Module No. 3475

高度計測のご注意

温度の影響について

高度を計測するときは、以下のように、できるだけ時計自体の温度を一定に保ってください。温度変化の影響を受けると多少の誤差が出ることがあります。

  • 腕につけたままで計測する
  • 温度が安定した場所で計測する

高度計測について

  • スカイダイビング、ハンググライダー、パラグライダーをしているとき、またはジャイロコプター、グライダーのように短時間で高度が変化する場合は、使用しないでください。
  • この時計で計測した高度を、専門的または産業レベルで利用しないでください。
  • 航空機内では、機内の気圧で高度を計測するため、機内でアナウンスされる高度と一致しません。

高度計測のしくみ(相対高度)

この時計では、国際民間航空機関(ICAO)が定めている国際標準大気(ISA)の定義をもとに、「相対高度」を表示します。一般的には、高度が上がると気圧は低くなります。

以下の条件下では、正しい計測ができない場合があります。

  • 気象条件により、大気圧に変化が生じたとき
  • 気温の変化が大きいとき
  • 時計が強い衝撃を受けたとき

GPS電波による高度計測値の補正

ランニング計測開始前であれば、GPS電波を受信した場合、その補正情報を受け取ると高度計測値が自動で補正されます。ただし、実際の高度値と多少の誤差が生じることがあります。

また、GPS電波による高度測定値の補正は、数分かかります。環境によっては、それ以上に時間がかかる場合があります。標高がわかっている場合は、手動で高度計測値を補正することをおすすめします。なお、高度計測値を手動で補正すると、その後1時間はGPS電波で補正されません。