電波時計について
電波時計とは
正確な時刻情報をのせた長波標準電波を受信することにより、正しい時刻を表示する時計です。

参考
電波時計は正確な標準時を受信していますが、時計内部の時刻演算処理等により、時刻表示に1秒未満のずれが生じます。
標準電波
日本の標準電波(JJY)は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が運用しており、福島県の「おおたかどや山(40kHz)」および佐賀県と福岡県の境にある「はがね山(60kHz)」から送信されています。
中国の標準電波(BPC)は中国科学院の国家授時中心(NTSC)が運用しており、河南省商丘市から送信されています。
アメリカの標準電波(WWVB)はNational Institute of Standards and Technology(NIST)が運用しており、コロラド州のフォートコリンズから送信されています。
イギリスの標準電波(MSF)はNational Physical Laboratory(NPL)が運用しており、イングランド北部のアンソーンから送信されています。
ドイツの標準電波(DCF77)はPhysikalisch-Technische Bundesanstalt(PTB)が運用しており、フランクフルト南東に位置するマインフリンゲンから送信されています。
標準電波や送信所に関する情報は、変更になる場合があります。
参考
日本の標準電波はほぼ24時間継続して送信されていますが、保守作業や雷対策等で一時送信が中断されることがあります。
詳しい情報は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)日本標準時プロジェクトのホームページをご覧ください。
ホームページのアドレスは変更になる場合があります。
電波の受信範囲の目安
本機は、ホームタイム都市を下記の都市に設定すると、その都市に対応した標準電波を受信します。
ホームタイム都市の設定については「ホームタイムデータ(時刻・カレンダー)の合わせ方」参照。都市コードについては「都市コード一覧」参照。
|
ホームタイム都市(受信機能対応都市) |
電波受信 |
|---|---|
|
TYO |
日本の標準電波(JJY) |
|
HKG |
中国の標準電波(BPC) |
|
(HNL)、(ANC)、LAX、DEN、CHI、NYC |
アメリカの標準電波(WWVB) |
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LON、PAR、ATH |
イギリスの標準電波(MSF)、ドイツの標準電波(DCF77) |
( )内の各都市は、条件が良ければ受信する場合もあります。
送信所の位置




受信環境により、図の範囲内でも電波を受信できない場合があります。内側の円の範囲を越えると電波が弱くなりますので、受信環境の影響はより大きくなります。
受信に影響を与える環境・・・地形、建物、天気、季節、時間帯(昼・夜)、各種ノイズ
本機をご使用になる国と標準電波を送信している国で、サマータイム制度(サマータイムの有無や実施期間など)が異なる場合、正しい時刻が表示されないことがあります。
受信時間について
受信時間はおよそ3~8分です。
ただし、周波数を変えて再受信するため、最大16分かかる場合があります。
電波受信を行なうときの場所について
本機を腕からはずし、金属をさけて下図のように時計上部(12時位置のアンテナ)を外に向けて窓際に置いてください。

時計本体を横向きに置くと受信しにくくなります。
受信中、時計を動かさないようにしてください。
ご注意
電波は、以下のような場所では受信しにくくなりますので、このような場所を避けて受信を行なってください。
電波受信については、ラジオやテレビと同じようにお考えください。






参考
受信がうまくいかないときは、上記のような場所から離れ、受信状況の良いところで再度受信してみてください。
受信方法について
受信方法には、以下の2種類があります。
自動受信 : 1日最大6回(中国電波は1日最大5回)
手動受信 : 必要なときに、ボタンを押して受信を行ないます。
自動受信
下記の表中の各都市を、ホームタイム都市に設定(「ホームタイムデータ(時刻・カレンダー)の合わせ方」参照)しているときは、自動受信を行ないます。
ただし、HNL、ANCの各都市の自動受信の設定は、工場出荷時にはOFFになっています。
自動受信ON/OFFの設定については「自動受信ON/OFFの設定」を参照。
時刻モードの時刻(「時刻モード」参照)が下記の表中の自動受信開始時刻になると、1日最大6回(中国電波は1日最大5回)、自動的に受信を行ないます。ただし、1日1回受信が成功すれば、それ以降、その日の自動受信は行ないません。
また、自動受信開始時刻は、設定したホームタイム都市やサマータイム設定によって異なります。
TYOをホームタイム都市に設定していて自動受信に失敗した場合、自動受信開始時刻の16分後に、受信する電波(40KHz・60KHz、「送信所の位置」参照) を変えて再度受信を開始します。
|
ホームタイム都市 |
自動受信開始時刻 |
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
||
|
TYO |
通常の時刻 |
午前12時 |
午前1時 |
午前2時 |
午前3時 |
午前4時 |
午前5時 |
|
HKG |
通常の時刻 |
午前1時 |
午前2時 |
午前3時 |
午前4時 |
午前5時 |
- |
|
HNL、ANC、LAX、DEN、CHI、NYC |
通常の時刻 |
午前12時 |
午前1時 |
午前2時 |
午前3時 |
午前4時 |
午前5時 |
|
LON |
通常の時刻 |
午前1時 |
午前2時 |
午前3時 |
午前4時 |
午前5時 |
翌日午前12時 |
|
サマータイム |
午前2時 |
午前3時 |
午前4時 |
午前5時 |
翌日午前12時 |
翌日午前1時 |
|
|
PAR |
通常の時刻 |
午前2時 |
午前3時 |
午前4時 |
午前5時 |
翌日午前12時 |
翌日午前1時 |
|
サマータイム |
午前3時 |
午前4時 |
午前5時 |
翌日午前12時 |
翌日午前1時 |
翌日午前2時 |
|
|
ATH |
通常の時刻 |
午前3時 |
午前4時 |
午前5時 |
翌日午前12時 |
翌日午前1時 |
翌日午前2時 |
|
サマータイム |
午前4時 |
午前5時 |
翌日午前12時 |
翌日午前1時 |
翌日午前2時 |
翌日午前3時 |
|
★自動受信を行なうモード
自動受信は、時刻モードとワールドタイムモードでのみ行なわれます。自動受信を行なう前に、Bボタンを押して、「時刻モード」または「ワールドタイムモード」にしておいてください。
★受信が成功すると
成功した時点で受信を終了し、時刻を修正して、自動受信を開始する前のモードの表示に戻ります。
受信成功マークが点灯します。

★受信が失敗すると
時刻修正は行なわずに、自動受信を開始する前のモードの表示に戻ります。
手動受信
必要なときに、ボタンを押して受信を行ないます。
受信に適した場所や環境(「電波受信を行なうときの場所について」参照)で行なってください。
また、受信中は時計を動かさないでください。
時刻モード、またはバッテリー/電波モードのとき、Cボタンを約2秒間押し続けます。
秒針が「READY」(または「R」)位置に移動し受信を開始します。
時針、分針は通常通り運針します。

★受信中は
受信中は秒針が受信状況を指します。
「READY」(または「R」):不安定な受信
「WORK」(または「W」):安定した受信

安定状態がなるべく長く保てる場所で受信してください。
受信が完了するまで、時計を動かさないでください。
受信しやすい場所でも、安定するまで約30秒ほどかかります。
受信状況は、受信状態の確認および受信場所を決める際の目安としてお使いください。
天候、時間、環境等により電波状況は変化します。
時針、分針は通常通り運針します。
★受信を中止するときは
いずれかのボタンを押します。
★受信が成功すると(“GET”表示)
受信が成功すると“GET”を表示して受信を終了し、時刻を修正します。
“ GET”表示後は、BまたはCボタンを押すか、1~2分間何も操作を行なわないと、自動的に時刻モードに戻ります。
受信成功マークが点灯します。

★受信が失敗すると(“ERROR”表示)
時刻修正は行なわれず“ERROR”を表示します。
“ ERROR”表示後は、BまたはCボタンを押すか、1~2分間何も操作を行なわないと、自動的に時刻モードに戻ります。
その日に一度でも受信に成功している場合は、受信成功マークが点灯します。
受信日時の確認
時刻モードのとき、
-
バッテリー/電波モードにする
-
受信日時を表示させる
Bボタンを押します。
Cボタンを押します。
受信マークと、受信により最後に修正した月日と時刻を表示します。
一度も受信に成功しなかったときは、“- -:- -”を表示します。
時刻モードに戻すには、Bボタンを2秒以上押し続けます。
1~2分間何も操作を行なわないと、自動的に時刻モードに戻ります。

自動受信ON/OFFの設定
自動受信をOFFにすると、電波の自動受信は行ないません。
ホームタイム都市を受信機能対応都市に設定していると、自動受信ON/OFFの設定を行なうことができます。
受信機能対応都市については、「電波の受信範囲の目安」参照。
時刻モードのとき、
-
バッテリー/電波モードにする
-
受信日時を表示させる
-
セット状態にする
-
セットする
Bボタンを押します。

Cボタンを押します。
受信日時を表示します。
1~2分間何も操作を行なわないと、自動的に時刻モードに戻ります。
Aボタンを約3秒間押し続けます。

“ON”または“OFF”が点滅します。
セット状態で2~3分間何も操作を行なわないと、自動的にセット状態が解除されます。
Cボタンを押します。

“ON”と“OFF”が切り替わります。
時刻モードに戻すには、Bボタンを2秒以上押し続けます。
★自動受信をONにすると…
ホームタイム都市がTYOの場合
「おおたかどや山(40kHz)」と「はがね山(60kHz)」からの電波のうち、受信しやすい方を自動的に選びます(自動選局)。
前回受信に成功した方の電波を優先的に受信します。
ホームタイム都市がHKGの場合
中国の河南省商丘市(Shangqiu)からの電波を受信します。
ホームタイム都市が HNL、ANC、LAX、DEN、CHI、NYC の場合
アメリカのフォートコリンズからの電波を受信します。
ホームタイム都市がLON、PAR、ATHの場合
イギリスのアンソーンとドイツのマインフリンゲンからの電波のうち、受信しやすい方を自動的に選びます(自動選局)。
前回受信に成功した方の電波を優先的に受信します。
受信に関するご注意
自動受信は時刻モードとワールドタイムモードでのみ行なわれます。
以下のときは、電波受信を行ないません。
タイマー計測中のとき
バッテリーレベルがレベル3または4のとき
リカバーインジケーターが点滅しているとき
パワーセービング中のとき(機能スリープ時)
自動受信中にボタン操作を行なうと、受信を中断します。
受信は送信されている電波の届く範囲内で行なってください。
ただし、電波の届く範囲内でも、地形や建物の影響を受けたり、季節や時間帯(昼・夜)などによってうまく受信できないことがあります。
電波障害により、誤った信号を受信することがあります。そのときは、再度受信を行なってください。
電波が届かない地域では通常の時計としてご使用ください。
電波受信を行なわないときは、製品仕様に記載の精度範囲で動きます。
極度の静電気により、誤った時刻を表示することがあります。
受信中にアラームが鳴ると、受信を中断します。
本機のカレンダー機能は 2099年までですので、2100年以降は受信してもエラーとなります。
こんなときには
1.電波が受信できないのですが?
電波の送信が中断されていませんか。
電波時計が利用している標準電波は、保守作業や雷対策等で一時的に送信が中断されることがあります。
電波が受信できない地域にいませんか。
電波受信ができる地域は、「電波の受信範囲の目安」をご覧ください。
電波受信環境が悪い場所にいませんか。
電波受信できる地域であっても電波が遮断されたり、発生するノイズにより受信しにくくなります。受信はこのような場所を避けて行なってください(「電波受信を行なうときの場所について」参照)。
ホームタイム都市が間違って設定されていませんか。
ホームタイム都市の設定が「電波の受信範囲の目安」に記載されている都市以外の場合は、電波受信を行ないません。「セットのしかた」をご覧になり、ホームタイム都市を正しく設定してください。
自動受信設定がOFFになっていませんか。
「自動受信ON/OFFの設定」をご覧になり、自動受信設定をONに設定してください。
タイマーが計測中になっていませんか。
タイマー計測中は電波受信を行ないません。計測をストップするには、タイマーモードのときにCボタンを押します。
自動受信を行なう時間帯(「自動受信」参照)に、時刻モードまたはワールドタイムモード以外になっていませんか。
自動受信は時刻モードまたはワールドタイムモードでしか行なわれませんので、自動受信時間帯は他のモードに切り替えないでください。
2.電波を受信したのに、時報と時計の表示が若干ずれるのですが?
電波時計は標準電波を受信して時刻修正を行ないますが、時計内部の演算処理等により若干(1秒未満)のずれが発生します。
3.電波を受信したのに、時刻がちょうど1 時間進んでいるのですが?
サマータイムの設定がONになっていませんか。
「セットのしかた」をご覧になり、サマータイムの設定をOFFまたはAT(AUTO)にしてください。
4.電波を受信したのに、時刻が合っていないのですが?
ホームタイム都市が間違って設定されていませんか。
「セットのしかた」をご覧になり、ホームタイム都市を正しく設定してください。
5.自動受信ON/OFFの設定ができないのですが?
ホームタイム都市の設定が「電波の受信範囲の目安」に記載されている都市以外の場合は、自動受信ON / OFF の設定を行なうことができません。
「セットのしかた」をご覧になり、ホームタイム都市を正しく設定してください。
6.自動受信は何時頃行なわれるのですか?
自動受信は電波状況の良い夜間に行なわれます。夜間にお休みのときは、電波送信所方向の窓際に時計の12時位置(受信アンテナ部)を外に向けて置いてください(「電波受信を行なうときの場所について」参照)。
7.手動受信のしかたは?
電波モードのときにCボタン(右下)を約2秒間押し続けます。確認音が鳴り、手動受信が開始されますので、電波送信所方向の窓際に時計の12時位置(受信アンテナ部)を外に向けて置いてください。
8.受信日時の確認のしかたは?
時刻モードのときにBボタン(左下)を押し、次にCボタン(右下)を押します。
電波受信が成功して、時刻修正された日時が表示されます。時刻モードに戻すには、Bボタンを2 秒以上押し続けます。
★ 電波受信ができないときや受信しても時刻が合わないときなどは、設定を確認してください。
本機は工場出荷時、電池交換後、レベル5からの充電時には、以下の内容でセットされています。
|
自動受信 |
![]() |
自動受信する |
|
ホームタイム都市 |
![]() |
東京 |
|
サマータイム |
![]() |
電波受信による自動切替え |


