モジュール番号 5741

時刻を合わせる

この時計は、スマートフォンと接続したり、標準電波を受信したりして日付や時刻を合わせることができます。

重要

飛行機内など、スマートフォンと接続しては困るような場所では、スマートフォンとの接続を無効にしてください。

以下のチャートを参考にして、自分の生活スタイルに合った方法で時刻を合わせてください。

スマートフォンをお使いですか?

スマートフォンと接続して時刻を合わせることをお勧めします。

w66_img_Lunch_1230_2024

標準電波が受信できる地域にお住まいですか?

電波受信に対応した都市をホーム都市に設定すると、標準電波を受信して時刻を合わせることができます。

w66_img_SignalReception_12

上記以外

接続できるスマートフォンがなく標準電波も受信できない場合は、時計を操作して時刻を合わせることができます。

dg_w66_img_TimeSetting_2_comon

標準電波で時刻を合わせる

概要

標準電波を受信すると、時計の時刻や日付を合わせることができます。

重要

標準電波を受信して正しい時刻を表示するには、ホーム都市のタイムゾーンを使用する地域に設定する必要があります。

スマートフォンと接続してご利用の場合で、前日に一度もスマートフォンと接続して時刻合わせが行われなかったときは、標準電波を自動で受信して時計の時刻を合わせます。

参考

標準電波は、受信できる地域が限られています。標準電波を受信できない地域で使う場合は、スマートフォンと接続して時刻を合わせてください。

受信に適した場所

窓際で電波を受信できます。

時計の12時位置を窓に向けて置いてください。

金属は避けてください。

時計を動かさないでください。

時計を操作しないでください。

img_reception

参考

以下の場所では、標準電波を受信しにくくなります。

ビルの中およびその周辺

乗り物の中

家庭電化製品、OA機器、携帯電話などの近く

工事現場、飛行場など電波障害が起きる場所

高圧線の近く

山間部、山の裏側

標準電波の受信範囲

日本(JJY)

日本の標準電波送信所は、福島県のおおたかどや山と福岡県/佐賀県のはがね山に位置します。
標準電波の受信範囲は、各送信所を中心として約1,000km以内です。

中国(BPC)

中国の標準電波送信所は、中国河南省の商丘市に位置します。
標準電波の受信範囲は、商丘送信所を中心として約1,500km以内です。

アメリカ(WWVB)

アメリカの標準電波送信所は、コロラド州フォートコリンズに位置します。
標準電波の受信範囲は、フォートコリンズ送信所を中心として約3,000km以内です。

イギリス(MSF)/ドイツ(DCF77)

イギリスの標準電波送信所は、カンブリア州アンソーンに位置します。
ドイツの標準電波送信所は、フランクフルト南東のマインフリンゲンに位置します。
標準電波の受信範囲は、各送信所を中心として約1,500km以内です。

参考

標準電波の受信範囲内でも地形、天候、時期(季節)、時刻、無線ノイズの影響により受信できないことがあります。

ホーム都市が電波受信に対応していない都市の場合、標準電波の受信はできません。

自動で標準電波を受信する

午前12時(深夜12時)から午前5時の間に標準電波を受信して、自動で時刻や日付を合わせます。1日1回受信に成功すれば、その日は自動受信をしません。

  1. 窓際のような受信に適した場所に時計を置きます。

  2. 標準電波を受信中は、[RC !]が点灯します。

    受信に成功すると、自動的に時計の時刻と日付が合い、時刻モードに戻ります。

参考

受信には約2分から約10分かかります。最大で約20分かかる場合もあります。

自動受信のオン/オフ設定

自動受信の設定をオフにして自動受信機能を停止させることができます。

参考

電波の受信に対応している都市をホーム都市に設定している場合は、自動受信のオン/オフ設定ができます。

  1. 受信モードにします。

  2. りゅうずを緩めてから引きます。

  3. [AUTORC]が点灯し、[ON]または[OFF]が点滅します。

    5741_35_ATDS
  4. りゅうずを回して、自動受信をオンまたはオフに設定します。

  5. りゅうずを戻し、ロックします。

参考

りゅうずを引いた状態で2分以上何も操作しないと、操作が効かなくなります。その場合は、りゅうずをいったん戻し、再度引いてください。

手動で標準電波を受信する

  1. 窓際のような受信に適した場所に時計を置きます。

  2. 受信モードにします。

  3. [RC !]が点灯するまで2秒以上、Aボタンを押し続けます。

  4. 標準電波の受信が始まります。標準電波を受信すると、時計の時刻と日付が合います。

    5741_dot_RC_Lv1

    電波の受信中は、受信状態レベル([L1]、[L2]、[L3])を表示します。

参考

受信には約2分から約10分かかります。最大で約20分かかる場合もあります。

昼間よりも夜間のほうが標準電波を受信しやすくなります。

受信状態のレベル表示について

電波を受信しているとき、受信状態を以下のように表示します。レベル表示を確認し、電波の受信状態が最も安定する所に時計を置いてください。

5741_dot_RC_Lv1
dot_5x5_Batt_Lv_L123

参考

受信の条件が良好な場合でも、受信状態が安定するまで約10秒かかります。

天候、時間、環境などの影響で受信状態は変化します。

前回の時刻合わせ結果を確認する

  1. 受信モードにします。

  2. 最後に受信した日付と時刻を表示します。

    5741_36_ATDS

受信のご注意

電波の受信による時刻合わせができないときは、平均月差±15秒の精度で動きます。

電波を受信して時刻合わせをするときに、時計内部の演算処理などにより若干(1秒未満)のずれが発生します。

時計が以下の状態のときは、標準電波を受信できません。

充電不足のとき

時刻モード以外のモードのとき

節電状態レベル2のとき

方位計測、気圧計測、温度計測、または、高度計測をしているとき

気圧傾向インフォメーションが作動しているとき

タイマーで計測中

自動時刻修正が無効のとき

電波受信に対応していない都市をホーム都市の地域に設定しているとき

電波の受信範囲外でお使いのとき

受信に成功すると、自動的に時計の時刻や日付が合います。ただし、以下のような場合は、サマータイムが正しく反映されません。

サマータイム開始日時、終了日時の規定が変わった

時計を操作して時刻を合わせる

スマートフォンと接続できない場合などに、時計を操作して日付や時刻を合わせます。

ホーム都市を設定する

この時計を使用する都市を設定します。サマータイムを実施している地域の場合は、サマータイムを設定することができます。

  1. 時刻モードにします。

  2. りゅうずを緩めてから引きます。

  3. 現在設定しているホーム都市を表示します。

    5741_HT_SET_common
  4. りゅうずを回して、設定する都市を表示します。

  5. 都市コードについては、下記をご覧ください。

  6. Bボタンを押します。

  7. りゅうずを回して、サマータイムの設定を変更します。

  8. 以下の順で設定が切り替わります。

    [AUTO]
    スタンダードタイムとサマータイムが自動で切り替わります。

    [OFF]
    常にスタンダードタイムで表示します。

    [ON]
    常にサマータイムで表示します。

    5741_37_ATDS
  9. りゅうずを戻し、ロックします。

参考

りゅうずを引いた状態で2分以上何も操作しないと、操作が効かなくなります。その場合は、りゅうずをいったん戻し、再度引いてください。

サマータイム[AUTO]の設定は、電波を受信可能な都市をホーム都市に設定しているときに有効です。

日時を設定する

  1. 時刻モードにします。

  2. りゅうずを緩めてから引きます。

  3. 現在設定しているホーム都市を表示します。

    5741_HT_SET_common
  4. Dボタンを押します。

  5. 「時」と「分」が点滅します。

    5741_38_ATDS
  6. りゅうずを回して「分」を合わせます。

  7. 「分」と「時」は連動しています。

  8. Bボタンを押します。

  9. 「時」が点滅します。

  10. りゅうずを回して「時」を合わせます。

  11. Bボタンを押します。

  12. 「年」が点滅します。

  13. りゅうずを回して「年」を合わせます。

  14. 5741_39_ATDS
  15. Bボタンを押します。

  16. 「月」が点滅します。

  17. りゅうずを回して「月」を合わせます。

  18. 5741_40_ATDS
  19. Bボタンを押します。

  20. 「日」が点滅します。

  21. りゅうずを回して「日」を合わせます。

  22. 5741_41_ATDS
  23. 時報に合わせりゅうずを戻し、ロックします。

参考

りゅうずを引いた状態で2分以上何も操作しないと、操作が効かなくなります。その場合は、りゅうずをいったん戻し、再度引いてください。

12時間制/24時間制を切り替える

時刻の表示方法を、12時間制または24時間制に設定できます。

  1. 時刻モードにします。

  2. りゅうずを緩めてから引きます。

  3. 現在設定しているホーム都市を表示します。

    5741_HT_SET_common
  4. Bボタンを5回押します。

  5. [12H]または[24H]が点滅します。

    5741_42_ATDS
  6. りゅうずを回して、[12H](12時間制)または[24H](24時間制)を選びます。

  7. 5741_43_ATDS
  8. りゅうずを戻し、ロックします。

参考

りゅうずを引いた状態で2分以上何も操作しないと、操作が効かなくなります。その場合は、りゅうずをいったん戻し、再度引いてください。

病院内、飛行機内で使うとき

病院内や飛行機内など、自動で標準電波を受信したり、スマートフォンと接続しては困るような場合、自動時刻修正を無効にできます。自動時刻修正を有効に戻すときも同じ操作です。

  1. 受信モードにします。

  2. りゅうずを緩めてから引きます。

  3. [AUTORC]が点灯し、[ON]または[OFF]が点滅します。

    5741_35_ATDS
  4. りゅうずを回して、自動時刻修正の設定を変更します。

  5. [OFF]:自動時刻修正を無効にします。

    [ON]:自動時刻修正を有効にします。

  6. りゅうずを戻し、ロックします。

前へ

次へ