モジュール番号 5743

時刻を合わせる

この時計は、スマートフォンと接続したり、電波を受信したりして日付や時刻を合わせることができます。

重要

飛行機内など電波の受信を禁止または制限されている場所では、自動時刻修正を無効にしてください。

以下のチャートを参考にして、自分の生活スタイルに合った方法で時刻を合わせてください。

スマートフォンをお使いですか?

スマートフォンと接続して時刻を合わせることをお勧めします。

w66_img_casiowatch_plus_lunch_1230

標準電波が受信できる地域にお住まいですか?

標準電波を受信して時刻を合わせることができます。

w66_img_SignalReception_12

上記以外

接続できるスマートフォンがなく標準電波も受信できない場合は、時計を操作して時刻を合わせることができます。

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標準電波で時刻を合わせる

概要

標準電波を受信すると、時計の時刻や日付を合わせることができます。

重要

電波を受信して正しい時刻を表示するには、ホーム都市のタイムゾーンを使用する地域に設定する必要があります。

スマートフォンと接続してご利用の場合で、前日に一度もスマートフォンと接続して時刻合わせが行われなかったときは、標準電波を自動で受信して時計の時刻を合わせます。

飛行機内など電波の受信を禁止または制限されている場所では、自動時刻修正を無効にしてください。

参考

標準電波は、受信できる地域が限られています。標準電波を受信できない地域で使う場合は、スマートフォンと接続して時刻を合わせてください。

標準電波を受信しても時計が正しい日時を示さない場合は、針や日付の位置を補正してください。

受信に適した場所

窓際で電波を受信できます。

時計の12時位置を窓に向けて置いてください。

金属は避けてください。

時計を動かさないでください。

時計を操作しないでください。

img_reception

参考

以下の場所では、標準電波を受信しにくくなります。

ビルの中およびその周辺

乗り物の中

家庭電化製品、OA機器、携帯電話などの近く

工事現場、飛行場など電波障害が起きる場所

高圧線の近く

山間部、山の裏側

標準電波の受信範囲

日本(JJY)

日本の標準電波送信所は、福島県のおおたかどや山と福岡県/佐賀県のはがね山に位置します。
標準電波の受信範囲は、各送信所を中心として約1,000km以内です。

中国(BPC)

中国の標準電波送信所は、中国河南省の商丘市に位置します。
標準電波の受信範囲は、商丘送信所を中心として約1,500km以内です。

アメリカ(WWVB)

アメリカの標準電波送信所は、コロラド州フォートコリンズに位置します。
標準電波の受信範囲は、フォートコリンズ送信所を中心として約3,000km以内です。

イギリス(MSF)/ドイツ(DCF77)

イギリスの標準電波送信所は、カンブリア州アンソーンに位置します。
ドイツの標準電波送信所は、フランクフルト南東のマインフリンゲンに位置します。
標準電波の受信範囲は、各送信所を中心として約1,500km以内です。

参考

標準電波の受信範囲内でも地形、天候、時期(季節)、時刻、無線ノイズの影響により受信できないことがあります。

自動で標準電波を受信する

午前12時(深夜12時)から午前5時の間に標準電波を受信して、自動で時刻や日付を合わせます。1日1回受信に成功すれば、その日は自動受信をしません。

準備

カレンダーモードにします。

窓際のような受信に適した場所に時計を置きます。

標準電波を受信中は、秒針が[RC]を示します。

受信に成功すると、自動的に時計の時刻と日付が合います。

参考

受信には約2分から約10分かかります。最大で約20分かかる場合もあります。

スマートフォンと接続して時刻を合わせた場合、接続した日と翌日は標準電波を自動受信しません。

手動で標準電波を受信する

  1. 窓際のような受信に適した場所に時計を置きます。

  2. カレンダーモードにします。

  3. 秒針が[RC]の位置を示すまで0.5秒以上、Bボタンを押し続けます。

  4. 標準電波の受信が始まります。標準電波を受信すると、時計の時刻と日付が合います。

    5743_RCmark_TM

参考

受信には約2分から約10分かかります。最大で約20分かかる場合もあります。

昼間よりも夜間のほうが標準電波を受信しやすくなります。

スマートフォンとペアリングしている場合、標準電波の受信はできません。

受信のご注意

電波の受信による時刻合わせができないときは、平均月差±15秒の精度で動きます。

電波を受信して時刻合わせをするときに、時計内部の演算処理などにより若干(1秒未満)のずれが発生します。

時計が以下の状態のときは、標準電波を受信できません。

充電不足のとき

カレンダーモード以外のモードのとき

節電レベル2のとき

りゅうずを引いているとき

電波受信に対応していないタイムゾーンをホーム都市の地域に設定しているとき

電波の受信範囲外でお使いのとき

スマートフォンとペアリングしているとき

スマートフォンとペアリングしている場合、時計のペアリング情報を削除すると、標準電波を手動で受信できるようになります。

受信に成功すると、自動的に時計の時刻や日付が合います。ただし、以下のような場合は、サマータイムが正しく反映されません。

サマータイム開始日時、終了日時の規定が変わった

スマートフォンと接続してお使いの場合、CASIO WATCHESが位置情報を取得できる設定にする必要があります。取得できない設定になっていると、電波の受信範囲内であっても電波を受信できません。

時計を操作して時刻を合わせる

スマートフォンと接続できない場合などに、時計を操作して日付や時刻を合わせます。

ホーム都市を設定する

この時計を使用する都市(タイムゾーン)を設定します。

重要

お使いの地域の都市(タイムゾーン)に設定していないと、標準電波を受信したときに、時計が正しい時刻を表示しません。

  1. りゅうずを2段引きます。

  2. 秒針が現在設定しているホーム都市を示します。

    5743_14_ATDS_homecity
  3. りゅうずを回して、ホーム都市を変更します。

  4. 文字板に都市名が表示されていないタイムゾーンに設定することもできます。

    タイムゾーンについては、以下をご覧ください。

  5. りゅうずを戻します。

時刻や日付を設定する

  1. りゅうずを2段引きます。

  2. 秒針が現在設定しているホーム都市を示します。

    5743_14_ATDS_homecity
  3. Cボタンを1秒以上押し続けます。

  4. 秒針が12時位置に移動し、「分」を設定できる状態になります。

  5. りゅうずを回して「分」を合わせます。

  6. Cボタンを押します。

  7. 「時」を設定できる状態になります。

  8. りゅうずを回して「時」を合わせます。

  9. Cボタンを押します。

  10. 「年(10の位)」を設定できる状態になります。

  11. りゅうずを回して秒針を「年(10の位)」に合わせます。

  12. 年は西暦(20xx)で合わせます。

    5743_15_ATDS
  13. Cボタンを押します。

  14. 「年(1の位)」を設定できる状態になります。

  15. りゅうずを回して秒針を「年(1の位)」に合わせます。

  16. 5743_16_ATDS
  17. Cボタンを押します。

  18. 「月」を設定できる状態になります。

    5743_17_ATDS
  19. りゅうずを回して「月」を合わせます。

  20. Cボタンを押します。

  21. モード針が小さく動き、「日」を設定できる状態になります。

    5743_18_ATDS

    日付を合わせるときは、モード針が繰り返し回転します。

  22. りゅうずを回して「日」を合わせます。

  23. Cボタンを押すと、「分」を設定できる状態に戻ります。

  24. 時報に合わせてりゅうずを戻します。

サマータイムを設定する(ホーム都市)

サマータイムを実施している地域の場合は、サマータイムを設定します。

参考

各都市のサマータイムの初期設定(工場出荷時の状態)は[AT (AUTO)]です。多くの場合、[AT (AUTO)]であれば、設定を変更する必要はありません。

手動で文字板に都市名が表示されていないタイムゾーンに設定した場合は、サマータイムの設定を[STD]または[DST]に切り替えてお使いください。

  1. りゅうずを2段引きます。

  2. 秒針が現在設定しているホーム都市を示します。

    5743_14_ATDS_homecity
  3. Aボタンを1秒以上押し続けます。

  4. Aボタンを1秒以上押し続けるたびに、サマータイムの設定が切り替わります。

    5743_19_ATDS

    [AT (AUTO)]
    スタンダードタイムとサマータイムが自動で切り替わります。

    [STD]
    常にスタンダードタイムで表示します。

    [DST]
    常にサマータイムで表示します。

  5. りゅうずを戻します。

前回の時刻合わせ結果を確認する

  1. カレンダーモードにします。

  2. Bボタンを押します。

  3. 秒針が前回の受信結果を示します。何も操作をしないまま9~10秒経過すると現在時刻に戻ります。

    [Y(YES)]:前回の時刻合わせが成功
    [N(NO)]:前回の時刻合わせが失敗

    5743_Adjust_Y_comon

参考

標準電波を受信、またはスマートフォンと接続して時刻を合わせていても、その後手動で時刻や日付を変更した場合は、秒針が[N(NO)]を示します。

病院内、飛行機内で使うとき

病院内や飛行機内など、自動で標準電波を受信したり、スマートフォンと接続しては困るような場合、自動時刻修正を無効にできます。自動時刻修正を有効に戻すときも同じ操作です。

  1. カレンダーモードにします。

  2. Bボタンを押します。

  3. 秒針が前回の受信結果を9~10秒間示します。

    5743_Adjust_Y_comon
  4. 手順2から10秒以内にりゅうずを1段引きます。

  5. 手順2の操作から10秒以上経過したためりゅうずを引く前に秒針が通常の秒運針に戻った場合は、手順2からやり直してください。

  6. りゅうずを回して自動時刻修正を無効にします。

  7. [Y(YES)]:自動時刻修正が有効

    [N(NO)]:自動時刻修正が無効

    5743_20_ATDS
  8. りゅうずを戻します。

参考

スマートフォンとペアリングしている場合は、CASIO WATCHESで自動時刻修正を無効にすることもできます。

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