基本情報
この章では、各部の名称など知っておきたい基本情報や操作を紹介します。
各部の名称
Aボタン
時刻表示のとき、2秒以上押し続けると、コントロールモードに切り替わります。
各設定画面を表示中に押すと、メニュー項目を上にスクロールできます。
Bボタン
押すと、ライトが点灯します。
Cボタン
時刻表示中に押すと、アクティビティモードに切り替わります。
各機能の設定画面を表示中に押すと、選んだ設定や変更を決定します。
Dボタン
各設定画面を表示中に押すと、メニュー項目を下にスクロールできます。
Eボタン
時刻表示以外のとき、1秒以上押し続けると、時刻表示に戻ります。
各設定の操作中に押すと、1つ前の画面に戻ります。
光学式センサー(心拍計)
心拍数を計測します。
充電端子
充電ケーブルでUSB端子のある機器と接続して、本機の充電をします。
画面の表示
-
マナーモードをオンにすると点灯します。
-
機内モード/Bluetoothアイコン
-
スマートフォンの新着通知があると点灯します。
-
12時間制表示で午後のときに点灯します。
-
時刻が夏時間のときに点灯します。
-
バッテリー残量を示します。
-
気圧傾向インフォメーションをオンにすると点灯します。
-
アラームまたはスマートアラームのスヌーズ機能をオンにすると点灯します。
-
アラームまたはスマートアラームをオンにすると点灯します。
-
機内モード/GPSアイコン
:機内モードをオンにすると表示します。
:スマートフォンと接続中に点灯します。
スマートフォンと接続が切れていて、接続しようとしているとき:1秒間隔で点滅します。
スマートフォンと接続が切れていて、接続しようとしていないとき:2秒間隔で点滅します。
:機内モードをオンにすると表示します。
:GPS受信中に表示します。
暗い所で時計を見る
暗い所で時計の表示を見るときに、ライトを点灯させて画面を明るくできます。
ボタン操作するたびにライトが点灯します。
オートラップ、通知、アラームなど通知の音や振動の開始に合わせてライトが点灯します。通知時のライト点灯はオフにできません。
手動でライトを点灯させる
Bボタンを押すと、ライトが点灯します。
ライト点灯中にアラームなどのお知らせがあると、消灯します。
自動的にライトを点灯させる(オートライト機能)
オートライト機能がオンのときは、時計を40°以上傾けると、ライトが点灯します。
オートライト機能をオンにするには、以下をご覧ください。
重要
以下の図のように、時計が水平状態から15°以上傾いていると、点灯しにくくなります。
静電気や磁気の影響でオートライトが作動しないことがあります。その場合、もう一度時計を水平状態にしてから傾けてください。
時計を傾けたとき、内部から「カラカラ」と音がする場合があります。これは、オートライトスイッチの作動音で、故障ではありません。
参考
方位、高度、気圧、温度を計測中は、タイミングによっては、遅れて点灯することがあります。
本機を正しく装着する
良好な精度で心拍や呼吸エクササイズ、睡眠を計測するためには、装着のしかたが重要です。特にランニングなどの運動をする場合は、本機が揺れたり、ずれたりしないように、下記の要領で調整してください。
-
本機を腕に緩めに装着し、本機の右側*に指を1本以上置きます(図)。
-
尺骨の突起から本機側面までが指1本以上離れるよう、本機の装着位置を調整します(図)。
-
装着位置が決まったら、本機と腕が滑らない程度までバンドをしっかりと締めます。
* 本機を右腕に装着する場合は、Cボタンの左側に指を置いてください。
尺骨の突起(図の丸囲み部分)位置や形状には、個人差があります。
重要
心拍測定などのためにバンドをしっかりしめると、空気の通りが悪くなり、汗をかきやすくなりますのでかぶれやすくなります。測定終了後はいったんバンドを緩めてから、時計本体と腕の間に指一本が入る程度の余裕を持たせてご使用ください。
時計を長時間装着したり、汗をかいたり、ご使用いただく環境によってはかぶれを起こす恐れがあります。皮膚トラブルを防ぐため、定期的に時計を外して皮膚を休ませてください。
時計を装着した状態で、緑色の光が漏れている場合は正しく装着できていません。
呼吸エクササイズ計測時は腕を動かさず安静にしてください。
血中酸素レベル計測時の装着方法については、以下をご覧ください。
時計ソフトウェアのバージョンアップについて
時計ソフトウェアの更新(バージョンアップ)をすることで、本機の機能が向上し、より快適にご使用になれます。
常に最新のバージョンにアップデートしてご使用ください。
バージョンアップ方法
時計ソフトウェアは、CASIO WATCHESで更新(バージョンアップ)します。
CASIO WATCHESの画面上でソフトウェアの更新の通知が表示されます。画面の指示に従って更新してください。
-
「CASIO WATCHES」アイコンをタップします。
-
「マイウオッチ」タブをタップします。
-
「GBD-H2000」を選んでタップします。
-
画面に従って操作し、時計ソフトウェアのバージョンアップをします。
重要
時計ソフトウェアの更新をするときは、必ず時計をウオッチモードの時刻表示の状態にしてください。
ソフトウェアの更新は最大30分かかります。
時計を充電ケーブルで充電しながらソフトウェアを更新することを推奨します。
ソフトウェアの更新ができない場合、以下のウェブサイトをご確認ください。
時計の設定をリセットする
時計の日時、各種設定、ログをリセットし、お買い上げ時の状態に戻すことができます。
重要
リセット操作をすると、リセット前の設定に戻すことはできません。
時計が以下の状態のときは、リセットできません。
バッテリー表示が以下のとき
-
時刻表示にします。
-
Aボタンを2秒以上押し続けます。
-
AまたはDボタンを押して、[SETTING]を選びます。
-
Cボタンを押します。
-
AまたはDボタンを押して、[GENERAL SETTINGS]にポインターを合わせます。
-
Cボタンを押します。
-
AまたはDボタンを押して、[RESET]にポインターを合わせます。
-
Cボタンを押します。
-
AまたはDボタンを押して、[YES](はい)にポインターを合わせます。
-
Cボタンを押します。
-
Aボタンを押して、[AC]表示を消灯します。
コントロールモードになります。
設定メニュー画面が開きます。
GENERAL SETTINGS画面が開きます。
リセットを止める場合は、[NO](いいえ)に合わせます。
リセットが完了すると、時刻表示の画面に戻ります。画面右下の[AC]が、リセット完了したことを示します。
参考
時計をリセットすると、時計からスマートフォンのペアリング情報が削除され、スマートフォンとのペアリングが解除されます。
スマートフォンを探す
時計の操作で、ペアリング済みのスマートフォンの音を鳴らして探すことができます(携帯電話探索機能)。スマートフォンがマナーモードに設定されていても、強制的に音が鳴ります。
重要
スマートフォンでCASIO WATCHESが終了しているときは、この機能を使ってもスマートフォンは鳴りません。
スマートフォンの音を鳴らすことが禁止されている場所では、この機能を使わないでください。
大音量が発生しますので、ヘッドホン使用時にこの機能を使わないでください。
-
時刻表示にします。
-
Aボタンを2秒以上押し続けます。
-
AまたはDボタンを押して、[PHONE FINDER]を選びます。
-
Cボタンを押します。
-
いずれかのボタンを押して音を止めます。
コントロールモードになります。
時計とスマートフォンが接続すると、スマートフォンの音が鳴ります。
スマートフォンの音が鳴るまで数秒かかります。
スマートフォンの探索に失敗すると[FAILED]と表示されます。
音が鳴り始めてから30秒間は、時計のボタン操作で音を止めることができます。
時計を機内モードにする
病院内や飛行機内など、スマートフォンと接続したり、GPS電波を受信しては困るような場合、時計を機内モードにします。機内モードを解除するときも同じ操作です。
-
時刻表示にします。
-
Aボタンを2秒以上押し続けます。
-
AまたはDボタンを押して、[AIRPLANE MODE]を選びます。
-
Cボタンを押します。
-
AまたはDボタンを押して、機内モードの設定を選びます。
-
Cボタンを押して、設定を終了します。
-
Eボタンを押して、設定画面を閉じます。
コントロールモードになります。
[OFF] |
機内モードを解除します。 |
[ON] |
機内モードになります。 |
設定が完了すると、チェックマークが表示され、数秒後に機内モード画面に戻ります。
時計が機内モードのときは、が表示されます。