音色を選ぶ

グランドピアノ音色を含む全鍵盤用の音色20種類と、低音部専用のベース音色1種類を内蔵しています。

グランドピアノ音色の特徴

グランドピアノ1とグランドピアノ2をグランドピアノ音色と呼びます。

グランドピアノ1

迫力と力強さを兼ね備えており、強弱の表現幅が広く、多くのピアニストから愛される上品で艶のある音です。

グランドピアノ2

歯切れのよいストレートな音で、キラキラと明るい演奏が可能であり、クラシックに留まらずポップスやジャズにも向いています。

グランドピアノ音色は、それぞれ下記のような特徴があります。

音色名

特徴

コンサート

グランドピアノ1コンサート

ダイナミックで自然な音色変化をする、フルコンサートグランドピアノ音色です。

グランドピアノ2 コンサート

ブライト

グランドピアノ1 ブライト

明るくてクリアなピアノ音色です。

グランドピアノ2 ブライト

メロウ

グランドピアノ1 メロウ

暖かみがあり落ち着いたピアノ音色です。

グランドピアノ2 メロウ

音色を1つ選ぶ

鍵盤を使って音色を選ぶ

  1. 「グランドピアノ」ボタンを押さえたまま、G3~E}5鍵盤のいずれか1つを押します。

    設定値を直接選ぶ(操作タイプA)

    • 各鍵盤で選べる音色は、「音色リスト」をご参照ください。

      Figure

音色リストの順番で音色を選ぶ

  1. 「グランドピアノ」ボタンを押さえたまま、B2またはC3鍵盤を押します。

    +/-鍵盤で、設定値を1ずつ上下させる(操作タイプB)

    Figure

    鍵盤

    設定

    B2

    前の音色に切り替える(-)

    C3

    次の音色に切り替える(+)

タッチボタンで音色を選ぶ

  1. 「グランドピアノ」ボタンにタッチします。

    • グランドピアノ1コンサートの音色が選ばれます。

      Figure

2つの音色を重ねる(レイヤー)

鍵盤演奏時に2つの音色を同時に鳴らすことができます。音色を重ねることから、この使い方をレイヤーと呼びます。先に選んだ音色をアッパー1パートの音色、次に選んだ音色をアッパー2パートの音色と呼びます。[レイヤー]を<オン>にすると、アッパー1とアッパー2両方のパートの音が同時に鳴ります。

Figure

レイヤーをオン/オフにする

  1. 「グランドピアノ」ボタンを押さえたまま、C7鍵盤(レイヤー)を押します。

    1つの鍵盤でオン/オフの切り替えや、設定値を変更する(操作タイプD)

    Figure

設定値

設定内容

オフ

レイヤーをオフにします。

オン

レイヤーをオンにします。

アッパー2パート音色を選ぶ

[レイヤー]が<オン>のときに、アッパー2パート音色を選ぶことができます。

  1. [レイヤー]を<オン>にする。

  2. 「グランドピアノ」ボタンを押さえたまま、G3~D5鍵盤のいずれか1つを押して、アッパー2パートの音色を選びます。

    設定値を直接選ぶ(操作タイプA)

    Figure

アッパー1パートの設定を変える

アッパー1パートの音量調節やオクターブシフトができます。

詳しくは、「アッパー1パートの設定を変える」、「アッパー1パートをオクターブシフトする」をご参照ください。

アッパー2パートの設定を変える

アッパー2パートの音量調節やオクターブシフトができます。

詳しくは、「アッパー2パートの設定を変える」、「アッパー2パートをオクターブシフトする」をご参照ください。

鍵盤を左右に分けて使う(スプリット)

低音部専用の音色<ベース(低音部)>を選ぶと、鍵盤の低音部でベースの音を鳴らすことができます。鍵盤全体を左右に分けることから、この使い方をスプリットと呼びます。低音部の音色をロワーパートの音色、高音部の音色をアッパー1パートの音色と呼びます。

Figure

低音部専用の音色を選ぶ

  1. 「グランドピアノ」ボタンを押さえたまま、C{5鍵盤(ベース)を押します。

    設定値を直接選ぶ(操作タイプA)

    Figure
    • 低音部(左側)の鍵盤だけがベース音色になり、高音部(右側)の鍵盤はそれまで選んでいた音色がそのまま残ります。

    • ベース音色以外の音色を選ぶとスプリットが解除されます。

ロワーパートの設定を変える

ロワーパートの音量調節などの設定を変えることができます。

詳しくは、「ロワーパートの設定を変える」をご参照ください。

アッパー1パートの設定を変える

アッパー1パートの音量調節やオクターブシフトができます。

詳しくは、「アッパー1パートの設定を変える」、「アッパー1パートをオクターブシフトする」をご参照ください。