心拍トレーニングを始める
心拍トレーニングとは心拍数を計測し、その数値を指標としてトレーニングをすることです。目的に適した運動強度を心拍数の高低で把握することで、効率的なトレーニングや心肺機能の向上、健康維持に役立ちます。
目標の心拍ゾーンを設定する
トレーニングの目的に合った運動強度の心拍ゾーンを目標に設定してください。
心拍ゾーンとは、運動の強度によって心拍数の数値に差が生じることから、最大心拍数に対する割合を基に、心拍数をゾーン1~ゾーン5の5段階に分けたものです。ゾーンの数字が大きいほど運動強度が高いことを示します。
- ゾーン1(50~60% *):ウォーミングアップ
運動開始時のウォームアップ、クールダウン時の体力回復に役立ちます。
- ゾーン2(61~70% *):脂肪燃焼
新陳代謝を促進し、脂肪を燃焼します。より厳しいトレーニングに対応するための身体能力向上に役立ちます。
快適で呼吸しやすく、長時間のトレーニングに向いています。汗をかき始めます。
- ゾーン3(71~80% *):有酸素運動
基本的な持久力と運動能力の向上。
呼吸しやすく、軽く汗をかきます。
- ゾーン4(81~90% *):無酸素運動
持久運動能力、基礎代謝の向上。
息があがり、発汗が増加します。
- ゾーン5(91~100% *):最大強度
運動能力と瞬発力の向上。
身体への負荷が大きいため、短期間のみ行ってください。最大強度のトレーニングは、たまに行う、または日頃からトレーニングを受けているアスリートにのみお勧めします。
* 最大心拍数に対する心拍数の割合
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1.時刻モードにします。
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2.Cボタンを押します。
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GPS電波受信開始の画面が開きます。
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3.Dボタンを押して、HR(ハートレート)モードにします。
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4.Aボタンを2秒以上押し続けます。
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HR(ハートレート)モードの設定画面が開きます。
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5.AまたはDボタンを押して、[TARGET]にポインターを合わせます。
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6.Cボタンを押します。
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7.AまたはDボタンを押して、目標に設定する心拍ゾーンにポインターを合わせます。
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8.Cボタンを押して、設定を終了します。
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設定が完了すると、[SETTING COMPLETED]と表示され、数秒後にHR(ハートレート)モードの設定画面に戻ります。
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9.Eボタンを押して、設定画面を閉じます。
心拍ゾーンアラートを設定する
心拍トレーニングをするときに心拍ゾーンアラートをオンにすると、現在の心拍数が目標に設定している心拍ゾーンの±5bpm範囲外の場合、音や振動でお知らせします。お知らせ後も目標のゾーンに入らない場合、範囲外であることを1分ごとに報知します。
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1.時刻モードにします。
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2.Cボタンを押します。
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GPS電波受信開始の画面が開きます。
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3.Dボタンを押して、HR(ハートレート)モードにします。
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4.Aボタンを2秒以上押し続けます。
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HR(ハートレート)モードの設定画面が開きます。
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5.AまたはDボタンを押して、[NOTIFICATION]にポインターを合わせます。
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6.Cボタンを押します。
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7.AまたはDボタンを押して、[ON](オン)または[OFF](オフ)にポインターを合わせます。
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8.Cボタンを押して、設定を終了します。
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設定が完了すると、[SETTING COMPLETED]と表示され、数秒後にHR(ハートレート)モードの設定画面に戻ります。
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9.Eボタンを押して、設定画面を閉じます。