Spreadsheetアプリ(表計算)
Spreadsheetアプリを使ってセルに数値や計算式を入力し、表計算を実行できます。また、セルに入力したデータに基づく統計計算や、統計グラフの描画が可能です。
参考
Spreadsheetアプリで扱うことが可能な最大ファイルサイズは、約30KBです。本アプリのスプレッドシートには999行×26列の入力セルがありますが、ファイルサイズの制約により、必ずしもすべてのセルへの入力はできません。また最大ファイルサイズは、スプレッドシートに入力したデータのタイプや書式設定、メインメモリーの空き容量などによって変わります。
Spreadsheetアプリは、複素数の入力には対応していません。
Spreadsheetタブを使う
h > Spreadsheetを選んでアプリを起動すると、はじめにSpreadsheetタブが表示されます。このタブ各部の名称と機能は、下表のとおりです。

① |
ファイル名 |
現在開いているファイルのファイル名が表示されます。“SHEET”はSpreadsheetアプリの初期ファイルで、アプリの初回起動時に自動的に作成されます。 |
② |
列の文字(A~Z) |
カーソル位置を示すための文字と番号です。例えばB列の2行目は“B2”と表します。選択されている行の番号および列の文字は白、背景は青で表示されます。 |
③ |
行の番号(1~999) |
|
④ |
カーソル |
選択されているセルを示す太枠です。複数のセルが選択されているときは、選択範囲すべてのセルが太枠囲みになります。 |
⑤ |
エディットボックス |
1つのセルが選択されているとき、そのセルの内容が詳細表示されます。複数のセルが選択されているときは、選択範囲が表示されます。 |
セルを選択する
セルに対して何らかの操作を行う前に、まずそのセルを選択する必要があります。1つのセル、ある範囲のセル、ある行または列のすべてのセル、またはスプレッドシート内のすべてのセルを選択できます。
これを選ぶには: |
このように操作する: |
---|---|
1つのセル |
カーソルキーを使って希望するセルに移動するか、Jumpコマンドを使って希望するセルに直接移動する。 |
ある範囲のセル |
行全体、または列全体を、始点として選択することもできます。 カーソルの表示が、通常の太枠囲いから二重の枠囲いに変わります。 エディットボックスに選択範囲が表示されます。 範囲指定を解除するには、bを押します。 |
ある行のすべてのセル |
全選択したい行のA列にカーソルを移動し、lを押す。 カーソルが行ヘッダーに移動し、その行のすべてのセルが選択されます。 |
ある列のすべてのセル |
全選択したい列の1行目にカーソルを移動し、uを押す。 カーソルが列ヘッダーに移動し、その列のすべてのセルが選択されます。 |
スプレッドシート内のすべてのセル |
A列全体を選択してlを押すか、1行目全体を選択してuを押す。 |
セルの内容をエディットボックス内で編集しているとき、このキー操作(s0($))は、文字列のコピーまたはカットの範囲指定となります。詳しくは、式や文字列のコピー・カット・ペーストを参照してください。
Jumpコマンドを使って特定のセルに移動する
このセルにカーソルを移動するには: |
このように操作する: |
---|---|
特定のセル |
|
現在の列の先頭行 |
T > [Edit] > [Jump] > [Move to the Top Row]を選ぶ。 |
現在の行のA列 |
T > [Edit] > [Jump] > [Move to the First Column]を選ぶ。 |
現在の列の末尾行 |
T > [Edit] > [Jump] > [Move to the Bottom Row]を選ぶ。 |
現在の行のZ列 |
T > [Edit] > [Jump] > [Move to the Last Column]を選ぶ。 |
セルにデータを入力する
各セルには、下記のようなタイプのデータを入力できます。
定数:
入力すると同時に値が確定するタイプのデータが定数です。数字や、先頭に等号(=)を付けずに入力した計算式(7+3、sin(30)、A1×2 など)は、定数となります。定数は、セル内に右揃えで表示されます。
定義式:
=A1×2のように先頭に等号(=)を付けて入力した数式で、書かれたとおりに実行されます。定義式は、その計算結果がセル内に右揃えで表示されます。
テキスト:
先頭に引用符(")を付けて入力した文字列は、テキストとして扱われます。テキストは、セル内に左揃えで表示されます。またセルの左端に、内容がテキストであることを表す縦棒が表示されます。例えば"Bを入力すると、のように表示されます。
例: セルA1~A3に A、B、C というテキスト、セルB1~B3に10、10+10、10×3という定数、セルC1~C3に「左のセルの数値を2倍にする」という定義式を入力する

各セルに入力する内容

入力後の表示
-
h > Spreadsheetを選ぶ。
-
セルA1からA3に、テキストを入力する。
-
セルB1からB3に、定数を入力する。
-
セルC1に、定義式を入力する。
-
セルC1に入力した定義式をコピーし、セルC2とC3にペーストする。
Spreadsheetタブが表示されます。

Pk(”)PX(A)E
Pk(”)Pe(B)E
Pk(”)Pj(C)E

Ur (セルB1に移動)
10E
10+10E
10/3E

セルB2とB3には、それぞれ計算結果の数値が入力されます。
Ur (セルC1に移動)
s((=)Pe(B)1/2E

セルC1には定義式がそのままの形で入力されます。セルには計算結果の数値が表示されます。
U(セルC1に移動)
T > [Copy & Paste](セルC1の定義式をコピー)
dO(セルC2にペースト)
O(セルC3にペースト)
b(コピー操作を解除)

コピー&ペーストの操作について詳しくは、セルの内容をコピーまたはカットして他の位置にペーストするを参照してください。
参考
上記の手順2~4でEを押したり、手順5でOを押したりしたとき、カーソルは1つ下のセルに移動します。この移動先を、1つ右のセルに変更することもできます。 SpreadsheetアプリのSettingsメニュー項目のS > [Cursor Moves]を参照してください。
A~Zまたはr、θをテキストではなく定数や定義式として入力すると、アルファ変数として扱われます。例えばあるセルにPX(A)Eと入力すると定数扱いになるので、そのセルには変数Aに保存されている数値が入力されます。
指定範囲のセルに同じ定義式を入力する(Fillコマンド)
Fillコマンドを使うと、指定範囲のセルすべてに、同じ定義式を入力できます。相対参照・絶対参照の扱いは、コピー&ペーストの場合と同様となります。例えばB1~B3の範囲に同じ定義式を入力したいときは、セルB1に入力する定義式だけを指定します。
例: B1:B3のセル範囲に「1つ左のセル×2」という定義式を入力する
-
同じ定義式を入力したいセル範囲を選択する。
-
T > [Fill]を選ぶ。
-
Formulaの行を反転させ、セル範囲の先頭(ここではB1)に入力したい定義式(ここでは“=A1×2”)を入力する。
-
手順1でセル範囲を選ばなかった場合は、ここでセル範囲を指定する。
-
Cell Rangeの行を反転させる。
-
Pe(B)1s`(:)Pe(B)3E
-
を選び、Oを押す。
この操作を省略して手順2に進んでも構いません。
Fill画面が表示されます。
s((=)PX(A)1/2E

指定した範囲のセルに定義式が入力されます。
指定範囲のセルに数列を入力する(Sequenceコマンド)
例: 関数式“”の変数 X に2から10までの数値を2刻みで代入したときにできる数列を、スプレッドシートのB列にセルB1を起点として入力する
-
数列の入力を開始したいセルを選択する。
-
T > [Sequence]を選ぶ。
-
Sequence画面で下表の各項目を指定する。
-
すべての入力が済んだら
を選び、Oを押す。
この操作を省略して手順2に進んでも構いません。
Sequence画面が表示されます。

項目 |
解説 |
---|---|
Expression |
数列を生成するための関数式を入力します。 |
Variable |
Expressionに入力した関数式の中の変数名を指定します。 |
Start、End |
Variableで指定した変数の開始値・終了値を指定します。 |
Increment |
ステップごとに変数値に加算する値を指定します。 |
1st Cell |
数列(関数式による計算結果)が入力される開始位置となるセルを指定します。 |
Xi+1E
XE2E10E2E
Pe(B)1E

下記の手順4を実行すると、指定したセルから自動的に数列が入力されます。数列が入力される範囲内のセルにデータが入力済みの場合、そのデータは数列で上書きされます。
指定に従って計算が実行され、結果がスプレッドシートに入力されます。

セルの内容をコピーまたはカットして他の位置にペーストする
セルの内容をコピーまたはカットして他の位置にペーストするには、下記のとおりに操作します。
セル参照を含むセルをコピー&ペーストまたはカット&ペーストした場合の動作については、セルの相対参照およびセルの絶対参照を参照してください。
1つのセルをコピーして他の位置にペーストするには
-
コピーしたいセル1つを選択する。
-
T > [Copy & Paste]を選ぶ。
-
ペースト先として指定したいセルにカーソルを移動する。
-
Oを押す。
-
別のセルにもペーストしたい場合は、手順3と4の操作を繰り返す。
-
ペーストの操作を終了するには、bを押す。
ステータスバーに“[OK]: Paste”と表示されます。このメッセージが表示されている間は、繰り返しペーストできます。
コピーしたセルの内容がペーストされ、カーソルが1つ下のセル*に移動します。
カーソルの移動先に続けてペーストしたい場合は、手順4の操作だけを繰り返します。
初期設定の場合。セルの移動方向は、S > [Cursor Moves]の設定に従います。
ある範囲のセルをコピーして他の位置にペーストするには
-
コピーしたいセル範囲を選択する。
-
T > [Copy & Paste]を選ぶ。
-
ペースト先として指定したいセル範囲の左上端のセルにカーソルを移動する。
-
Oを押す。
-
別の場所にもペーストしたい場合は、手順3と4の操作を繰り返す。
-
ペーストの操作を終了するには、bを押す。
ステータスバーに“[OK]: Paste”と表示されます。このメッセージが表示されている間は、繰り返しペーストできます。
コピーしたセル範囲の内容がペーストされます。
1つのセルをカットして他の位置にペーストするには
-
カットしたいセル1つを選択する。
-
T > [Cut & Paste]を選ぶ。
-
ペースト先として指定したいセルにカーソルを移動し、Oを押す。
ステータスバーに“[OK]: Paste”と表示されます。
カットしたセルの内容がペーストされます。同時に、カット元のセルのデータは消去されます。
ある範囲のセルをカットして他の位置にペーストするには
-
カットしたいセル範囲を選択する。
-
T > [Cut & Paste]を選ぶ。
-
ペースト先として指定したいセル範囲の左上端のセルにカーソルを移動する。
-
Oを押す。
ステータスバーに“[OK]: Paste”と表示されます。
カットしたセル範囲の内容がペーストされます。同時に、カット元のセルのデータは消去されます。
参考
S > [Auto Recalculation]の設定がオフであっても、セルをカットしてペーストしたとき、ペースト先のセルに含まれる定義式だけは再計算されます。
セル参照を入力する
あるセルの値を他のセルで使うための文字列を「セル参照」と呼びます。例えばセルC2に“= A1 + B1”と入力すると、セルA1の値とセルB2の値を加えた結果が、セルC2に表示されます。
セル参照には、相対参照と絶対参照の2種類があります。
セルの相対参照
セルの相対参照は、スプレッドシート上のセル位置によって相対的に変化する参照です。例えばセルC2に“= A1”が入力されているとき、現在のセル(C2)から「2列左、1行上」のセル(A1)を参照しています。ここで例えばセルC2をコピーしてセルD12にペーストすると、セル参照は自動的に“= B11”に変化します(D12から2列左、1行上はB11なので)。相対参照では、このようにコピー&ペーストによってセル参照が動的に変化する点にご留意ください。
セルの絶対参照
セルの絶対参照は、スプレッドシート上のセル位置にかかわらず、コピー&ペーストしても変化しない参照です。下表に示すとおり、行と列の両方を絶対参照にしたり、行だけ、あるいは列だけを絶対参照にしたりすることが可能です。
このセル参照は: |
この形式に変換される: |
---|---|
$A$1 |
常にA列1行を参照します。 |
$A1 |
常にA列を参照します。行の参照は「セルの相対参照」で説明したとおり、コピー&ペーストによって動的に変化します。 |
A$1 |
常に1行を参照します。列の参照は「セルの相対参照」で説明したとおり、コピー&ペーストによって動的に変化します。 |
例えば、セルA1への参照がセルC1にあるとします。セルC1の内容がセルD12にコピーされた場合、上記の各セル参照は、次のようになります。
$A$1 → $A$1
$A1 → $A12
A$1 → B$1
参考
コピー&ペーストを実行した結果として、コピー元の定義式に含まれていた相対参照がペースト先でスプレッドシートの範囲外となった場合、ペースト先の定義式内の相対参照部分は“?”に置き換わり、セル上の表示は“ERROR”になります。
セル参照を直接入力するには
例えばセルB1に“= A1+5”を入力するには、セルB1にカーソルを移動してから、次のように操作します。
s((=)PX(A)1+5E
絶対参照記号($)を入力するには
C > [Spreadsheet] > [$]を選びます。
GRABコマンドを使ってセル参照を入力するには
例えばセルB1に“= A1+5”を入力するには、セルB1にカーソルを移動してから、次のように操作します。
s((=)T > [Grab]l(セルA1を選択)O+5E
参考
T > [Grab]を選ぶと、ステータスバーに“[OK]: Enter this cell’s ref”と表示されます。このメッセージが表示されている間は、カーソルキーを使うほかに、Jumpコマンドを使ってカーソルを移動できます。 Jumpコマンドを使うには、“[OK]: Enter this cell’s ref”メッセージが表示されている間にTを押します。 詳しくはJumpコマンドを使って特定のセルに移動するを参照してください。
Spreadsheetアプリ専用コマンドを使う
Spreadsheetアプリには、指定範囲のセルの総和を返すCellSum()や、分岐条件を指定するCellIf(,,)など、定義式の中で使用できるいくつかの専用コマンドが用意されています。
専用コマンドを入力するには、C > [Spreadsheet]を選びます。このメニューに含まれているコマンドは、下記のとおりです。
CellIf(,,)
分岐条件として指定された等式または不等式が真の場合は式1、偽の場合は式2を返します。
構文:
CellIf(等式,式1,式2)または
CellIf(不等式,式1,式2)
例:
=CellIf(A1>B1,A1,B1)
{セル A1 の値} > {セル B1 の値} の場合はA1 の値を返します。それ以外の場合は、B1の値を返します。
CellMin()
指定したセル範囲の最小値を返します。
構文:
CellMin(始点のセル:終点のセル)
例:
=CellMin(A3:C5)
セル範囲A3:C5の最小値を返します。
CellMax()
指定したセル範囲の最大値を返します。
構文:
CellMax(始点のセル:終点のセル)
例:
=CellMax(A3:C5)
セル範囲A3:C5の最大値を返します。
CellMean()
指定したセル範囲の平均値を返します。
構文:
CellMean(始点のセル:終点のセル)
例:
=CellMean(A3:C5)
セル範囲A3:C5の平均値を返します。
CellMedian()
指定したセル範囲の中央値を返します。
構文:
CellMedian(始点のセル:終点のセル)
例:
=CellMedian(A3:C5)
セル範囲A3:C5の中央値を返します。
CellSum()
指定したセル範囲の総和を返します。
構文:
CellSum(始点のセル:終点のセル)
例:
=CellSum(A3:C5)
セル範囲A3:C5の総和を返します。
CellProd()
指定したセル範囲の総積を返します。
構文:
CellProd(始点のセル:終点のセル)
例:
=CellProd(A3:C5)
セル範囲A3:C5の総積を返します。
例: セルにデータを入力するの例に続けて、B1:B3とC1:C3の総和を求める定義式を、それぞれB4、C4に入力する

-
セルA4にカーソルを移動し、“SUM”をテキストとして入力する。
-
セルB4にカーソルを移動し、B1:B3の総和を求める定義式を入力する。
-
セルC4にカーソルを移動し、C1:C3の総和を求める定義式を入力する。
Pk(”)P/(S)P1(U)P7(M)E

B1:B3の総和を求めたいので、CellSum()を使って次のように入力します:=CellSum(B1:B3)
s((=)
C > [Spreadsheet] > [CellSum()]
Pe(B)1s`(:)Pe(B)3
E

s((=)
C > [Spreadsheet] > [CellSum()]
Pj(C)1s`(:)Pj(C)3
E

セルを編集する
個別セルの内容や、行、列、またはスプレッドシート全体に対して、下表の編集操作が可能です。
これをするには: |
このように操作する: |
||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1つのセルの内容を編集する |
セルの内容がエディットボックスに左揃えで表示され、エディットボックスの左端で入力カーソルが点滅します。 |
||||||||
1行または1列のセル範囲のデータを昇順または降順に並べ替える |
データを昇順に並べ替えるには: T > [Edit] > [Sort Ascending] データを降順に並べ替えるには: T > [Edit] > [Sort Descending] |
||||||||
行または列を削除する*1 |
複数の行、または複数の列を選択しても構いません。選択範囲の行または列が、削除の対象となります。 行を削除するには: T > [Delete] > [Row] 列を削除するには: T > [Delete] > [Column] |
||||||||
行または列を挿入する*2 |
複数の行、または複数の列を選択しても構いません。選択範囲の行または列が、挿入の対象となります。 行を挿入するには: T > [Insert] > [Row] 列を挿入するには: T > [Insert] > [Column] |
||||||||
スプレッドシート内の全セルの内容を削除する |
|
||||||||
選択範囲のセルの内容をクリアする |
|
下記の操作も可能です:
-
削除したい行の行ヘッダー、または削除したい列の列ヘッダーにカーソルを移動する。
-
T > [Delete]を選ぶ。
下記の操作も可能です:
-
行を挿入したい位置の行ヘッダー、または列を挿入したい位置の列ヘッダーにカーソルを移動する。
-
T > [Insert]を選ぶ。
参考
挿入の操作によって、データを入力済みのセルがA1:Z999の範囲外になってしまうと、エラー(Range ERROR)となります。
スプレッドシートファイルを操作する
Spreadsheetアプリでできるファイル操作は、下表のとおりです。
これをするには: |
このメニュー項目を選ぶ: |
---|---|
現在開いているファイルを閉じて、新規ファイルを作成する |
T > [File] > [New]*1 |
現在開いているファイルを閉じて、別のファイルを開く |
T > [File] > [Open] |
現在開いているファイルを別名で保存する |
T > [File] > [Save As] |
ファイルを削除する |
T > [File] > [Delete]*2 |
表示されるダイアログに既存のファイル名を入力した場合、新規ファイルは作成されず、既存のファイルが開きます。
現在開いているファイルを削除すると、自動的に“SHEET”という名前のファイルが開きます。“SHEET”を開いているときに“SHEET”を削除した場合は、新規の“SHEET”が作成されます。
スプレッドシートとCSVファイルの間でデータを転送する
本機で保存したCSVファイルやパソコンから本機に転送したCSVファイルを、スプレッドシートに読み込むことができます。また、スプレッドシートの内容を、CSVファイルとして保存することもできます。操作について詳しくはCSVファイルの利用を参照してください。
セルごとの文字色や塗り色を指定する
セルごとに、文字色、塗り色、および塗り色の濃さ(標準または淡い)を指定できます。
セルごとの文字色や塗り色を指定するには
-
文字色や塗り色を指定したいセル範囲を選択する。
-
T > [Color]を選ぶ。
-
表示されるダイアログを使って、下記を指定する。
-
選んだ指定を適用するには、bを押す。
これを指定するには: |
このように操作する: |
---|---|
文字色を指定する |
[Char Color]を選ぶと表示されるメニューから、希望する色を選ぶ。 |
塗り色を指定する |
[Area Color]を選ぶと表示されるメニューから、希望する色を選ぶ。 |
塗り色の濃さを指定する |
[Paint Style]を選ぶと表示されるメニューから、[Normal](標準)または[Lighter](淡い)のいずれかを選ぶ。 |
データを変数に保存する、変数からデータを呼び出す
スプレッドシート上のデータを、変数に保存できます。また、変数に保存されているデータを、スプレッドシートに呼び出すことができます。保存や呼び出しが可能な変数は、下記のとおりです。
保存のみ: アルファ変数
保存・呼び出し: ベクトル変数・行列変数・リスト変数・リストファイル*
リストファイルは、26個のリスト変数に相当するデータです。詳しくはリストファイルについてを参照してください。
スプレッドシート上のデータを変数に保存するには
-
変数に保存したいデータの入ったセル1つ、またはセル範囲を選択する。
-
T > [Memory] > [Store]を選ぶ。
-
表示されるメニューから、データを保存したい変数のタイプを選ぶ。
-
画面上で、セル範囲と保存先の変数をそれぞれ指定する。
-
を選び、Oを押す。
データを保存したい変数に応じて、下表のとおりにセルを選択します。
この変数に保存するには: |
このセルを選択する: |
---|---|
アルファ変数 |
1つのセル |
リスト変数またはベクトル変数 |
1行または1列のセル範囲 |
リストファイルまたは行列変数 |
複数の行と列にまたがるセル範囲 |
この操作を省略して手順2に進んでも構いません。
この変数に保存するには: |
このメニュー項目を選ぶ: |
保存先: |
---|---|---|
アルファ変数 |
[Alpha] |
A~Z、r、またはθ |
リスト変数 |
[List] |
List 1~List 26 |
リストファイル |
[File] |
File 1~File 6 |
行列変数 |
[Matrix] |
Mat A~Mat Z |
ベクトル変数 |
[Vector] |
Vct A~Vct Z |
手順1でセル範囲を選択済みの場合は、セル範囲の指定は不要です。
指定可能な保存先は、手順3の表の「保存先」を参照してください。
参考
セルに指定されていた文字色などスプレッドシート上の書式設定は、変数への保存時は無視されます。
データが無いセル、テキストの入ったセル、または“ERROR”と表示されているセルを選んで変数に保存しようとすると、下記の結果となります。
書き込み先がアルファ変数の場合は、エラーとなります。
書き込み先がリスト変数・リストファイル・行列変数・ベクトル変数の場合は、該当セルの値がすべて0になります。
変数に保存されているデータをスプレッドシートに呼び出すには
-
変数の呼び出し先となるセルを指定する。
-
T > [Memory] > [Recall]を選びます。
-
表示されるメニューから、呼び出し元となる変数のタイプを選ぶ。
-
画面上で、呼び出し元の変数と呼び出し先セルをそれぞれ指定する。
-
を選び、Oを押す。
呼び出す変数に応じて、下表のとおりにセルを選択します。
この変数から呼び出すには: |
このセルを選択する: |
---|---|
リスト変数 |
S > [Cursor Moves]が“Down”の場合: 呼び出しを開始したい一番上のセル1つを選択します。選択したセルを起点として、上から下へデータが呼び出されます。 S > [Cursor Moves]が“Right”の場合: 呼び出しを開始したい一番左のセル1つを選択します。選択したセルを起点として、左から右へデータが呼び出されます。 |
リストファイルまたは行列変数 |
データを呼び出したい範囲の左上端のセル1つを選択します。 |
ベクトル変数 |
データを呼び出したい範囲の左端(1行n列のベクトルの場合)または上端(n行1列のベクトルの場合)のセル1つを選択します。 |
この操作を省略して手順2に進んでも構いません。
この変数から呼び出すには: |
このメニュー項目を選ぶ: |
呼び出し元: |
---|---|---|
リスト変数 |
[List] |
List 1~List 26 |
リストファイル |
[File] |
File 1~File 6 |
行列変数 |
[Matrix] |
Mat A~Mat Z |
ベクトル変数 |
[Vector] |
Vct A~Vct Z |
指定可能な呼び出し元は、手順3の表の「呼び出し元」を参照してください。
手順1でセルを選択済みの場合は、セルの指定は不要です。
参考
呼び出し元のデータがスプレッドシートの範囲内(A1:Z999)に収まらないような呼び出し先セルを指定した場合、手順5でを押すとエラーとなり、呼び出しは実行されません。
データの呼び出し先セルの書式は、初期設定が適用されます。
Auto Recalculation(自動再計算)の設定と再計算について
“Auto Recalculation”は、Settingsメニュー内の設定項目です。Spreadsheetアプリの初期設定(Auto Recalculation:オン)では、ファイルを開いたり編集したりするたびに、スプレッドシートのすべての数式が自動的に再計算されます。スプレッドシートの内容によっては、自動再計算に時間がかかることがあります。Auto Recalculationをオフにした場合は、手動で再計算を実行することが必要となります。
手動で再計算を実行するには
T > [Recalculate]を選びます。
参考
下記の場合は、Auto Recalculationがオンであっても、T > [Recalculate]を選んで再計算を手動で実行する必要があります。
SettingsメニューでAngleの設定を変更したとき
数式に含まれているアルファ変数またはファンクション変数の内容が更新されたとき
統計計算とグラフの描画
スプレッドシートに入力したデータに基づく統計計算や、統計グラフの描画が可能です。
データを入力する
処理対象の統計データに応じて、Spreadsheetタブの1列から3列を使って入力します。

2変数、度数なしの入力例

設定例(Setupタブ)
この統計データは: |
このように入力する: |
---|---|
1変数統計データ(度数なし) |
変数Xのデータ(1VarXCell*1)を1つの列に入力 |
1変数統計データ(度数付き) |
1列目に変数Xのデータ(1VarXCell*1)、2列目に度数のデータ(1VarFreq*2)をそれぞれ入力 |
2変数統計データ(度数なし) |
1列目に変数Xのデータ(2VarXCell*1)、2列目に変数Yのデータ(2VarYCell*1)をそれぞれ入力 |
2変数統計データ(度数付き) |
1列目に変数Xのデータ(2VarXCell*1)、2列目に変数Yのデータ(2VarYCell*1)、3列目に度数のデータ(2VarFreq*2)をそれぞれ入力 |
SpreadsheetアプリのSetupタブでは、1変数統計計算に使うデータのセル範囲を1VarXCell(またはXCellRange)、2変数統計計算に使うデータのセル範囲を2VarXCell、2VarYCell(またはXCellRange、YCellRange)と表示します。
SpreadsheetアプリのSetupタブでは、1変数統計計算に使う度数データのセル範囲を1VarFreq(またはFrequency)、2変数統計計算に使う度数データのセル範囲を2VarFreq(またはFrequency)と表示します。
度数について
統計データの入力方法には、「度数付き」または「度数なし(すべてのデータの度数として1を使用)」の2つの方法があります。Spreadsheetタブで>を押すと表示されるSetupタブを使って、どちらの方法を使うか指定できます。下記は指定画面の例です。
![]() |
![]() |
データとしてセル範囲A1:A5を使用 |
データとしてセル範囲A1:A5を使用 |
重要!
度数データとして使うセル範囲には、必ず0または正の数だけを入力してください。負数が1つでも入力されたリストを度数データとして使うと、エラー(Out of Domain)となります。
度数が0の統計データは、最大値および最小値の計算には使われません。
要約統計量や回帰モデル情報を一覧表示する
1-Variableまたは2-Variableの統計データから各種の要約統計量を求め、一覧表示します。また、2変数の統計データに回帰モデルを適用したときの、回帰式の係数や決定係数などの情報(本書では「回帰モデル情報」呼びます)を一覧表示します。
要約統計量や回帰モデル情報を一覧表示するには
-
計算に使う統計データを入力する。
-
計算に使うデータを入力したセル範囲を選択する。
-
>を押す。
-
Setupタブの1行目を反転させ、Oを押す。
-
[Calculate Summary Statistics](要約統計量の計算)を選ぶ。
-
Setupタブの2行目を反転させ、Oを押す。
-
表示されるメニューから、統計計算の種類を選ぶ。
-
必要に応じて、計算に使う統計データの入ったセル範囲を指定する。
-
[1VarXCell]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログにXデータのセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[1VarFreq]を反転させ、Oを押す。
-
度数データを使わない場合は、メニューから[1]を選ぶ。
度数データを使う場合は[Cell Range]を選び、手順(5)へ進む。 -
表示されるダイアログに度数データのセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[2VarXCell]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログにXデータのセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[2VarYCell]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログにYデータのセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[2VarFreq]を反転させ、Oを押す。
-
度数データを使わない場合は、メニューから[1]を選ぶ。
度数データを使う場合は[Cell Range]を選び、手順(7)へ進む。 -
表示されるダイアログに度数データのセル範囲を入力し、Oを押す。
-
>を押す。または、
を反転させOを押す。
詳しくはデータを入力するを参照してください。
ここでセルを選択せずに、手順3に進んでも構いません。
Select Typeメニューが表示されたら手順5へ、表示されなかったら手順4へ進んでください。

Calculate Statisticsメニューが、Setupタブに表示されます。

これをするには: |
このメニュー項目を選ぶ: |
---|---|
1変数(X)の統計データに基づく要約統計量を一覧表示する |
1-Variable(1変数統計計算) |
2変数(X, Y)の統計データに基づく要約統計量を一覧表示する |
2-Variable(2変数統計計算) |
2変数(X, Y)の統計データに基づく回帰モデル情報を一覧表示する |
Linear Regression(a+b)(1次回帰(a+b)) |
Linear Regression(a+b)(1次回帰(a+b)) |
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Med-Med Regression(Med-Med回帰) |
|
Quadratic Regression(2次回帰) |
|
Cubic Regression(3次回帰) |
|
Quartic Regression(4次回帰) |
|
Logarithm Regression(対数回帰) |
|
Exp Regression(a・e^b)(指数回帰(a・e^b)) |
|
Exp Regression(a・b^)(指数回帰(a・b^)) |
|
Power Regression(べき乗回帰) |
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Sinusoidal Regression(sin回帰) |
|
Logistic Regression(ロジスティック回帰) |
1変数統計データの場合:
2変数統計データの場合:
手順6で選んだ一覧(要約統計量または回帰モデル情報)が、Resultsタブに表示されます。ウインドウ右端にスクロールバーが表示されているときは、dまたはuを使って表示をスクロールできます。

統計グラフを描く
2変数の統計データからは、散布図や各種の回帰グラフを描画できます。1変数の統計データからは、ヒストグラムや箱ひげ図をはじめとする7種類のグラフを描画できます。グラフを描いた後で、要約統計量や回帰モデル情報を表示することも可能です。
1変数の統計グラフを描く(ヒストグラムや箱ひげ図など)
スプレッドシートに入力した1変数の統計データに基づいて、下記のことができます。
-
Box Plot(箱ひげ図)・Histogram(ヒストグラム)・Broken Line Graph(折れ線グラフ)・Pie Chart(円グラフ)・Bar Graph(棒グラフ)・Normal Probability Plot(正規確率プロット)・Normal Density Curve(正規分布曲線)を描く
-
グラフを描いた後で、要約統計量を一覧表示する(Pie Chartを除く)
1変数の統計グラフを描くには
-
計算に使う統計データを入力する。
-
計算に使うデータを入力したセル範囲を選択する。
-
>を押す。
-
Setupタブの1行目を反転させ、Oを押す。
-
Select Typeメニューから、[Draw Statistics Graph](統計グラフの描画)を選ぶ。
-
描くグラフの種類を選ぶ。
-
[Graph1]を反転させ、Oを押す。
-
もう一度Oを押す。
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メニューから描くグラフの種類を選び、Oを押す。
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統計データとして使うスプレッドシート上のセル範囲を指定する。
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[XCellRange]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログに、データとして使うセル範囲を入力し、Oを押す。
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[Frequency]を反転させ、Oを押す。(Normal Probability Plotを除く)
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[Category]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログに、データのカテゴリー名として使うセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[Data]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログに、データとして使うセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[Category]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログに、データのカテゴリー名として使うセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[Data1]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログに、データとして使うセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[Data2]と[Data3]についても、上記手順(3)、(4)の操作を繰り返す。
-
必要に応じて、グラフの色などを指定する。
-
グラフを描くには、>を押す。または、
を反転させOを押す。
-
要約統計量の一覧を表示するには、>を押す。(Pie Chartを除く)
詳しくはデータを入力するを参照してください。
ここでセルを選択せずに、手順3に進んでも構いません。
Select Typeメニューが表示されたら手順5へ、表示されなかったら手順4へ進んでください。
Draw Statistics Graphメニューが、Setupタブに表示されます。

Setupタブの表示が、Graph1の設定メニューに切り替わります。

グラフの種類を選ぶメニューが表示されます。
Box Plot(箱ひげ図)・Histogram(ヒストグラム)・Broken Line Graph(折れ線グラフ)・Normal Probability Plot(正規確率プロット)・Normal Density Curve(正規分布曲線)の場合:
Pie Chart(円グラフ)の場合:
Bar Graph(棒グラフ)の場合:
棒グラフを描くためのデータは、最大3セットまで指定できます。
[Data2]と[Data3]の指定時は、必ず行数を[Data1]と同じにしてください。行数が異なると、エラー(Dimension ERROR)となります。
データを2つ指定する場合は、必ず[Data1]と[Data2]にセル範囲を指定してください。[Data1]と[Data3]にセル範囲を指定し、[Data2]を“None”にすると、エラー(Condition ERROR)となります。
詳しくは1変数統計グラフの種類に応じた指定項目を参照してください。
グラフがGraphタブに表示されます。
手順6-(3)で選んだグラフがHistogramまたはBroken Line Graphの場合、ここでStart(グラフを描き始める座標)とWidth(グラフの描画幅)を指定するダイアログが表示されます。それぞれの数値を入力し、を反転させ、Oを押します。
Graphタブでできる操作については、グラフウインドウでの各種操作を参照してください。
一覧がResultsタブに表示されます。dまたはuを使って表示をスクロールできます。
一覧に表示される値の意味は、要約統計量を参照してください。
2変数の統計グラフを描く(散布図や回帰グラフ)
2変数の統計データに基づいて、下記のことができます。
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Scatter Plot(散布図)・xy Line Graph(線図)・Regression Graph(回帰グラフ)を描く
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グラフを描いた後で、要約統計量または回帰モデル情報を一覧表示する
-
回帰グラフを(1)のグラフに重ねて描く*
(1)で散布図を描き、それに重ねて回帰グラフを描くのが一般的です。線図や回帰グラフに重ねて回帰グラフを描くことも可能です。
2変数の統計グラフを描くには
-
計算に使う統計データを入力する。
-
計算に使うデータを入力したセル範囲を選択する。
-
>を押す。
-
Setupタブの1行目を反転させ、Oを押す。
-
Select Typeメニューから、[Draw Statistics Graph](統計グラフの描画)を選ぶ。
-
描くグラフの種類を選ぶ。
-
[Graph1]を反転させ、Oを押す。
-
もう一度Oを押す。
-
メニューから描くグラフの種類を選び、Oを押す。
-
統計データとして使うスプレッドシート上のセル範囲を指定する。
-
[XCellRange]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログに、データとして使うセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[YCellRange]を反転させ、Oを押す。
-
表示されるダイアログに、データとして使うセル範囲を入力し、Oを押す。
-
[Frequency]を反転させ、Oを押す。(Sinusoidal Regression Graph、Logistic Regression Graphを除く)
-
必要に応じて、グラフの色などを指定する。
-
グラフを描くには、>を押す。または、
を反転させOを押す。
-
要約統計量または回帰モデル情報の一覧を表示する。
-
>を押す。
-
下表のとおりに操作する。
-
Oを押す。
-
回帰グラフを描くためのRegression Graphタブに移動するには、>を押す。
-
必要に応じて、回帰グラフを追加する。
-
T > [Draw Regression Graph]を選ぶ。
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表示されるメニューから希望する回帰モデルを選び、Oを押す。
詳しくはデータを入力するを参照してください。
ここでセルを選択せずに、手順3に進んでも構いません。
Select Typeメニューが表示されたら手順5へ、表示されなかったら手順4へ進んでください。
Draw Statistics Graphメニューが、Setupタブに表示されます。

Setupタブの表示が、Graph1の設定メニューに切り替わります。

グラフの種類を選ぶメニューが表示されます。
Mark Type: グラフの種類としてScatter Plot(散布図)またはxy Line Graph(線図)を選択した場合、プロットに使うマークを指定します。
Color: グラフの描画色を指定します。
グラフがGraphタブに表示されます。
Graphタブでできる操作については、グラフウインドウでの各種操作を参照してください。
これを一覧表示するには: |
このメニュー項目を選ぶ: |
---|---|
要約統計量 |
2-Variable(2変数統計計算) |
回帰モデル情報 |
Linear Regression(a+b)(1次回帰(a+b)) |
Linear Regression(a+b)(1次回帰(a+b)) |
|
Med-Med Regression(Med-Med回帰) |
|
Quadratic Regression(2次回帰) |
|
Cubic Regression(3次回帰) |
|
Quartic Regression(4次回帰) |
|
Logarithm Regression(対数回帰) |
|
Exp Regression(a・e^b)(指数回帰(a・e^b)) |
|
Exp Regression(a・b^)(指数回帰(a・b^)) |
|
Power Regression(べき乗回帰) |
|
Sinusoidal Regression(sin回帰) |
|
Logistic Regression(ロジスティック回帰) |
手順(2)で選んだ一覧が、Resultsタブに表示されます。
手順10で回帰モデルの1つを選んだ場合は、そのモデルによる回帰グラフが、手順9で描いたグラフに重ねて描かれます。
手順10で2-Variableを選んだ場合は、手順9で描いたグラフだけがそのまま表示されます。

Regression Graphタブでは、複数の回帰グラフを追加できます。下記のとおり操作します。
選んだ回帰モデルのグラフが追加されます。
(1)、(2)の操作を繰り返すことで、さらに回帰グラフを追加できます。

Regression Graphタブでできる操作については、グラフウインドウでの各種操作を参照してください。
参考
上記手順5のSetupタブのGraph1~Graph3については、複数のグラフ設定を使ってグラフを描くを参照してください。
統計グラフの表示範囲は、描画するグラフに応じて自動的に設定されます。詳しくは、統計グラフの表示範囲設定について(View Window)を参照してください。
SpreadsheetアプリのSettingsメニュー項目
下記はSpreadsheetアプリに特有のSettingsメニュー項目です。
S > [Auto Recalculation] … |
データ入力のたびに自動的に再計算をするか、しないか切り替えます。 |
S > [Edit Box Shows] … |
セルに入力済みの定義式の内容表示を定義式のままとするか、数値とするかを指定します。数値表示を指定した場合でも、編集時は定義式が表示されます。 |
S> [Cursor Moves] … |
セルへのデータ入力や、コピー(またはカット)したセルのペースト先を確定した直後のカーソル移動方向を、下または右のどちらにするか選びます。 |