地図のダウンロードとルート取込
ここでは下記について説明します。
本機がオフラインのときでも地図の表示ができるように、あらかじめ地図をダウンロードしておく操作
アクティビティ計測中に地図上に参照用として表示するための、ルートデータ取り込みの操作
参考
本機が扱う地図の種類は「Googleマップ」と「Mapbox」の2種類あり、ダウンロードして利用できるのはMapboxのみです。
地図のダウンロード
ネットワーク通信ができない場所に行って地図を利用したい場合は、事前にネットワーク通信が可能な場所でMapboxの地図データをダウンロードしておきます。
重要
地図のダウンロード中は、ダウンロードをキャンセルする場合を除き、本機を操作せずにダウンロードが完了するまでお待ちください。操作すると、ダウンロードが中断されることがあります。
地図データは容量が大きいため、Wi-Fi のご利用をおすすめします。
ダウンロードした地図を表示する際は、拡大できる段階に制限があります。下記の手順4 で指定する地図の範囲を狭くするほど、拡大したときの地図の表示内容はより詳細になります。手順4 では、地図の範囲を必要最小限にとどめておくことをおすすめします。
本機に保存可能なMapboxの地図データは、最大5つです。5つを超えてダウンロードしようとすると、ダウンロード済み地図の消去を促すメッセージが表示されますので、不要な地図を消去してからダウンロードの操作を再開してください。
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CASIO's APPS画面で「地図」をタップして、地図を表示する。
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画面の最下部をタップすると表示されるメニューで、「地図のダウンロード」をタップする。
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地図をスクロールして、ダウンロードする地図の中心にしたい位置を画面の中央に表示させる。
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STARTボタン(上ボタン)とAPPボタン(下ボタン)を使って地図を拡大/縮小し、ダウンロードしたい範囲の地図を画面に表示する。
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「地図を決定」をタップする。
現在地を中心とした地図画面が表示されます。
APP ボタン(下ボタン)を使って地図を縮小し、広域地図を表示してから、地図をスクロールすることもできます。このとき、画面中央の円で囲まれた範囲が、ダウンロードできる最大の範囲を表します。
このとき画面に表示されている範囲が、ダウンロードされるおおよその範囲を表しています。
地図のダウンロードが開始され、進行状況が表示されます。ダウンロードをキャンセルするにはをタップしてください。
ダウンロードが完了すると、ダウンロードされた地図が表示されます。
地図の種類を切り替える
ネットワーク通信が可能な場所では、下記操作で地図の種類を切り替えることができます。
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CASIO's APPS画面で「地図」をタップして、地図を表示する。
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画面の最下部をタップすると表示されるメニューで、「地図アプリ」 > 「地図の種類」の順にタップする。
「地図の種類」をタップするたびに、「Googleマップ」と「Mapbox」の間で切り替わります。
参考
「Mapbox」選択時に表示される地図には、OpenStreetMap の地理情報データが利用されています。OpenStreetMap の地理情報データは誰でも自由に編集することができるため、地図上に表示される情報が実際とは異なる場合があります。
地図のダウンロードを行った直後は、自動的に「Mapbox」に切り替わります。
ルート取込
アクティビティ計測の履歴として本機に保存されているルートデータ、または Google ドライブに保存されている外部のルートデータ※を地図上に取り込んで、そのルートを参照しながらアクティビティ計測ができます。取り込んだルートは、アクティビティ計測中の地図上にグレーの線で表示されます。
KML 形式またはGPX 形式のファイルに対応。ただし、ファイルの作成元によっては書式の不適合が発生し、取り込みエラーとなる場合があります。
参考
地図上に参照表示するためのルートデータを、本機は1つだけ保持することができます。別のルートデータを取り込むたびに、以前のルートデータは新たに取り込んだルートデータによって上書きされます。
アクティビティ履歴からルートデータを地図上に取り込むには
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CASIO's APPS画面で「地図」をタップして、地図を表示する。
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画面の最下部をタップすると表示されるメニューで、「ルート取込」 > 「履歴から」の順にタップする。
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ルートデータを取り込みたい履歴をタップする。
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画面を下から上にスワイプすると表示されるメニューで、「ルート取込」 > 「読み込み」の順にタップする。
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地図からウオッチフェイス表示に戻るには、電源ボタンを押す。
アクティビティ計測の履歴リスト(日付/時刻/種目名の一覧)が表示されます。
タップした履歴の地図画面に切り替わり、地図上にルートが表示されます。
この履歴からルートデータを取り込むには、手順4に進みます。別の履歴を確認したい場合は、画面を下から上にスワイプすると表示されるメニューで「日付選択に戻る」をタップします。
読み込みが開始され、進行状況が表示されます。読み込みをキャンセルするにはをタップしてください。
完了すると、読み込まれたルートデータが表示された地図画面に切り替わります。
Google ドライブからルートデータを地図上に取り込むには
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CASIO's APPS画面で「地図」をタップして、地図を表示する。
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画面の最下部をタップすると表示されるメニューで、「ルート取込」 > 「Googleドライブから」の順にタップする。
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使用するアカウント名をタップする。
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取り込みたいKMLファイルまたはGPXファイルをタップする。
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このファイルを読み込むには「読み込み」をタップする。
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地図からウオッチフェイス表示に戻るには、電源ボタンを押す。
Google アカウントの選択画面が表示されます。
ファイル選択画面に切り替わり、Google ドライブに保存されているファイルとフォルダーが一覧表示されます。
「このデータを参照しますか?」という確認画面が表示されます。ここでファイル選択画面に戻るには「キャンセル」をタップしてください。
読み込みが開始され、進行状況が表示されます。読み込みをキャンセルするにはをタップしてください。
完了すると、読み込まれたルートデータが表示された地図画面に切り替わります。
ルートデータの表示/非表示を切り替えるには
参考
本機の初期設定では、取り込み済みのルートデータが地図上に表示されます。必要に応じて、ルートデータを表示しないように設定を切り替えることができます。表示/非表示の切り替えには、「ルート参照表示」を使います。
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CASIO's APPS画面で「地図」をタップして、地図を表示する。
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画面の最下部をタップすると表示されるメニューで、「設定」 > 「地図アプリ」 > 「ルート参照表示」の順にタップする。
「ルート参照表示」をタップするたびに、「OFF」(ルートデータを表示しない)と「ON」(ルートデータを表示する)の間で切り替わります。
「OFF」に切り替えても、取り込み済みのルートデータは本機に保持されます。