Module No. 3475

心拍トレーニングを始める

心拍トレーニングとは心拍数を計測し、その数値を指標としてトレーニングをすることです。目的に適した運動強度を心拍数の高低で把握することで、効率的なトレーニングや心肺機能の向上、健康維持に役立ちます。

目標の心拍ゾーンを設定する

トレーニングの目的に合った運動強度の心拍ゾーンを目標に設定してください。

心拍ゾーンとは、運動の強度によって心拍数の数値に差が生じることから、最大心拍数に対する割合を基に、心拍数をゾーン1~ゾーン5の5段階に分けたものです。ゾーンの数字が大きいほど運動強度が高いことを示します。

  • ゾーン1(50~60% *):ウォーミングアップ
    運動開始時のウォームアップ、クールダウン時の体力回復に役立ちます。
  • ゾーン2(61~70% *):脂肪燃焼
    新陳代謝を促進し、脂肪を燃焼します。より厳しいトレーニングに対応するための身体能力向上に役立ちます。
    快適で呼吸しやすく、長時間のトレーニングに向いています。汗をかき始めます。
  • ゾーン3(71~80% *):有酸素運動
    基本的な持久力と運動能力の向上。
    呼吸しやすく、軽く汗をかきます。
  • ゾーン4(81~90% *):無酸素運動
    持久運動能力、基礎代謝の向上。
    息があがり、発汗が増加します。
  • ゾーン5(91~100% *):最大強度
    運動能力と瞬発力の向上。
    身体への負荷が大きいため、短期間のみ行ってください。最大強度のトレーニングは、たまに行う、または日頃からトレーニングを受けているアスリートにのみお勧めします。

* 最大心拍数に対する心拍数の割合

1.時刻モードにします。

2.Cボタンを押します。

GPS電波受信開始の画面が開きます。

3.Dボタンを押して、HR(ハートレート)モードにします。

4.Aボタンを2秒以上押し続けます。

HR(ハートレート)モードの設定画面が開きます。

3475_set_HR_caps

5.AまたはDボタンを押して、[TARGET]にポインターを合わせます。

6.Cボタンを押します。

7.AまたはDボタンを押して、目標に設定する心拍ゾーンにポインターを合わせます。

8.Cボタンを押して、設定を終了します。

設定が完了すると、[SETTING COMPLETED]と表示され、数秒後にHR(ハートレート)モードの設定画面に戻ります。

9.Eボタンを押して、設定画面を閉じます。

心拍ゾーンアラートを設定する

心拍トレーニングをするときに心拍ゾーンアラートをオンにすると、現在の心拍数が目標に設定している心拍ゾーンの±5bpm範囲外の場合、音や振動でお知らせします。お知らせ後も目標のゾーンに入らない場合、範囲外であることを1分ごとに報知します。

1.時刻モードにします。

2.Cボタンを押します。

GPS電波受信開始の画面が開きます。

3.Dボタンを押して、HR(ハートレート)モードにします。

4.Aボタンを2秒以上押し続けます。

HR(ハートレート)モードの設定画面が開きます。

3475_set_HR_caps

5.AまたはDボタンを押して、[NOTIFICATION]にポインターを合わせます。

6.Cボタンを押します。

7.AまたはDボタンを押して、[ON](オン)または[OFF](オフ)にポインターを合わせます。

8.Cボタンを押して、設定を終了します。

設定が完了すると、[SETTING COMPLETED]と表示され、数秒後にHR(ハートレート)モードの設定画面に戻ります。

9.Eボタンを押して、設定画面を閉じます。