モジュール番号 3516

アクティビティを計測する

加速度センサーを使用し、ランニングやウォーキングなどのアクティビティの距離、歩数、経過時間、ペースなどを計測、記録します。

記録したデータは時計やCASIO WATCHESで確認できます。

アクティビティ計測前に各種設定することをおすすめします。

img_Running_sensor

アクティビティの概要

本機が対応しているアクティビティモードの機能(アクティビティ)は4種類あります。

CASIO WATCHESでアクティビティモードの機能の追加、削除、または並び替えができます。

3516_024_RUN_ACT

RUNNING(ラン)
ランニングを計測します。

3516_025_WALK_ACT

WALKING(歩行)
ウォーキングを計測します。

3516_026_GYM_ACT

GYM WORKOUT(筋トレなど)
ワークアウトを計測します。

3516_027_INTERVAL_TMR_ACT

INTERVAL TIMER(インターバルタイマー)
インターバルタイマーを利用してトレーニングをします。

アクティビティ計測をする

アクティビティを選んで、計測してみましょう。

アクティビティを選ぶ

  1. 時刻表示にします。

  2. Aボタンを押します。

  3. アクティビティモードになります。

    例:

    3516_ACTIVITY_Mode
  4. Cボタンを押して、アクティビティを選びます。

  5. アクティビティの種目については以下をご覧ください。

計測を開始する

  1. Aボタンを押します。

  2. アクティビティ計測を開始します。

    3516_028_ACT

    CASIO WATCHESで設定したアクティビティ計測中の画面を表示します。
    アクティビティ計測中に、Cボタンを押して計測画面表示を切り替えることができます。

計測中に一時停止するには

アクティビティ計測中にAボタンを押すと、計測が一時停止します。もう一度Aボタンを押すと、計測を再開します。

計測を終了する

  1. アクティビティ計測中にAボタンを押します。

  2. アクティビティ計測を一時停止し、停止メニュー画面が開きます。

    3516_fl_Pause_Menu2

    停止メニュー画面でDボタンを押すと、計測画面が表示されます。計測画面でCボタンを押すと、表示を切り替えることができます。
    停止メニュー画面に戻るには、Dボタンを押します。

    [RESUME]

    計測を再開します。

    [SAVE]

    データを保存して計測を終了します。

    [DISCARD]

    データを保存せず計測を終了します。

  3. Cボタンを押して、[SAVE]を選びます。

  4. Aボタンを押します。

  5. アクティビティの計測結果が表示されます。

    Cボタンを押して、計測結果のサマリー画面を切り替えることができます。
    一定時間経過する、またはDボタンを押すと時刻表示に戻ります。

    データを保存せず計測を終了した場合、選択しているアクティビティ画面に戻ります。

ラップタイムを計測する

  1. アクティビティ計測を開始します。

  2. Dボタンを押します。

  3. Dボタンを押すごとに、その区間ごとの経過時間(ラップタイム)が表示されます。

    3516_029_ACT
  4. Aボタンを押して、アクティビティ計測を一時停止します。

インターバルトレーニングでタイマーを使う

概要

複数のタイマーを連続で計測できます(インターバルタイマー)。腕立て伏せやスクワットなど、複数の運動を連続して行いたいときにインターバルタイマーを使うと、希望したメニューに合わせて計測できます。

たとえば、以下のようにインターバルタイマーを設定すると、インターバルトレーニングのNum_circle_1Num_circle_4を自動で10回計測できます。

タイマーの設定

[TIMER1]:30秒

[TIMER2]:20秒

[TIMER3]:30秒

[TIMER4]:25秒

セット回数:10

インターバルトレーニングのメニュー

  1. 腕立て伏せ:30秒

  2. 休憩:20秒

  3. スクワット:30秒

  4. 休憩:25秒

参考

インターバルタイマーは、5本までのタイマーを最大で10回繰り返すことができます(オートリピートタイマー)。

インターバルタイマーの設定方法は、以下をご覧ください。

インターバルタイマーで計測する

  1. 時刻表示にします。

  2. Aボタンを押します。

  3. アクティビティモードになります。

  4. Cボタンを押して、[INTERVAL TIMER]を選びます。

  5. 3516_INTERVAL_TMR
  6. Aボタンを押します。

  7. 計測開始前の画面が開きます。

    3516_030_ACT
  8. Aボタンを押して、タイマーを開始します。

  9. 3516_031_ACT

    インターバルタイマーが終了すると、音や振動で10秒間お知らせします。

  10. いずれかのボタンを押して、音や振動を止めます。

  11. サマリー(計測結果)画面が表示されます。

    インターバルタイマー終了のお知らせのあと、自動的にデータを保存してサマリー(計測結果)画面が表示されます。

参考

各インターバルタイマーが残り5秒になると、音や振動でカウントダウンします。

タイマー計測中にDボタンを1秒以上押し続けると、進行中のタイマーを終了し、次のタイマーの計測を開始します。

タイマーを一時停止またはリセットする

  1. タイマー計測中にAボタンを押します。

  2. タイマーを一時停止し、数秒後に一時停止メニュー画面が開きます。

    3516_fl_TMR_Pause_Menu
  3. Cボタンを押して、タイマー計測していたインターバルトレーニングのデータをどうするか選びます。

  4. [RESUME]

    タイマーを再開します。

    [SAVE]

    データを保存してタイマーを終了します。

    [DISCARD]

    タイマーをリセットします。

  5. Aボタンを押します。

  6. [SAVE]を選んだ場合、インターバルトレーニングの結果が表示されます。
    Cボタンを押して、計測結果のサマリー画面を切り替えることができます。
    Dボタンを押すと時刻表示に戻ります。

心拍トレーニングを始める

心拍トレーニングとは心拍数を計測し、その数値を指標としてトレーニングをすることです。目的に適した運動強度を心拍数の高低で把握することで、効率的なトレーニングや心肺機能の向上、健康維持に役立ちます。

心拍ゾーン(HR zones)
Powered by Polar

目標の心拍ゾーンを設定する

トレーニングの目的に合った運動強度の心拍ゾーンを目標に設定してください。

最大心拍数の50%から100%の範囲を5つの心拍数ゾーンに区分しています。心拍数をゾーン内に収めることで、トレーニングの強度を簡単にコントロールすることができます。それぞれの心拍ゾーンには主な効果があり、それを理解することで、トレーニングの効果を高めることができます。

ゾーン1(最大心拍の50~60%):非常に軽いトレーニング
全体的な健康状態を改善し、より厳しいトレーニングからの回復に役立ちます。
長時間トレーニングを続けることができます。

ゾーン2(最大心拍の60~70%):軽いトレーニング
一般的な耐久性を高めます。脂肪をエネルギー源とするため、脂肪を燃焼させる身体の能力を向上させます。
快適なトレーニングを長時間続けることができます。

ゾーン3(最大心拍の70~80%):中程度のトレーニング
有酸素フィットネスを向上させます。ゾーン3では乳酸が血流に蓄積し始めますが、身体はそれをエネルギーとして再利用できるため、パフォーマンスには影響しません。
より深く呼吸する必要があるため、適度な力みを感じるようになります。

ゾーン4(最大心拍の80~90%):ハードなトレーニング
スピード持久力を向上させ、身体がタンパク質(糖質)をエネルギーとして利用することに長けています。また、血中の乳酸濃度が高くても耐えられるようになります。
筋肉に疲労を感じ、呼吸が荒くなります。

ゾーン5(最大心拍の90~100%):非常にハードなトレーニング
最大パフォーマンスを向上させます。乳酸が多く蓄積されるため、長時間のトレーニングを続けることはできません。
呼吸、筋肉に疲労を感じます。

  1. アクティビティ計測画面表示で心拍計測画面を表示するよう、CASIO WATCHESで設定します。

  2. 時刻表示にします。

  3. Aボタンを押します。

  4. アクティビティモードになります。

    例:

    3516_ACTIVITY_Mode
  5. Cボタンを押して、アクティビティを選びます。

  6. Aボタンを押します。

  7. Cボタンを押して、心拍計測画面を選びます。

  8. 3516_032_ACT
  9. Cボタンを2秒以上押し続けます。

  10. HEART RATE(心拍計測)機能の設定画面が開きます。

    3516_HR_Set_caps
  11. Cボタンを押して、[HR TARGET ZONE]にポインターを合わせます。

  12. Aボタンを押します。

  13. Cボタンを押して、目標に設定する心拍ゾーンにポインターを合わせます。

  14. Aボタンを押して、設定を終了します。

  15. 設定が完了すると、チェックマークが表示され、数秒後にHEART RATE(心拍計測)機能の設定画面に戻ります。

  16. Dボタンを押して、設定画面を閉じます。

心拍ゾーンアラートを設定する

心拍トレーニングをするときに心拍ゾーンアラートをオンにすると、現在の心拍数が目標に設定しているゾーンから外れた場合、音や振動でお知らせします。お知らせ後も目標のゾーンに入らない場合、範囲外であることを1分ごとに通知します。

心拍ゾーンアラートは、心拍計測画面を表示中のみ通知します。

  1. アクティビティ計測画面表示で心拍計測画面を表示するよう、CASIO WATCHESで設定します。

  2. 時刻表示にします。

  3. Aボタンを押します。

  4. アクティビティモードになります。

    例:

    3516_ACTIVITY_Mode
  5. Cボタンを押して、アクティビティを選びます。

  6. Aボタンを押します。

  7. Cボタンを押して、心拍計測画面を選びます。

  8. 3516_033_ACT
  9. Cボタンを2秒以上押し続けます。

  10. HEART RATE(心拍計測)機能の設定画面が開きます。

    3516_HR_Set_caps
  11. Cボタンを押して、[HR ZONE ALERT]にポインターを合わせます。

  12. Aボタンを押します。

  13. Cボタンを押して、[ON](オン)または[OFF](オフ)にポインターを合わせます。

  14. Aボタンを押して、設定を終了します。

  15. 設定が完了すると、チェックマークが表示され、数秒後にHEART RATE(心拍計測)機能の設定画面に戻ります。

  16. Dボタンを押して、設定画面を閉じます。

アクティビティ計測のご注意

アクティビティ機能を使用したあとは、充電ケーブルによる充電をしてください。

バッテリー表示が3516_icon_inl_LOW以下のときはアクティビティ計測はできません。アクティビティ計測する前に充電することをお勧めします。

アクティビティの計測中に[MEMORY FULL]になると、計測を強制終了します。
1回のアクティビティで80時間を超えても、計測を強制終了します。

3516_MEMORY_FULL

アクティビティログの残量が少ないと、計測結果を保存できない場合があります。残量が少ない場合は、アクティビティ計測前にログデータを削除して容量を確保してください。

3516_STORAGE_LOW

アクティビティ計測後に表示されるサマリー(計測結果)画面については、以下をご覧ください。

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