設定ダイアログから開く、ヘルプ画面をトピックス画面に変更。
<不具合対応>
セパレータの挿入の「1ページごとにセパレータを挿入する」の時に、コピー枚数が正しく動作しない不具合に対応。
ベクタ処理-プリンタ展開時、Acrobat6(reader)でイメージが真っ黒で印刷される不具合に対応。
Ver.6.04
<追加機能>
新ユーザーインタフェース対応。(これにより様々な追加機能があります。)
「綴じしろ」機能の追加。(両面印刷の綴じしろ機能を統合)
「配置の基準」バリエーションの追加。
※従来の「用紙端」が「左上」となります。
「省トナー印刷」機能の追加。
「構成を自動検出」のネットワーク対応。
(スピーディアマネージャ For Network動作時)
「カラーチャート印刷」機能の追加。
<変更点>
印刷用紙「長尺紙」選択時に解像度を300dpiに変更するようにしました。
(解像度の変更は可能です。)
Windows定義の用紙サイズ(登録用紙サイズを除く)を表示しないように変更。
新ユーザーインターフェース対応により標準書式「マルチページ2page合成」を廃止。
環境設定のプリンタ構成図において給紙/排紙位置表示をしないように変更。
ユーティリティの「本体制御プログラムバージョンアップツール」を削除。
ヘッダ・フッタ印刷の「ページ初期値」の設定範囲を拡張対応。
スタンプ印刷の新規登録で、ビットマップを複数登録できるように対応。
<不具合対応>
マイナスの線幅で描かれた矩形の線が細くなる不具合に対応。
用紙サイズを登録した書式を複数登録し、その書式を読み込むと、登録した書式の内容がずれて読み込まれる不具合に対応。
PowerPoint2000の印刷の設定で「スライドに枠を付けて印刷する」を選択後、マルチページ4page合成にて印刷したとき、四角の枠の下辺が印刷されないという不具合に対応。
※境界線の線幅分を考慮した印刷領域に変更した結果、アプリケーションによって、従来の印刷結果と異なる場合があります。
パワーポイントで矢印が印刷されない不具合に対応。
Ver.5.51
<追加機能>
給排紙位置のマウス操作によるプリンタイメージ上での直接指定に対応。
<変更点>
バージョン情報ダイアログのロゴイメージを変更。
Color Library のバージョン名を変更。(動作や色合いに変更はありません。)
言語モニタ用DLLを更新。(動作に変更はありません。)
詳細設定-オプションの「反転処理」の項目名称を変更。
書式登録編集ダイアログのデザインを一部(書式登録対象部分)変更。
印刷用紙で「封筒-****」指定時、排紙方向の切り替えで「パネル設定通り」を選択不可に変更。(「パネル設定通り」が指定されていた場合は「互換」で動作。)
<不具合対応>
ダイアログ表示上の細かな不具合を修正。
マイクロソフト OfficeXPの図形描画で、塗りつぶしの色がグレー(灰色)の時、透過性の効果が指定と逆になってしまう現象に対応。
印刷データを拡大して、マルチページ分割処理(2分割)で印刷すると左側の下の部分が印刷されない場合がある現象に対応。
コニカ(株)製印刷ログ集計ソフト「VISUALCOUNT」で印刷枚数と片面/両面印刷の区別が正しく表示されない場合がある現象に対応。
DrvEscapeによるコピー枚数設定(SETCOPYCOUNT)に対応。(印刷開始時のみ有効)
用紙サイズのユーザ定義サイズの登録で、登録用紙名に半角換算で33文字以上指定すると、エラーが発生したり動作が不安定になる場合がある不具合に対応。
マルチページ合成の自由設定で順番を逆順に設定すると正常な結果が得られない場合がある不具合に対応。
親展印刷で「次回オープン時、暗証番号を表示する」のチェックを外すと、次回の親展印刷ダイアログで新しく入力した暗証番号が効かない(前回の暗証番号が有効になったままになる)不具合に対応。
マルチページのON/OFFで、拡大/縮小%の設定値が、100%にイニシャルされてしまう不具合に対応。
フォームオーバーレイ印刷「フォーム登録発生」を指定して連続して印刷を行うとエラーが発生する場合がある不具合に対応。
モノクロ-ラスタ処理-速度優先設定時、白紙節約「しない」が機能していない不具合に対応。
モノクロ-ラスタ処理-速度優先-両面印刷設定時「白紙ページも印刷する」を指定すると、白紙が印刷の最後に印刷される現象に対して、この設定は設定不可とすることで対応。(OS側の機能を利用しているため実現不可)
モノクロ-ラスタ処理-速度優先設定時、カラー調整を自動にしてもハーフトーン調整が有効になっている不具合に対応。
Ver.5.41
<追加機能>
「極細線処理」の機能を「極細線補正」「ブラシパターン補正」「半透明補正」に分割し、個別に設定できる機能を追加。
「白紙節約」機能を追加。
「反転処理」の方法を選択できる機能を追加。
プリンタドライバのプロパティを開いた時、最初に開くシートを選択する機能を追加。(「環境設定」-「動作設定」-「操作オプション」)
<変更対応>
ドライバを構成するファイルの一部がファイル名を変更しました。それに伴い、Color Library のバージョンが変更になっていますが、色合いに変更はありません。
<不具合対応>
図形の描画で正しくクリッピング処理が行われない場合がある不具合に対応。
Ver.5.30
<不具合対応>
プリンタフォント(明朝/ゴシック)に斜体(イタリック)指定をしても斜体文字にならない不具合に対応。
PhotoDraw2000で「スタンプ印刷」「ヘッダフッタ印刷」が正しく印刷されない場合がある問題に対応。
300dpiベクタ処理時、排紙方向の設定によっては、ブラシパターンが上下逆さまに描画される場合がある不具合に対応。
マルチCPU環境のNT4.0 Terminal Server Editionで、ブルースクリーンになる場合がある問題に対応。(OS側の問題を回避。)
Ver.5.20
<変更対応>
新ユーザインタフェース対応(これにより様々な追加機能があります。)
デフォルトで設定される「EMFスプール」の設定を「しない」に変更。(この影響により印刷結果が旧版と異なる場合があります。)
ページプレストモニタは利用できません。スピーディアマネージャ For Parallelをご利用ください