Windows XP環境におけるネットワーク印刷の 設定方法について

Windows XP環境におけるネットワーク印刷の 設定方法について

Windows XP環境でTCP/IPを利用したネットワーク印刷を行う場合、あらかじめポートを作成する必要があります。
Windows XP環境では、TCP/IPを利用する方法として2通りあります。
「Standard TCP/IP Port」を使用する場合と「UNIX用印刷サービス」をインストールすることにより利用できる

「LPR Port」(WindowsNT4.0と同様のLPR)を使用する場合です。
ここでは、標準の「Standard TCP/IP Port」を使用してTCP/IPネットワーク印刷を行う手順を説明します。
このページのPDFファイル版もこちらにご用意しておりますので、ご活用下さい。

1
「スタート」メニューの「設定」から「プリンタ」を選択し、プリンタフォルダを開きます。
2
TCP/IPネットワーク印刷を行いたいプリンタのプロパティを開きます。
3
プリンタプロパティより「ポート」タブをクリックします。
続いて、【ポートの追加】をクリックします。
4
「プリンタポート」の画面が表示されますので、
「利用可能なポートの種類」から「Standard TCP/IP Port」を選択し、【新しいポート】をクリックします。
5
「標準TCP/IPプリンタポートの追加ウィザード」が起動されますので、
【次へ】をクリックします。
6
「ポートの追加」の画面が表示されますので、
「プリンタ名またはIPアドレス」にIPアドレスを入力し、【次へ】をクリックします。
入力すると、「ポート名」は自動的に表示されます。
7-a
ご利用いただいているLAN I/Fボードの型番が
<NW-200T/NW-110/NW-100SP/NW-100L/NW-100/NW-IO8TN/NW-IO7TNの場合>
自動的にポートの設定がされますので、【完了】をクリックします。→11へ進む
 
7-b
ご利用いただいているLAN I/Fボードの型番が
<NW-IO8T/NW-IO7T/NW-IO6/NW-IO5/NW-IO3の場合>
「ポート情報がさらに必要です。」の画面が表示されますので、「デバイスの種類」で「カスタム」を選択し、
【設定】をクリックします。
 
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「ポートの設定」の画面が表示されますので以下の設定を行います。
  • プロトコルは「LPR」を選択。
  • LPR設定の「キュー名」に「presto0」と小文字で入力。
  • 「LPRバイトカウントを有効にする」にチェック。

すべての設定が終了したら【OK】をクリックします。

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「ポート情報がさらに必要です。」の画面に戻りますので【次へ】をクリックします。
10
「標準TCP/IPプリンタポートの追加ウィザードの完了」の画面が表示されますので、【完了】をクリックします。
11
「プリンタポート」の画面に戻りますので、【閉じる】をクリックします。
12
プリンタのプロパティの画面に戻ります。
設定したポートが登録されますので、【適用】、【OK】をクリックし終了します。
以上で、TCP/IPネットワーク印刷の設定は終了です。
Windows XP環境からTCP/IPを利用したネットワーク印刷が可能となります。