アクティビティを計測する
加速度センサーを使用し、ランニングやウォーキングなどのアクティビティの距離、歩数、経過時間、ペースなどを計測、記録します。
記録したデータは時計やCASIO WATCHESで確認できます。
アクティビティ計測前に各種設定することをおすすめします。

アクティビティの概要
本機が対応しているアクティビティモードの機能(アクティビティ)は4種類あります。
CASIO WATCHESでアクティビティモードの機能の追加、削除、または並び替えができます。
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RUNNING(ラン) |
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WALKING(歩行) |
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GYM WORKOUT(筋トレなど) |
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INTERVAL TIMER(インターバルタイマー) |
アクティビティ計測をする
アクティビティを選んで、計測してみましょう。
アクティビティを選ぶ
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時刻表示にします。
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Aボタンを押します。
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Cボタンを押して、アクティビティを選びます。
アクティビティモードになります。
例:

アクティビティの種目については以下をご覧ください。
計測を開始する
-
Aボタンを押します。
アクティビティ計測を開始します。

CASIO WATCHESで設定したアクティビティ計測中の画面を表示します。
アクティビティ計測中に、Cボタンを押して計測画面表示を切り替えることができます。
計測中に一時停止するには
アクティビティ計測中にAボタンを押すと、計測が一時停止します。もう一度Aボタンを押すと、計測を再開します。
計測を終了する
-
アクティビティ計測中にAボタンを押します。
-
Cボタンを押して、[SAVE]を選びます。
-
Aボタンを押します。
アクティビティ計測を一時停止し、停止メニュー画面が開きます。

停止メニュー画面でDボタンを押すと、計測画面が表示されます。計測画面でCボタンを押すと、表示を切り替えることができます。
停止メニュー画面に戻るには、Dボタンを押します。
[RESUME] |
計測を再開します。 |
[SAVE] |
データを保存して計測を終了します。 |
[DISCARD] |
データを保存せず計測を終了します。 |
アクティビティの計測結果が表示されます。
Cボタンを押して、計測結果のサマリー画面を切り替えることができます。
一定時間経過する、またはDボタンを押すと時刻表示に戻ります。
データを保存せず計測を終了した場合、選択しているアクティビティ画面に戻ります。
ラップタイムを計測する
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アクティビティ計測を開始します。
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Dボタンを押します。
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Aボタンを押して、アクティビティ計測を一時停止します。
Dボタンを押すごとに、その区間ごとの経過時間(ラップタイム)が表示されます。

インターバルトレーニングでタイマーを使う
概要
複数のタイマーを連続で計測できます(インターバルタイマー)。腕立て伏せやスクワットなど、複数の運動を連続して行いたいときにインターバルタイマーを使うと、希望したメニューに合わせて計測できます。
たとえば、以下のようにインターバルタイマーを設定すると、インターバルトレーニングの~
を自動で10回計測できます。
タイマーの設定
[TIMER1]:30秒
[TIMER2]:20秒
[TIMER3]:30秒
[TIMER4]:25秒
セット回数:10
インターバルトレーニングのメニュー
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腕立て伏せ:30秒
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休憩:20秒
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スクワット:30秒
-
休憩:25秒
参考
インターバルタイマーは、5本までのタイマーを最大で10回繰り返すことができます(オートリピートタイマー)。
インターバルタイマーの設定方法は、以下をご覧ください。
インターバルタイマーで計測する
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時刻表示にします。
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Aボタンを押します。
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Cボタンを押して、[INTERVAL TIMER]を選びます。
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Aボタンを押します。
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Aボタンを押して、タイマーを開始します。
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いずれかのボタンを押して、音や振動を止めます。
アクティビティモードになります。

計測開始前の画面が開きます。


インターバルタイマーが終了すると、音や振動で10秒間お知らせします。
サマリー(計測結果)画面が表示されます。
インターバルタイマー終了のお知らせのあと、自動的にデータを保存してサマリー(計測結果)画面が表示されます。
参考
各インターバルタイマーが残り5秒になると、音や振動でカウントダウンします。
タイマー計測中にDボタンを1秒以上押し続けると、進行中のタイマーを終了し、次のタイマーの計測を開始します。
タイマーを一時停止またはリセットする
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タイマー計測中にAボタンを押します。
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Cボタンを押して、タイマー計測していたインターバルトレーニングのデータをどうするか選びます。
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Aボタンを押します。
タイマーを一時停止し、数秒後に一時停止メニュー画面が開きます。

[RESUME] |
タイマーを再開します。 |
[SAVE] |
データを保存してタイマーを終了します。 |
[DISCARD] |
タイマーをリセットします。 |
[SAVE]を選んだ場合、インターバルトレーニングの結果が表示されます。
Cボタンを押して、計測結果のサマリー画面を切り替えることができます。
Dボタンを押すと時刻表示に戻ります。
心拍トレーニングを始める
心拍トレーニングとは心拍数を計測し、その数値を指標としてトレーニングをすることです。目的に適した運動強度を心拍数の高低で把握することで、効率的なトレーニングや心肺機能の向上、健康維持に役立ちます。
心拍ゾーン(HR zones)
Powered by Polar
目標の心拍ゾーンを設定する
トレーニングの目的に合った運動強度の心拍ゾーンを目標に設定してください。
最大心拍数の50%から100%の範囲を5つの心拍数ゾーンに区分しています。心拍数をゾーン内に収めることで、トレーニングの強度を簡単にコントロールすることができます。それぞれの心拍ゾーンには主な効果があり、それを理解することで、トレーニングの効果を高めることができます。
ゾーン1(最大心拍の50~60%):非常に軽いトレーニング
全体的な健康状態を改善し、より厳しいトレーニングからの回復に役立ちます。
長時間トレーニングを続けることができます。
ゾーン2(最大心拍の60~70%):軽いトレーニング
一般的な耐久性を高めます。脂肪をエネルギー源とするため、脂肪を燃焼させる身体の能力を向上させます。
快適なトレーニングを長時間続けることができます。
ゾーン3(最大心拍の70~80%):中程度のトレーニング
有酸素フィットネスを向上させます。ゾーン3では乳酸が血流に蓄積し始めますが、身体はそれをエネルギーとして再利用できるため、パフォーマンスには影響しません。
より深く呼吸する必要があるため、適度な力みを感じるようになります。
ゾーン4(最大心拍の80~90%):ハードなトレーニング
スピード持久力を向上させ、身体がタンパク質(糖質)をエネルギーとして利用することに長けています。また、血中の乳酸濃度が高くても耐えられるようになります。
筋肉に疲労を感じ、呼吸が荒くなります。
ゾーン5(最大心拍の90~100%):非常にハードなトレーニング
最大パフォーマンスを向上させます。乳酸が多く蓄積されるため、長時間のトレーニングを続けることはできません。
呼吸、筋肉に疲労を感じます。
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アクティビティ計測画面表示で心拍計測画面を表示するよう、CASIO WATCHESで設定します。
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時刻表示にします。
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Aボタンを押します。
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Cボタンを押して、アクティビティを選びます。
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Aボタンを押します。
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Cボタンを押して、心拍計測画面を選びます。
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Cボタンを2秒以上押し続けます。
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Cボタンを押して、[HR TARGET ZONE]にポインターを合わせます。
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Aボタンを押します。
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Cボタンを押して、目標に設定する心拍ゾーンにポインターを合わせます。
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Aボタンを押して、設定を終了します。
-
Dボタンを押して、設定画面を閉じます。
アクティビティモードになります。
例:


HEART RATE(心拍計測)機能の設定画面が開きます。

設定が完了すると、チェックマークが表示され、数秒後にHEART RATE(心拍計測)機能の設定画面に戻ります。
心拍ゾーンアラートを設定する
心拍トレーニングをするときに心拍ゾーンアラートをオンにすると、現在の心拍数が目標に設定しているゾーンから外れた場合、音や振動でお知らせします。お知らせ後も目標のゾーンに入らない場合、範囲外であることを1分ごとに通知します。
心拍ゾーンアラートは、心拍計測画面を表示中のみ通知します。
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アクティビティ計測画面表示で心拍計測画面を表示するよう、CASIO WATCHESで設定します。
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時刻表示にします。
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Aボタンを押します。
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Cボタンを押して、アクティビティを選びます。
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Aボタンを押します。
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Cボタンを押して、心拍計測画面を選びます。
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Cボタンを2秒以上押し続けます。
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Cボタンを押して、[HR ZONE ALERT]にポインターを合わせます。
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Aボタンを押します。
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Cボタンを押して、[ON](オン)または[OFF](オフ)にポインターを合わせます。
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Aボタンを押して、設定を終了します。
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Dボタンを押して、設定画面を閉じます。
アクティビティモードになります。
例:


HEART RATE(心拍計測)機能の設定画面が開きます。

設定が完了すると、チェックマークが表示され、数秒後にHEART RATE(心拍計測)機能の設定画面に戻ります。
アクティビティ計測のご注意
アクティビティ機能を使用したあとは、充電ケーブルによる充電をしてください。
バッテリー表示が以下のときはアクティビティ計測はできません。アクティビティ計測する前に充電することをお勧めします。
アクティビティの計測中に[MEMORY FULL]になると、計測を強制終了します。
1回のアクティビティで80時間を超えても、計測を強制終了します。

アクティビティログの残量が少ないと、計測結果を保存できない場合があります。残量が少ない場合は、アクティビティ計測前にログデータを削除して容量を確保してください。

アクティビティ計測後に表示されるサマリー(計測結果)画面については、以下をご覧ください。