離鍵中の消音タイミングを調節する(キーオフレスポンス)
グランドピアノでは鍵盤を離すと弦にダンパーが降りて音が鳴り止みます。離鍵中の鍵盤の動きをもとに、音が鳴り止むタイミングをデジタル的にシミュレートするのが、[キーオフレスポンス]機能です。この機能によって、グランドピアノのように同音連打の際に鍵盤を戻しきらなくても次の音がしっかりと発音され、音と音のつなぎ方や切り方などの細かなタッチ表現を可能にし、自然な感覚で演奏できます。鍵盤を離してから消音までのタイミングを調節します。
キーオフレスポンスを調節する
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「GRAND PIANO」ボタンを押さえたまま、E}2~F{2鍵盤のいずれか1つを押します。
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初期値:トーン
鍵盤 |
設定値 |
設定内容 |
E}2 |
トーン |
現在の音色に最適な値が設定されます。 |
E2 |
早い |
鍵盤を離してから消音までのタイミングが早くなります。 |
F2 |
普通 |
標準的な設定です。 |
F{2 |
遅い |
鍵盤を離してから消音までのタイミングが遅くなります。 |