はじめにご覧ください

Q1
はじめに注意することは?
A1
バックアップをとりましょう
普通に使っているかぎりはE-2000に登録したデータが簡単に消えてしまうようなことはありませんが、 電池の消耗、落とすなどの衝撃、誤操作、故障などが原因となってデータが失われる可能性は常にあります。 いざというときのために、日頃からバックアップを取ることを習慣にしてください。
E-2000上のデータは、E-2000とパソコンを ActiveSync 3.5 で接続し、 ActiveSync 3.5 の「ツール」、「バックアップ/復元」でバックアップ、及び復元することができます。
なお受信トレイをお使いの際は「CASSIOPEIA E-2000に関するQ&A」の「パソコンとの接続について」、 「メール、ブラウザについて(インターネット)」もご一読ください。
リセットとフルリセットの違い
「リセット」とは、パソコンで言えば再起動に相当する操作で、E-2000では左側面のリセットボタンを付属のスタイラスで押して行います。 リセットを実行すると、まだ保存していないメモのファイルなどは消えてしまいますが、メモリ上に保存済みのデータには影響しません。
一方「フルリセット」は、E-2000のメモリ(RAM)を完全に初期化する操作で、RAM上に登録したデータや、RAM上に追加インストールしたプログラムなどすべてが消去されます。 フルリセットは、E-2000の電源ボタンを押しながら左側面のリセットボタンを付属のスタイラスで押して行います。
「リセット」、「フルリセット」の操作は、E-2000に何らかの不具合が生じたような場合に実行するものです。 E-2000の動作がおかしいと思ったら先ず「リセット」を行い、それでも改善されない、復帰しないという場合に「フルリセット」を実行してください。 「フルリセット」を実行すると全データが消去されますが、バックアップを作成してあれば復元が可能です。
先ずはリセット
E-2000の動作がおかしいと思ったらまず「リセット」の操作を行ってください。例えば次のようなケースではリセットを行います 。
スタイラスで画面をタップしても反応がない(いわゆる「フリーズ」してしまった状態)
時計アイコンが画面の中央に表示されたまま消えない
動作が極端に遅くなった
なお可能な場合は、リセットを行う前に、まだ保存していないメモのデータなどを保存しておいてください。 未保存のデータは、リセットを実行することによって消去されてしまいます。
タスクマネージャ([スタート]-[設定]の「システム」タブにある「メモリ」で「実行中のプログラム」)や、 Menu Bar([スタート]-[設定]の「個人」タブにある「Menu Bar」)で全てのプログラムを終了させてから、リセットを行うとよいでしょう。
プログラムの切り替えと終了
E-2000には操作性を考慮して押しやすい位置に各ボタンが配置されています。 しかし例えば、受信トレイで電子メールの受信中に誤ってプログラムボタン(本体前面の4つ並んでいるボタン)を押してしまうと、連絡先などのプログラム画面に移ってしまいます。 本体のボタンは意図せず押してしまわないように注意しましょう。
なお、誤って何かのボタンを押してしまい、他のプログラムに移ってしまったという場合は、次の方法で元のプログラムに復帰することができます。
「Menu Bar」([スタート]-[設定]から「Menu Bar」をタップ)のスイッチON/OFF Menu Bar のチェックボックス(□)にチェックをしておきますと、 [スタート]の横に表示される矢印のアイコンからアクティブなプログラム、あるいはすべてのプログラムを終了させたり、 起動中の他のプログラムに切り替えたりすることができます。
タスクマネージャ([スタート]-[設定]の「システム」タブにある「メモリ」で「実行中のプログラム」)を使って、元のプログラムに切り替える
[スタート]から、元のプログラムを選び直す
内蔵プログラムの「Menu」を使って元のプログラムを選び直す
タップとホールド (スタイラスの操作)
スタイラス操作は短くタップするのがコツです。 タップの時間が長いと、タップした位置によっては意図しないプログラムが起動してしまうことがあるためです。
よく使うプログラムの起動には、内蔵プログラムの「Menu」を使うと良いでしょう。
また PocketPC では「タップしたまま押さえる(タップ アンド ホールド)」操作で、ポップアップメニューが表示されることもあります。
メモリカード使用時のご注意
E-2000ではSD/MMC、CF、PCの各カードスロットを使用することができますが、 これらのスロットにメモリカードを装着し使用している場合、データの読み出し、 あるいは書き込み中にインジケータでお知らせしております。(本体上部にふたつのインジケータがあり、 アラームでも使用される右側の赤いインジケータです。)
このインジケータが点灯している間はメモリカードを抜かないようお願いいたします。 特に書き込み中にメモリカードを抜かれますとデータを失われたり、 メモリカード自体を壊してしまう可能性もあります。
電源のオン、オフ操作について
不必要な電源のオン、オフの繰り返しはデータ破壊や故障の原因となります。 システムの安定した動作のためにも、電源をオンからオフ、オフからオンする際は3秒以上の間隔をおくようお願いいたします。
Last modified : 2002/3/25
 

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