設定項目一覧

以下は、設定メニュー(「共通設定の基本操作」を参照)に表示される設定項目の一覧です。設定メニューを表示してから、設定を変更したい項目の操作を実行してください。

コンパス磁化補正(WF)

操作

この設定項目をタップすると、コンパスの磁化補正を促すメッセージとアニメーションが表示されるので、アニメーションを参考に本機をいろいろな向きに動かす。磁化補正が完了するとメッセージが表示され、補正を始める前の画面(ウォッチフェイス)に戻る。

解説

コンパスが正しい方位を指すように補正します。

この設定項目がグレイアウト表示になっている(タップしても反応しない)場合は、コンパスの精度が十分高いため、磁化補正が不要な状態です。

コンパスの磁気偏角を補正(WF/TL)

操作

この設定項目をタップするたびに、「ON」と「OFF」の間で切り替わる。「ON」にするとコンパスが指す北方位は真北になり、「OFF」にすると磁北になる。

解説

磁北と真北のずれを補正します。

高度補正(WF/TL/AC)

操作

1.

高度をロケーションで補正」が「ON」の場合は「OFF」にする。

2.

「高度補正」をタップする。

3.

高度の入力画面が表示されるので、現在地の標高を入力する。

  • 数値を変更したい桁をタップし、icon_ft_btn_inc_WSDF10/icon_ft_btn_dec_WSDF10 を使って数値を増減する。
  • 手動で入力した高度の補正値をリセットするには、icon_reset_btn_WSDF10をタップする。

解説

手動で現在地の正確な標高を入力することで、本機が表示する高度と実際の標高の誤差を小さくします。現在地の標高は、標識、地図、インターネットなどを使って調べることができます。登山の途中では、こまめに標高の標識などと本機が示す高度を照らし合わせて、この操作を行うことをおすすめします。

高度をロケーションで補正(WF/TL/AC)

操作

この設定項目をタップするたびに、「ON」と「OFF」の間で切り替わる。

解説

本機またはスマートフォンの位置情報(GPS)に基づいて自動的に高度補正を行いたい場合には、本項目を「ON」にします。「高度補正」を使って手動で高度補正を行う場合は、本項目を「OFF」にすることが必要です。

高度MAXリセット(WF)

操作

この設定項目をタップするとすぐに、最高高度がリセットされる。

解説

ウォッチフェイス(高度、コンビ)に表示される最高高度をリセットします。リセット後の数値は0 mではなく、過去24時間の最高高度となります。

気圧補正(WF/TL/AC)

操作

この設定項目をタップすると気圧の入力画面が表示されるので、正確な気圧計で計測した現在の気圧を入力する。

  • 数値を変更したい桁をタップし、icon_ft_btn_inc_WSDF10/icon_ft_btn_dec_WSDF10を使って数値を増減する。
  • 手動補正をリセットし、圧力センサーの計測値に基づく気圧表示に戻すには、icon_reset_btn_WSDF10をタップする。

解説

本機が内蔵している圧力センサーは工場出荷時に調整されているため、通常は補正する必要はありませんが、計測値に大きなずれが発生した場合には手動での補正が可能です。手動で補正するには、正確な気圧計で計測した現在の気圧を、本項目を使って入力します。

中央の数値/活動グラフ(TL)

操作

この設定項目をタップすると表示される一覧を上下にスクロールして、活動グラフ画面の中央に表示したい数値の種類をタップする。

解説

ツールアプリの活動グラフ画面の中央に表示する数値の種類を切り替えます。

ホームタウン(WF)

操作

この設定項目をタップすると表示される一覧を上下にスクロールして、ホームタウンとして指定したい都市名をタップする。

解説

ウォッチフェイス(世界時計、トラベラー)に表示されるホームタウンを指定します。

文字板のカラー(WF)

操作

この設定項目をタップすると表示される選択肢から、使用したいカラーをタップする。

解説

ウォッチフェイス(オーセンティック、フィールド、マルチ、トラベラー、ロケーション)の文字板のカラーを変更します。

モノクロ表示(WF/TP)

操作

この設定項目をタップするたびに、文字板の背景が「ダーク」と「ブライト」の間で切り替わる。

解説

本機のモノクロ液晶による表示のしかたを切り替えます。この設定は、次のすべてに共通して適用されます。

  • ウォッチフェイス「2レイヤー」のモノクロ表示
  • ツールアプリのモノクロ表示
  • タイムピースモード時のモノクロ表示

GPS時刻補正(WSD-F20シリーズのみ)(WF)

操作

1.

屋外の空の開けた場所まで移動する。

2.

カシオ製ウォッチフェイスからの操作で設定メニューを表示し、「GPS時刻補正」をタップする。

3.

表示されるメッセージを確認した上で、「補正」をタップする。

4.

GPS受信が完了するまでしばらく待つ。

解説

本機は通常、スマートフォンとの同期によって時刻合わせを行います。スマートフォンの電池切れや紛失等で、長期間スマートフォンとの同期ができないときは、時刻を合わせたいそのつど、上記の操作を実行してください。実行するたびに、GPS情報による一時的な時刻合わせが行われます。

GPS受信状態の良好な、空の開けた場所での実行をおすすめします(「受信に適した場所と適していない場所」を参照)。

港を設定(TL)

操作

この設定項目をタップすると表示される一覧を上下にスクロールして、指定したいポイント名(港の名前や海に近い都市名)をタップする。

解説

ツールアプリの「タイドグラフ」による潮汐情報の表示対象となるポイント(港)を指定します。

現在地で再計算(TL)

操作

この設定項目をタップすると、現在地の位置情報の取得が開始される。位置情報の取得に成功するとツールの画面に戻り、ツール画面には再計算後のデータが表示される。

解説

ツールアプリの画面に「DEMO」と表示されているとき、または「000分前の位置情報を元に計算した結果を表示しています。」というメッセージが表示されているときは、この操作を行います。現在地の位置情報を本機またはスマートフォンのGPS機能で取得し、その情報に基づいて、ツールアプリ画面に表示するデータが再計算されます。

毎日の位置情報を保存(WSD-F20シリーズのみ)(WF/MS/LM)

操作

この設定項目をタップして、「6分ごと」、「1分ごと」、「OFF」のいずれかを選択する。

解説

ロケーションメモリーアプリに関連した設定項目です。

本項目の設定を「ON」にすると、アクティビティアプリで計測を実施していないときでも、日常的な位置の履歴を残しておくことができるようになります。

毎日の活動記録を保存(WF/TL/MS)

操作

この設定項目をタップするたびに、「ON」と「OFF」(初期設定)の間で切り替わる。

解説

ウォッチフェイス(オーセンティック、フィールド、マルチ)、ツールアプリ(活動グラフ)、MOMENT SETTERアプリに関連した設定項目です。

本項目の設定を「ON」にすることで、運動時間や消費カロリーの表示など、ユーザーの活動記録を前提とした各種機能が利用可能となります。こうした機能を使いたい場合は、必ず「ON」に切り替えてください。

身長(TL/MS)

操作

この設定項目をタップすると表示される画面を使って、身長を入力する。

  • 数値を変更したい桁をタップし、 icon_ft_btn_inc_WSDF10/icon_ft_btn_dec_WSDF10を使って数値を増減する。

解説

本項目に入力した数値は、ツールアプリの「活動グラフ」に表示するデータを計算するための基礎情報として使われます。

体重(TL/MS)

操作

この設定項目をタップすると表示される画面を使って、体重を入力する。

  • 数値を変更したい桁をタップし、 icon_ft_btn_inc_WSDF10/icon_ft_btn_dec_WSDF10を使って数値を増減する。

解説

本項目に入力した数値は、ツールアプリの「活動グラフ」に表示するデータを計算するための基礎情報として使われます。

時計を装着する腕(TL/MS)

操作

この設定項目をタップするたびに、「右腕」と「左腕」の間で切り替わる。

解説

本項目に入力した数値は、ツールアプリの「活動グラフ」に表示するデータを計算するための基礎情報として使われます。

ゴール標高(AC)

操作

この設定項目をタップすると表示される画面で、目標高度を入力する。

  • 数値を変更したい桁をタップし、 icon_ft_btn_inc_WSDF10/icon_ft_btn_dec_WSDF10を使って数値を増減する。

解説

アクティビティアプリを使ってトレッキングの計測を開始する前に、本項目を使って目標高度を入力します。

ルートの色(AC)

操作

アクティビティアプリからの操作で設定メニューを表示し、「ルートの色」をタップする。「ルートの色」の凡例が表示される。

解説

アクティビティアプリの地図画面に現れる移動ルートは複数の色で描かれます。この項目は、各色が何を意味するかの説明を表示するもので、特に何かの設定を行うものではありません。

オート記録(WSD-F20シリーズのみ)(AC)

操作

1.

アクティビティアプリでスノーの「BEGIN」画面を表示し、「BEGIN」をタップする。

2.

タッチスクリーンを右から左に何度かスワイプし、「設定」画面が現れたらicon_SmartPuls_settingsをタップする。

3.

表示される設定メニューを上下にスワイプし、「オート記録」をタップする。

  • タップするたびに、「ON」と「OFF」の間で切り替わる。

解説

アクティビティアプリの「スノー」に関連した設定です。本項目の設定が「ON」の場合、本機はユーザーの動作を検出して自動的にアクティビティの計測を開始します。「OFF」の場合は、ユーザーが手動で計測を開始することが必要です。初期設定は「OFF」です。

地図の種類(AC/MS/LM)

操作

この設定項目をタップするたびに、「Google マップ」と「Mapbox」の間で切り替わる。

解説

アクティビティアプリとロケーションメモリーアプリで表示される地図の種類を、Google マップ またはMapboxのいずれかから選択します。

地図のスキン(AC/MS/LM)

操作

この設定項目をタップすると表示される画面で、使用したい地図のスキンの名前をタップする。

解説

アクティビティアプリとロケーションメモリーアプリで表示される地図のスキンを切り替えます。場所や目的に応じて、地形図や衛星画像などの選択肢から選ぶことができます。

地図のダウンロード(AC/MS/LM)

操作

1.

「地図の種類」を「Mapbox」に切り替える。

2.

「地図のダウンロード」をタップする。

  • 地図のスキン名一覧が表示される。
3.

一覧を上下にスクロールして、スキン名のひとつをタップする。

  • 現在地を中心とした地図画面が表示される。
4.

地図をスクロールして、ダウンロードする地図の中心にしたい位置を画面の中央に表示させる。

5.

TOOLボタン(+)とAPPボタン(-)を使って地図を拡大/縮小し、ダウンロードしたい範囲の地図を画面に表示する

6.

「地図を決定」をタップする。

  • このとき、Wi-Fiの利用を促すメッセージが表示されることがある(下記「重要」を参照)。
  • 地図のダウンロードが開始され、進行状況が表示される。ダウンロードをキャンセルするには×をタップする。
  • ダウンロードが完了すると、ダウンロードされた地図が表示される。

解説

本項目はアクティビティアプリとロケーションメモリーアプリに関連した設定項目です。「地図の種類」として「Mapbox」が選択されている場合に、本機のメモリーに地図をダウンロードしておくための機能です。ネットワーク通信ができない場所に行って地図を利用したい場合は、本項目を使って、事前にネットワーク通信が可能な場所で地図のダウンロードを行ってから、現地へ向かってください。

ダウンロード済地図 (AC/MS/LM)

操作

この設定項目をタップすると、ダウンロードした地図が表示される。

解説

「地図のダウンロード」の操作で本機に保存した地図の範囲やスキンを確認できます。

トラッキング(アクティビティ)(AC/LM)

操作

この設定項目をタップするたびに、「精度優先」と「バッテリー優先」の間で切り替わる。

解説

アクティビティアプリに関連した設定項目です。「精度優先」を選ぶとGPS測位の頻度が高くなり、地図上に移動ルートを表示する際の精度が上がります。「バッテリー優先」を選ぶと移動ルートの表示精度がやや劣る代わりに、バッテリー消費を節約できます。

トレッキングやフィッシングの計測を長時間実施したいような場合を除いては、速度や距離の計算がより正確に行われる「精度優先」をご利用ください。

すべてOFFに(MS)

操作

1.

この設定項目をタップすると、MOMENT SETTERのすべての通知をOFFにしてよいか確認するダイアログが表示される。

2.

すべてOFFにするには「OFFにする」をタップし、そのままにするには「キャンセル」をタップする。

解説

MOMENT SETTERアプリのメニューに付けたチェックマークを一括して外し、すべての通知をOFFにする機能です。この操作を行うと、操作前の状態に一括して戻すことはできません。(MOMENT SETTERアプリのメニューから、個別に設定し直すことが必要となります。)

ルート表示(WSD-F20シリーズのみ)(LM)

本項目については、「移動ルートが地図上に表示されるように設定する(ルート表示)」を参照してください。

また来たい(WSD-F20シリーズのみ)(LM)

本項目については、「「また来たい」マークの通知設定を変更する」を参照してください。