使用上のご注意
表示情報の精度について
タイドグラフの注意
日本の海域では、海上保安庁水路部発行、書誌742号日本沿岸潮汐調和定数表(平成4年2月発刊)、および気象庁・潮位表掲載地点一覧表(2015年)から得られる調和定数データを使用して、干満の時刻や潮位の変化を予測計算しています。 それ以外の海域では、NOAA, NOAA CO-OPS, or the NOAA Tides & Currents websiteおよび、U. S. DEPARTMENT OF COMMERCE / COAST AND GEODETIC SURVEY January 1942 TH-1 から得られる調和定数データを使用して干満の時刻や潮位の変化を予測計算しています。
実際の潮汐現象は天候や季節などさまざまな条件に左右され、計算どおりに規則正しく起こらないこともあり、場合によっては、実際の潮汐とずれてしまうことがあります。 このような事情がある為、本アプリおよび時計のタイドグラフ機能は、あくまでも参考程度にしてください。 危険を左右する潮汐の判断材料には決して使用しないでください。また、航海には必ず海上保安庁刊行の潮汐表を使用してください。
日の出日の入りに関する注意
日の出、日の入り計算は、方位角を北:0度、東:90度、南:180度、西:270度で行っています。計算結果は数秒ほどの誤差を含み、高緯度ほど誤差が大きくなります。平坦な地平線を想定しており、固有地形は考慮していません。
月齢に関する注意
本機は次の計算に基づいて、月齢を表示しています。
(1) 関数計算した太陽と月の座標を使って、「離角」を計算する。
(2)「 離角」と「平均的な月齢」の相関関係から、月齢を計算する。
月齢周期の平均は29.53 日ですが、実際には ±1日程度の変動があるため、±1日程度の誤差が生じることがあります。
防水性
本機は5 気圧防水の性能を備えており、着用したまま水仕事や水泳をすることが可能です。ただし、次のことにご注意ください。
- 以下のことは避けてください。
- ウィンドサーフィン、スキンダイビング(素潜り)、スキューバダイビングでの使用
- 「水中で」および「本機に水分がついた状態で」ボタンを操作すること
- 「水中で」および「本機に水分がついた状態で」本機を充電すること
- 入浴のときに使用すること
- 温水プールやサウナなどの高温多湿な環境で使用すること
- 本機を手につけたまま手洗い、洗顔、家事などをするときに、石鹸や洗剤を使うこと
- 水中で使用した場合、タッチスクリーンは動作しません。
- 海水、淡水にかかわらず水中で使用したり、砂や泥がついたりしたときは、次の要領で本機を真水で洗ってから、十分に乾かしてください。
- 1.
-
バケツなどに水道水などの真水を入れる。
- 2.
-
その中に本機を入れ、10分程度さらす。
- 3.
-
塩分、ゴミ、泥、砂などがよく落ちるように本機を軽くゆすりながら洗う。
- タッチスクリーンが汚れた状態のとき、そのまま洗わずにこすることはおやめください。
- 水洗い後は清潔で乾燥した柔らかい布で本機の水気を拭き取り、風通しの良い日蔭にしばらく放置して、本機を完全に乾燥させてください。
- 防水性を保つために定期的(2~3年を目安)なパッキン交換をおすすめします。
- 防水性能に問題が生じるため、電池交換の際には必ず「修理お申込み先」またはお買い上げの販売店にお申し付けください。
- 本機が急冷された場合など、ガラスの内側が曇ることがありますが、すぐに曇りがなくなるようであれば特に問題はありません。夏季に高温の室外から室内に入りエアコンの吹き出し口付近で冷気にさらされたり、冬季に暖かい室内から出て屋外の冷気や雪に触れたりした場合など、外気と本機内部の温度差が大きくなることによって曇る時間が長くなることがあります。なお、曇りが消えなかったり、本機内部に水が残っていたりする場合は、ただちにご使用をやめて、修理を「修理お申込み先」またはお買い上げの販売店にお申し付けください。
- 本機や充電ケーブルが濡れた状態で、充電しないでください。濡れている場合は水分をよく拭き取り、十分に乾いてから充電してください。
GPS機能の利用について
GPS(Global Positioning System)とは、衛星軌道上のGPS衛星から送信される電波を利用して、地球上の位置を計測するシステム(全地球測位システム)のことです。このGPS機能を使うと、GPS衛星から電波を受信して、現在の位置と時刻を計算することができます。現在の位置を計算することを、「測位」といいます。
受信に適した場所と適していない場所
- GPS電波の受信に適しているのは、ビルや樹木など視界を遮るものがなく、上空がよく見える屋外です。
- 以下の場所では、GPS電波を受信しにくくなります。
- 上空の見える範囲が狭い場所
- 樹木やビルの近く
- 駅や空港など混雑した場所、交通量が多く電波障害がある場所
- 電車の架線、高圧電線やテレビ塔の近く
- 以下の場所では、GPS電波を受信できません。
- 上空が見えない場所
- 地下、トンネル内、水中
- 屋内(窓の近くでは受信できることがあります)
- 無線通信機器など電磁波を発する機器の近く
- GPS衛星は常に移動しているため、お使いになる場所や時刻などによっては測位に時間がかかったり、測位できない場合があります。
海外での利用について
国や地域によっては、GPSの使用や位置情報ログを収集することなどが規制されている場合があります。本機にはGPS機能が内蔵されておりますので、本機を海外(本機を購入した国以外の国や地域)で利用したい場合は、移動先の国や地域にGPS機能付き製品の持ち込みや、位置情報ログの収集に対する禁止、制限、その他規則などがないか、事前に大使館や旅行代理店などにご確認ください。
長期間本機を使用していなかった場合について
長い間充電しないまま本機を使用していなかった場合、本機の使用を再開した直後は、GPS電波を受信して測位するのに長い時間がかかる場合があります。
GPS機能に関するご注意
- 電波の受信を禁止または制限されている場所では、下記の操作で本機の「位置情報」を「OFF」に切り替えてください。
- 1.
-
ウオッチフェイスの表示中にタッチスクリーンを上端から下にスワイプし、をタップする。
- 2.
-
下にスクロールして「接続」、「位置情報」の順にタップする。
- 3.
-
表示される画面で「位置情報」をオフにする。
- 地図データには、不正確な情報が含まれる場合があります。また、すべての国や地域には対応しておりません。
- 国や地域の法律や制度により、地名や住所名が正しく表示されない場合があります。
- 本機のGPSを使用した位置情報は参考であり、その場所に行くことができない場合や困難な場合があります。また地図情報には山岳地、ジャングル、砂漠など危険な場所や、治安が悪い場所が存在しますので、現地の規制や最新の治安情報、安全性を事前に十分ご確認ください。
- 1.5GHz帯の電波を利用した携帯電話などを本機の近くで使うと、うまくGPS衛星の電波を受信できなくなる場合があります。
- GPS衛星による測位は、電波の状況により数百メートルの誤差を生じる場合があります。
- 飛行機など非常に高速な乗り物での移動時は、位置情報を取得できません。
- 測量目的などの高精度な計測には使用できません。
- 船舶や航空機、車両、人などの航法目的には使用できません。
- 本機が測位に使用するGPS衛星、GLONASS衛星、またはQZSS衛星は、それぞれ米国、ロシア、日本が運営管理しています。このため各国政府の都合等により、いつでも変更されたり、使えなくなったりする可能性があります。
Wi-Fi 接続について
本機をWi-Fiに接続して使用する場合は、本機の電池残量や使用環境にご注意ください。電池残量が少なかったり、極端に気温の低い場所で使用したりすると、システム保護のためWi-Fiの動作が自動的に停止する場合があります。
MIL-STD-810G
米国防総省が制定したMIL-STD-810Gの下記項目に準拠しております。
- 日常生活における使用での耐衝撃性を想定していますので、投げつけたり、無理な落とし方をするなど、過度な衝撃を与えた場合は壊れる可能性がありますので、ご注意ください。
- 正しくお使いいただくために、「使用上のご注意」、「お手入れについて」の内容をよくお読みになってからご使用ください。記載されている内容を守らずにご使用になると、発熱、発火、感電、傷害、故障の恐れがあります。
- 本端末の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用時すべての環境での動作を保証するものではありません。また、無破損、無故障を保証するものではありません。
落下 |
Method 516.7 ProcedureⅣに準拠した試験を実施。 |
振動 |
Method 514.7 ProcedureⅠに準拠した試験を実施。 |
湿度 |
Method 507.6 ProcedureⅡに準拠した試験を実施。 |
低圧保管 |
Method 500.6 ProcedureⅠに準拠した試験を実施。 |
低圧動作 |
Method 500.6 ProcedureⅡに準拠した試験を実施。 |
高温保管 |
Method 501.6 ProcedureⅠに準拠した試験を実施。 |
低温保管 |
Method 502.6 ProcedureⅠに準拠した試験を実施。 |
温度衝撃 |
Method 503.6 ProcedureⅠ-Cに準拠した試験を実施。 |
氷結 |
Method 521.4 ProcedureⅠに準拠した試験を実施。 |
保護シールについて
- 本機の本体(裏ぶたを含む)やバンドに製品保護シールや紙タグが付いている場合は、ご使用になる前に必ずはがしてください。シールや紙タグをはがさずにご使用になると、「本機の本体やバンド」と「シールや紙タグ」との隙間に汚れが付着し、さびやかぶれの原因となることがあります。
充電
- 充電中は本機およびACアダプターが若干温かくなることがありますが、故障ではありません。
- 電池残量が十分なときは、なるべく充電しないでください。電池残量が少なくなってから充電することで、本機の充電池を長持ちさせることができます。満充電になったら充電ケーブルを外しておくことをおすすめします。次のような充電のしかたは、充電池の劣化を早める原因となりますので、ご注意ください。
- 満充電の状態、または満充電に近い状態で、頻繁に充電する
- 何日間も充電したまま放置する
- 電池残量が十分なのに、1日の間に何度も、本機への充電ケーブルの着脱を繰り返す
- 湿気やほこり、細かな金属異物が多い場所、振動が頻発する場所、固定電話、テレビ、ラジオなどの近くでは、充電しないでください。
- 本機の充電ケーブルは磁気を帯びているため、鉄分を含んだ砂が付着するなどして充電できなくなる場合があります。泥や砂で充電端子やケーブルが汚れた場合、端子とケーブルの砂を十分に取り除いてから充電してください。
- 極端な低温または高温の場所では、充電ができなかったり、100%までの満充電ができなかったりすることがあります。本機の周辺温度が10℃~35℃の環境下で充電してください。
バンド
- バンドをきつくしめると、汗をかきやすくなり、空気の通りが悪くなりますのでかぶれ易くなります。バンドは指一本が入る程度の余裕をもたせてご使用ください。
- バンドは劣化などにより、切れたり外れたりすること、接合部のピンが飛び出したり抜け落ちたりすることがあります。これらは、本機の落下や紛失、けがの原因となります。バンドは常にお手入れをして清潔な状態でご使用ください。
- バンドに弾力性がなくなる、ひび割れ、変色、緩み、接合部のピンの飛び出しや抜け落ちなどの異常がある場合は、使用をやめてください。点検、修理(有償)や新しいバンドとの交換を、「修理お申込み先」またはお買い上げの販売店にお申し付けください。
温度
- 自動車のダッシュボードや暖房器具の近く等の高温になる場所に放置しないでください。また、寒い所に長く放置しないでください。故障の原因となります。
- +60℃以上の所に長時間放置すると表示パネルに支障をきたすことがありますのでご注意ください。表示パネルは、0℃以下や+40℃以上では、表示が見えにくくなることがあります。高温によって動作停止した場合は、本機の温度が十分に下がるまでは動作しませんので、しばらくお待ちください。
低温環境での使用について
- 充電池の特性上、本機が十分に充電されていても、寒い場所では使用時間が短くなります。
- 極端に気温の低い場所で使用すると、システム保護のためWi-Fiの動作が自動的に停止する場合があります。
磁気
- 磁気のある場所では、一部機能が正常に動作しない場合があります。また、極度に強い磁気(医療機器など)は誤動作や電子部品を破損する恐れがありますのでお避けください。
薬品類
- シンナー、ガソリン、各種溶剤、油脂またはそれらを含有しているクリーナー、接着剤、塗料、薬剤、化粧品類等が付着すると、樹脂ケースや樹脂バンドに変色や破損を生ずることがありますのでご注意ください。
保管
- 長期間ご利用にならないときは汚れ、汗、水分などを拭き取り、高温、多湿の場所を避けて保管してください。
- 充電しないときは充電ケーブルをACアダプターから抜き、ACアダプターをコンセントから外して保管してください。また、充電ケーブルは磁気を帯びていますので、磁気カード、精密機器、アナログ時計に近づけないようにして保管してください。
樹脂部品
- 長時間、他の製品と密着させたり、濡れたまま他の製品と一緒にしたりしておくと、他の製品に色が移行したり、他の製品の色が樹脂部品に移行したりすることがありますので、濡れているときはすぐに水分を拭き取り、他の製品に密着させたままにしないでください。
- 長時間、直射日光(紫外線)に当てたり、汚れが付着したまま放置したりすると、色あせする場合があります。
- 塗装部品は、使用状況(過度の外力、連続したこすれ、衝撃等)により磨耗し、色落ちすることがあります。
- バンドにプリントがしてある場合は、プリント部分を強くこすると他の部分に色がつくことがあります。
- ご使用状態や保管環境により異なりますが、日々のご使用や長期保管によって劣化し、切れたり、折れたりすることがあります。
センサー
- 本機のセンサーは精密機器ですので、絶対に分解しないでください。また、センサー部を細い棒などで突いたり、ゴミ、ほこりなどが入ったりしないようにご注意ください。なお本機を海水に浸したときは、必ず真水で洗い流してください。
金属部品
- 金属は、ステンレスやメッキ品でも汚れたままご使用になりますと、さびが発生することがあります。汗をかいたときや水に濡らしたときは、柔らかい吸湿性の良い布などでよく拭き取った後に、通気性の良い場所に保管し、よく乾燥させてください。
- 時々、柔らかい歯ブラシに中性洗剤を水で薄めた液や石鹸水をつけて、こすり洗いをしてください。その後、洗剤成分を水でよく洗い流し、柔らかい吸湿性の良い布などで水分を拭き取ってください。なお、洗うときは「調理用ラップを巻く」などして、本機本体に洗剤や石鹸水がかからないようにしてください。
表示パネル
- 表示パネルは、見る方向によって表示が見えにくくなることがあります。
- 本機の表示パネルは高精度な技術で作られており、有効画素は99.99%以上です。点灯しない画素や常時点灯する画素が存在することがありますが、表示パネルの特性で、故障ではありません。