モジュール番号 3539

時刻合わせについて

この時計は、スマートフォンと接続したり、標準電波を受信したりして日付や時刻を合わせることができます。

重要

飛行機内など、スマートフォンと接続しては困るような場所では、スマートフォンとの接続を無効にしてください。

以下のチャートを参考にして、自分の生活スタイルに合った方法で時刻を合わせてください。

スマートフォンをお使いですか?

スマートフォンと接続して時刻を合わせることをお勧めします。

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標準電波が受信できる地域にお住まいですか?

電波受信に対応した都市をホーム都市に設定すると、標準電波を受信して時刻を合わせることができます。

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上記以外

接続できるスマートフォンがなく標準電波も受信できない場合は、時計を操作して時刻を合わせることができます。

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標準電波で時刻を合わせる

概要

標準電波を受信すると、時計の時刻や日付を合わせることができます。

重要

標準電波を受信して正しい時刻を表示するには、ホーム都市のタイムゾーンを使用する地域に設定する必要があります。

スマートフォンと接続してご利用の場合で、前日に一度もスマートフォンと接続して時刻合わせが行われなかったときは、標準電波を自動で受信して時計の時刻を合わせます。

参考

標準電波は、受信できる地域が限られています。標準電波を受信できない地域で使う場合は、スマートフォンと接続して時刻を合わせてください。

受信に適した場所

窓際で標準電波を受信できます。

時計の12時位置を窓に向けて置いてください。

金属は避けてください。

時計を動かさないでください。

時計を操作しないでください。

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参考

以下の場所では、標準電波を受信しにくくなります。

ビルの中およびその周辺

乗り物の中

家庭電化製品、OA機器、携帯電話などの近く

工事現場、飛行場など電波障害が起きる場所

高圧線の近く

山間部、山の裏側

標準電波の受信範囲

日本(JJY)

日本の標準電波送信所は、福島県のおおたかどや山と福岡県/佐賀県のはがね山に位置します。
標準電波の受信範囲は、各送信所を中心として約1,000km以内です。

中国(BPC)

中国の標準電波送信所は、中国河南省の商丘市に位置します。
標準電波の受信範囲は、商丘送信所を中心として約1,500km以内です。

アメリカ(WWVB)

アメリカの標準電波送信所は、コロラド州フォートコリンズに位置します。
標準電波の受信範囲は、フォートコリンズ送信所を中心として約3,000km以内です。

イギリス(MSF)/ドイツ(DCF77)

イギリスの標準電波送信所は、カンブリア州アンソーンに位置します。
ドイツの標準電波送信所は、フランクフルト南東のマインフリンゲンに位置します。
標準電波の受信範囲は、各送信所を中心として約1,500km以内です。

参考

標準電波の受信範囲内でも地形、天候、時期(季節)、時刻、無線ノイズの影響により受信できないことがあります。

ホーム都市が電波受信に対応していない都市の場合、標準電波の受信はできません。

自動で標準電波を受信する

午前12時(深夜12時)から午前5時の間に標準電波を受信して、自動で時刻や日付を合わせます。1日1回受信に成功すれば、その日は自動受信をしません。

  1. 窓際のような受信に適した場所に時計を置きます。

  2. 標準電波を受信中は、[RCVD]が点滅します。

    受信に成功すると、自動的に時計の時刻と日付が合い、[RCVD]が点灯します。

参考

受信には約2分から約10分かかります。最大で約20分かかる場合もあります。

手動で標準電波を受信する

  1. 窓際のような受信に適した場所に時計を置きます。

  2. 時刻モードにします。

  3. [RCVD]が点滅するまで2秒以上、Dボタンを押し続けます。

  4. 標準電波の受信が始まります。標準電波を受信すると、時計の時刻と日付が合います。

    3539_RCVDmark

    標準電波の受信中は、受信状態レベル([L1]、[L2]、[L3])を表示します。

参考

標準電波の受信に成功すると[RCVD]が点灯し、自動的に時刻と日付が合います。

受信に失敗すると、[RCVD]が消灯して[NG]が表示されます。いずれかのボタンを押すと、受信前の日時表示に戻ります。

受信には約2分から約10分かかります。最大で約20分かかる場合もあります。

昼間よりも夜間のほうが標準電波を受信しやすくなります。

受信状態のレベル表示について

標準電波を受信しているとき、受信状態を以下のように表示します。レベル表示を確認し、標準電波の受信状態が最も安定する所に時計を置いてください。

3539_RCVDmark
3495_Batt_Lv_L123

参考

受信の条件が良好な場合でも、受信状態が安定するまで約10秒かかります。

天候、時間、環境などの影響で受信状態は変化します。

受信のご注意

標準電波の受信による時刻合わせができないときは、平均月差±15秒の精度で動きます。

標準電波を受信して時刻合わせをするときに、時計内部の演算処理などにより若干(1秒未満)のずれが発生します。

時計が以下の状態のときは、標準電波を受信できません。

充電不足のとき

ストップウオッチモード、タイマーモード、アラームモードのとき

節電状態レベル2のとき

タイマーで計測中

自動時刻合わせが無効のとき

電波受信に対応していない都市をホーム都市の地域に設定しているとき

標準電波の受信範囲外でお使いのとき

受信に成功すると、自動的に時計の時刻や日付が合います。ただし、以下のような場合は、サマータイムが正しく反映されません。

サマータイム開始日時、終了日時の規定が変わった

中国は2022年7月の時点でサマータイム制度を導入していません。今後この制度を導入した場合は、正しい時刻が表示されないことがあります。

時計を操作して時刻を合わせる

スマートフォンと接続できない場合などに、時計を操作して日付や時刻を合わせます。

ホーム都市を設定する

この時計を使用する都市を設定します。サマータイムを実施している地域の場合は、サマータイムを設定できます。

参考

各都市のサマータイムの初期設定(工場出荷時の状態)は[AUTO]です。多くの場合、[AUTO]であれば、設定を変更する必要はありません。

  1. 時刻モードにします。

  2. Aボタンを2秒以上押し続け、現在設定しているホーム都市が表示されたら指を離します。

  3. 3539_fl_HT_SET_comon
  4. BまたはDボタンを押して、ホーム都市を変更します。

  5. BまたはDボタンを押し続けると、早送りできます。

    ホーム都市については、下記をご覧ください。

  6. Cボタンを押します。

  7. Dボタンを押して、サマータイムの設定を変更します。

  8. Dボタンを押すごとに、以下の順で設定が切り替わります。

    [AUTO]
    スタンダードタイムとサマータイムが自動で切り替わります。

    [OFF]
    常にスタンダードタイムで表示します。

    [ON]
    常にサマータイムで表示します。

    3539_16_ATDS
  9. Aボタンを押して、設定を終了します。

参考

設定画面で、何も操作せず2~3分間経過すると、セット状態が解除されます。

日時を設定する

  1. 時刻モードにします。

  2. Aボタンを2秒以上押し続け、現在設定しているホーム都市が表示されたら指を離します。

  3. 3539_fl_HT_SET_comon
  4. Cボタンを押して、変更したい値を点滅させます。

  5. Cボタンを押すごとに、以下の順番で点滅する値が切り替わります。

    5657_fl_Date_Time_seting_Item
  6. 日時を変更します。

  7. 「秒」を設定する場合: Dボタンを押すと00秒にリセットされます。30〜59秒のときは、1分繰り上がります。

    それ以外の値を設定する場合:BまたはDボタンで値を変更します。
    BまたはDボタンを押し続けると、早送りできます。

  8. 手順3、4を繰り返して、日時を設定します。

  9. Aボタンを押して、設定を終了します。

参考

設定画面で、何も操作せず2~3分間経過すると、セット状態が解除されます。

12時間制/24時間制を切り替える

時刻の表示方法を、12時間制または24時間制に設定できます。

  1. 時刻モードにします。

  2. Aボタンを2秒以上押し続け、現在設定しているホーム都市が表示されたら指を離します。

  3. 3539_fl_HT_SET_comon
  4. Cボタンを8回押します。

  5. [12H]または[24H]が点滅します。

    3539_17_ATDS
  6. Dボタンを押して、[12H](12時間制)または[24H](24時間制)を選びます。

  7. 3539_18_fl_ATDS
  8. Aボタンを押して、設定を終了します。

参考

設定画面で、何も操作せず2~3分間経過すると、セット状態が解除されます。

病院内、飛行機内で使うとき

病院内や飛行機内など、自動で標準電波を受信したり、スマートフォンと接続しては困るような場合、自動時刻合わせを無効にできます。自動時刻合わせを有効に戻すときも同じ操作です。

  1. 時刻モードにします。

  2. Aボタンを2秒以上押し続け、現在設定しているホーム都市が表示されたら指を離します。

  3. 3539_fl_HT_SET_comon
  4. Cボタンを13回押します。

  5. [RECEIVING]が表示されます。

    3539_19_ATDS
  6. Dボタンを押して、自動時刻合わせの設定を変更します。

  7. [OFF]:自動時刻合わせを無効にします。

    [On]:自動時刻合わせを有効にします。

  8. Aボタンを押して、設定を終了します。

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