モジュール番号 3516
心拍トレーニングを始める
心拍トレーニングとは心拍数を計測し、その数値を指標としてトレーニングをすることです。目的に適した運動強度を心拍数の高低で把握することで、効率的なトレーニングや心肺機能の向上、健康維持に役立ちます。
心拍ゾーン(HR zones)
Powered by Polar
目標の心拍ゾーンを設定する
トレーニングの目的に合った運動強度の心拍ゾーンを目標に設定してください。
最大心拍数の50%から100%の範囲を5つの心拍数ゾーンに区分しています。心拍数をゾーン内に収めることで、トレーニングの強度を簡単にコントロールすることができます。それぞれの心拍ゾーンには主な効果があり、それを理解することで、トレーニングの効果を高めることができます。
ゾーン1(最大心拍の50~60%):非常に軽いトレーニング
全体的な健康状態を改善し、より厳しいトレーニングからの回復に役立ちます。
長時間トレーニングを続けることができます。
ゾーン2(最大心拍の60~70%):軽いトレーニング
一般的な耐久性を高めます。脂肪をエネルギー源とするため、脂肪を燃焼させる身体の能力を向上させます。
快適なトレーニングを長時間続けることができます。
ゾーン3(最大心拍の70~80%):中程度のトレーニング
有酸素フィットネスを向上させます。ゾーン3では乳酸が血流に蓄積し始めますが、身体はそれをエネルギーとして再利用できるため、パフォーマンスには影響しません。
より深く呼吸する必要があるため、適度な力みを感じるようになります。
ゾーン4(最大心拍の80~90%):ハードなトレーニング
スピード持久力を向上させ、身体がタンパク質(糖質)をエネルギーとして利用することに長けています。また、血中の乳酸濃度が高くても耐えられるようになります。
筋肉に疲労を感じ、呼吸が荒くなります。
ゾーン5(最大心拍の90~100%):非常にハードなトレーニング
最大パフォーマンスを向上させます。乳酸が多く蓄積されるため、長時間のトレーニングを続けることはできません。
呼吸、筋肉に疲労を感じます。
-
アクティビティ計測画面表示で心拍計測画面を表示するよう、CASIO WATCHESで設定します。
-
時刻表示にします。
-
Aボタンを押します。
-
Cボタンを押して、アクティビティを選びます。
-
Aボタンを押します。
-
Cボタンを押して、心拍計測画面を選びます。
-
Cボタンを2秒以上押し続けます。
-
Cボタンを押して、[HR TARGET ZONE]にポインターを合わせます。
-
Aボタンを押します。
-
Cボタンを押して、目標に設定する心拍ゾーンにポインターを合わせます。
-
Aボタンを押して、設定を終了します。
-
Dボタンを押して、設定画面を閉じます。
アクティビティモードになります。
例:
HEART RATE(心拍計測)機能の設定画面が開きます。
設定が完了すると、チェックマークが表示され、数秒後にHEART RATE(心拍計測)機能の設定画面に戻ります。
心拍ゾーンアラートを設定する
心拍トレーニングをするときに心拍ゾーンアラートをオンにすると、現在の心拍数が目標に設定しているゾーンから外れた場合、音や振動でお知らせします。お知らせ後も目標のゾーンに入らない場合、範囲外であることを1分ごとに通知します。
心拍ゾーンアラートは、心拍計測画面を表示中のみ通知します。
-
アクティビティ計測画面表示で心拍計測画面を表示するよう、CASIO WATCHESで設定します。
-
時刻表示にします。
-
Aボタンを押します。
-
Cボタンを押して、アクティビティを選びます。
-
Aボタンを押します。
-
Cボタンを押して、心拍計測画面を選びます。
-
Cボタンを2秒以上押し続けます。
-
Cボタンを押して、[HR ZONE ALERT]にポインターを合わせます。
-
Aボタンを押します。
-
Cボタンを押して、[ON](オン)または[OFF](オフ)にポインターを合わせます。
-
Aボタンを押して、設定を終了します。
-
Dボタンを押して、設定画面を閉じます。
アクティビティモードになります。
例:
HEART RATE(心拍計測)機能の設定画面が開きます。
設定が完了すると、チェックマークが表示され、数秒後にHEART RATE(心拍計測)機能の設定画面に戻ります。