本機について
時計の概要と、便利な使い方を紹介します。
本製品の特長
太陽や照明の光によって発電し、電気エネルギーを充電しながら動きます。
時刻情報を乗せた電波を受信し、正確な時刻を表示します。
世界24タイムゾーンの時刻を表示できます。
万一、強い磁気や衝撃を受けて秒針の表示位置がずれた場合、位置のずれを自動的に補正します。
参考
この操作ガイドに記載しているイラストは、視認性を考慮して実際のものとは異なる描写をしているものがあります。ご了承ください。
各部の名称

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時針
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分針
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日付
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秒針
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りゅうず
Aボタン
時刻の表示中に押すと、秒針が前回の受信結果を示します。
Aボタンは誤動作を防ぐために、指で簡単に押せない構造になっています。先が細いものなどを使用して、ボタンのへこみ部分を押して操作してください。
本書ではわかりやすいようAボタンを目立たせて表示しています。

文字板の表示

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前回の受信結果/自動時刻修正の設定
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[RC]
-
サマータイムの設定
秒針が前回の受信結果を示します。
[Y(YES)]:自動時刻修正に成功
[N(NO)]:自動時刻修正に失敗
秒針が自動時刻修正の有効/無効を示します。
[Y(YES)]:自動時刻修正が有効
[N(NO)]:自動時刻修正が無効
標準電波を受信中に秒針が示します。
サマータイムの設定を秒針が示します。
[AT (AUTO)]:DST/STD 自動切り替え
[DST]:サマータイム
[STD]:スタンダードタイム
りゅうずを使う
引く/戻す
りゅうずを操作するときは、イラストのように1段または2段引いてから回してください。無理に引っ張らないでください。
1段引く
都市の設定など

2段引く
時刻と日付設定など

重要
防水性能の低下や衝撃を受けたときの損傷を防ぐため、操作が終わったら必ずりゅうずを戻してください。
りゅうずを戻すときは、強く押し過ぎないようにご注意ください。
早送り/早戻しする
りゅうずを2段引いた状態で素早く繰り返し回すと早送りまたは早戻しができます。時計を操作して手動で時刻を合わせているとき、早送り中に再度りゅうずを素早く繰り返し回すと、時針と分針の動きが速くなります。
参考
りゅうずを1段引いた状態から戻すと、秒針が充電必要度の目安を約1秒間表示します。
早送り/早戻しを解除する
りゅうずを逆方向に回す、またはAボタンを押します。
参考
りゅうずを引いた状態で2分以上何も操作しないと、操作が効かなくなります。その場合は、りゅうずをいったん戻し、再度引いてください。
早送り/早戻しは、時刻修正、針のずれ補正で使うことができます。
日付の動き方について
この時計は、秒針と分針が連動しています。分針を合わせるときは、秒針が繰り返し回転します。
この時計は、時針と日付が連動しています。日付を合わせるときは、時針を繰り返し回して合わせます。
充電する
この時計は、ソーラーパネルで発電した電気をバッテリー(二次電池)に充電しながら動作します。ソーラーパネルは文字板と一体になっており、文字板に光が当たっているときは常に発電し充電しています。
充電する
時計を腕から外しているときは、光が当たる明るい場所に置いて充電してください。

腕につけているときは、文字板(ソーラーパネル)に衣類の袖がかからないように心がけてください。文字板(ソーラーパネル)が一部でも隠れていると発電効率が低下します。

重要
充電の際、光源の条件や環境によっては時計本体が非常に高温になり、火傷を負ったり、時計内部の部品が破損する原因となります。
以下のような60°C以上になる可能性がある場所での充電は避けてください。
炎天下に駐車している車のダッシュボードの上
白熱灯、撮影用ライト、ハロゲンランプなどの発熱体に近い所
直射日光が長時間当たり高温になる所
充電不足や充電切れ
針の動きで、充電量が不足しているかどうかがわかります。充電不足になると、使用できる機能が制限されます。
重要
充電不足や充電切れになったときは、文字板(ソーラーパネル)に光を当てて速やかに充電してください。
充電低下のとき
秒針が次のように不規則に動きます。
1秒で動く1秒で動く
2秒で動く

充電不足のとき
秒針が2秒ごとに動きます。

充電切れのとき
すべての針と日付が停止します。

充電必要度の目安表示
りゅうずを1段引き、秒針がホーム都市を指したら、りゅうずを戻します。
秒針が充電必要度の目安を約1秒間表示します。
他の操作中でも、りゅうずを1段引いた状態から戻したときに表示します。
光が当たらない状態が続くと、「充電必要度」が高くなります。
ご使用状態によっては、「充電必要度」が低くても、充電不足となることがあります。その場合はすぐに充電してください。

-
十分に充電されています。
-
充電を心掛けてください。
-
光にもっと当ててください。
-
明るい光に長時間当ててください。
充電時間の目安
充電時間の目安として、下の表をご活用ください。
1 日、使用するために必要な充電時間
光量(ルクス) |
充電時間 |
---|---|
50,000 |
8分 |
10,000 |
30分 |
5,000 |
48分 |
500 |
8時間 |
充電量の回復に必要な時間
晴れた日の屋外など(50,000ルクス)
充電切れ |
2時間 |
充電量:中 |
19時間 |
充電量:高 |
6時間 |
晴れた日の窓際など(10,000ルクス)
充電切れ |
4時間 |
充電量:中 |
69時間 |
充電量:高 |
22時間 |
曇りの日の窓際など(5,000ルクス)
充電切れ |
6時間 |
充電量:中 |
112時間 |
充電量:高 |
36時間 |
蛍光灯下の室内など(500ルクス)
充電切れ |
60時間 |
充電量:中 |
- |
充電量:高 |
- |
参考
実際の充電時間は、環境や時計の設定などによって異なります。
節電(パワーセービング機能)
パワーセービング機能とは、時計を暗い場所に置いておくと自動的に節電状態になる仕組みです。
暗い場所に置いてから約1週間経過すると、すべての針が12時位置で停止します。
参考
時計を装着している場合でも、ソーラーパネルが袖などに隠れていると節電状態になることがあります。
節電状態を解除する
Aボタンを押す、りゅうずを操作する、または時計を明るい場所に置くと、節電状態は解除されます。