数値計算
– [数値計算] から入力可能なコマンドや関数について説明します。
最大公約数、最小公倍数
2つの整数の最大公約数と最小公倍数を求めます。
例 1:28と35の最大公約数を求める
- – [数値計算] > [最大公約数]
28(,)35
例 2:9と15の最小公倍数を求める
- – [数値計算] > [最小公倍数]
9(,)15
絶対値
実数の絶対値を求めます。
例: |2 - 7| = Abs(2 - 7) = 5
(入力/出力:数学自然表示入出力)
- – [数値計算] > [絶対値]
27
(入力/出力:ライン表示入出力)
- – [数値計算] > [絶対値]
27
循環小数
下記のメニュー項目を使って、循環小数を入力できます。
– [数値計算] > [循環小数] 詳しくは、「循環小数形式への変換と循環小数計算」を参照してください。
整数部分の抽出
入力値の整数部分を抽出します。
例:-3.5の整数部分を抽出する
- – [数値計算] > [整数部分の抽出]
((-))35
表示桁数設定丸め
表示桁数設定丸め関数 (Rnd) を使うと、引数の小数値が現在の表示桁数設定に従って四捨五入されます。たとえば表示桁数設定が「小数点以下桁数 3」のときはRnd(10÷3) = 3.333と表示され、内部的な計算結果も3.333となります。「指数表示範囲 1」または「指数表示範囲 2」の設定時は、引数は仮数部の11桁目で四捨五入されます。
例:「小数点以下桁数 3」の表示桁数設定で、下記を計算する
10 ÷ 3 × 3、Rnd(10 ÷ 3) × 3
(入力/出力:数学自然表示入力/小数出力、表示桁数:小数点以下桁数 3)
- 1033
- – [数値計算] > [表示桁数設定丸め]
1033
最大の整数
入力値を超えない最大の整数を求めます。
例:-3.5を超えない最大の整数を求める
- – [数値計算] > [最大の整数]
((-))35