音色を選ぶ
グランドピアノ音色を含む全鍵盤用の音色18種類と、低音部専用のベース音色1種類を内蔵しています。
-
本機鍵盤部の上側に音色名が記されています。
詳しくは、「鍵盤を使って音色を選ぶ」をご参照ください。
-
1つの音色を選んで鍵盤演奏できるほか、2つの音色を重ねて鳴らしたり（レイヤー）、低音部にベースを割り当てたりすることが可能です。
詳しくは、「2つの音色を重ねる（レイヤー）」、「鍵盤を左右に分けて使う（スプリット）」をご参照ください。
グランドピアノ音色の特徴
下表の各音色をグランドピアノ音色と呼びます。迫力と力強さを兼ね備えており、強弱の表現幅が広く、多くのピアニストから愛される上品で艶のある音です。
|
音色名 |
特徴 |
|
GRAND PIANO CONCERT |
ダイナミックで自然な音色変化をする、フルコンサートグランドピアノ音色です。 |
|
GRAND PIANO BRIGHT |
明るくてクリアなピアノ音色です。 |
|
GRAND PIANO MELLOW |
暖かみがあり落ち着いたピアノ音色です。 |
音色を1つ選ぶ
鍵盤を使って音色を選ぶ
-
「GRAND PIANO」ボタンを押さえたまま、G3～C{5鍵盤のいずれか1つを押します。
-
各鍵盤で選べる音色は、「音色リスト」をご参照ください。
-
音色リストの順番で音色を選ぶ
-
「GRAND PIANO」ボタンを押さえたまま、B2またはC3鍵盤を押します。
鍵盤
設定
B2
前の音色に切り替える（－）
C3
次の音色に切り替える（＋）
タッチボタンで音色を選ぶ
-
「GRAND PIANO」ボタンにタッチします。
-
GRAND PIANO CONCERTの音色が選ばれます。
-
2つの音色を重ねる（レイヤー）
鍵盤演奏時に2つの音色を同時に鳴らすことができます。音色を重ねることから、この使い方をレイヤーと呼びます。先に選んだ音色をUpper1パートの音色、次に選んだ音色をUpper2パートの音色と呼びます。［レイヤー］を＜オン＞にすると、Upper1とUpper2両方のパートの音が同時に鳴ります。
レイヤーをオン/オフにする
-
「GRAND PIANO」ボタンを押さえたまま、C7鍵盤（レイヤー）を押します。
1つの鍵盤でオン/オフの切り替えや、設定値を変更する（操作タイプD）
-
初期値：オフ
|
設定値 |
設定内容 |
|
オフ |
レイヤーをオフにします。 |
|
オン |
レイヤーをオンにします。 |
Upper2パート音色を選ぶ
［レイヤー］が＜オン＞のときに、Upper2パート音色を選ぶことができます。
-
［レイヤー］を＜オン＞にする。
-
「GRAND PIANO」ボタンを押さえたまま、G3～C5鍵盤のいずれか1つを押して、Upper2パートの音色を選びます。
Upper1パートの設定を変える
Upper1パートの音量調節やオクターブシフトができます。
詳しくは、「Upper1パートの設定を変える」、「Upper1パートをオクターブシフトする」をご参照ください。
Upper2パートの設定を変える
Upper2パートの音量調節やオクターブシフトができます。
詳しくは、「Upper2パートの設定を変える」、「Upper2パートをオクターブシフトする」をご参照ください。
鍵盤を左右に分けて使う（スプリット）
低音部専用の音色＜BASS (LOWER)＞を選ぶと、鍵盤の低音部でベースの音を鳴らすことができます。鍵盤全体を左右に分けることから、この使い方をスプリットと呼びます。低音部の音色をLowerパートの音色、高音部の音色をUpper1パートの音色と呼びます。
低音部専用の音色を選ぶ
-
「GRAND PIANO」ボタンを押さえたまま、C{5鍵盤（BASS）を押します。
-
低音部（左側）の鍵盤だけがBASS音色になり、高音部（右側）の鍵盤はそれまで選んでいた音色がそのまま残ります。
-
BASS音色以外の音色を選ぶとスプリットが解除されます。
-
Upper1パートの設定を変える
Upper1パートの音量調節やオクターブシフトができます。
詳しくは、「Upper1パートの設定を変える」、「Upper1パートをオクターブシフトする」をご参照ください。